写真:猫田 しげる
地図を見るお店の間口は狭く、店内はカウンター10席のみ。厨房では女性店主の池(チー)さんが次々とオーダーをさばいていきます。実は池さん、お母様が韓国人というコリアンチャイニーズ。なので、お店の料理は自家製キムチやコチュジャンを使うなど、韓国食材や調味料を巧みに生かしたものばかりです。
写真:猫田 しげる
地図を見る夫の林(リン)さんもお店を手伝います。リンさんもハルピン出身で、2人は中学時代の同級生、とても仲良し夫婦です。ちなみに池さんは日本語が完全ではありませんが、林さんはまるでネイティブのように流暢!
写真:猫田 しげる
地図を見る早速ですがお店の名物はこちら、焼き小籠包7個910円。最近どこででも見かけるようになった料理ですが、祥龍のは凄い!
写真:猫田 しげる
地図を見る自家製の皮に豚肉とネギだけのシンプルな餡を詰め込んで、一度茹でて肉汁を閉じこめてからたっぷりの油で揚げ焼きに。食べると表面カリッ、皮むっちり、カリカリの羽根が香ばしい!
写真:猫田 しげる
地図を見るご覧くださいこの肉汁!食べ方をうっかり間違えると肉汁が皿に流出してしまうので、ちょっと皮だけかじって肉汁を吸い、その後にジューシーな具を堪能しましょう。
写真:猫田 しげる
地図を見るどれも美味しいので全部紹介したいのですが、特に食べてほしいのが「ジンギスカン」。北海道などの鍋スタイルとは違いますが、つまりは羊肉の串焼きです。
写真:猫田 しげる
地図を見るカタマリの羊肉を仕入れてお店で串打ちし、卵液やスパイスの入ったタレに漬け込んで柔らかくします。その後、数種のスパイスとクミンをまぶし、炭火でじっくり焼き上げられています。
写真:猫田 しげる
地図を見るこのジンギスカン、食べ方にルール(?)があります。串には赤身と脂身が交互に串打ちしてあるので、その二つを同時に食べること。そうすることで肉の旨味と脂のジューシー感を同時に味わうことができるんです。
写真:猫田 しげる
地図を見るハルピンの郷土料理もマストオーダーです。こちらは、ハルピン風スペアリブ1250円。豚バラ肉を煮て余分な脂を取り除き、4時間ほどかけて調理。パクチーと八角の香りでちょっとエキゾチックな味わいです。
写真:猫田 しげる
地図を見るハルピン風ソーセージというメニューもあります。八角など様々なスパイスで味付けた肉を自宅で腸詰めしています。風に当てて乾燥させ、半生状態にすることで、味がしっかり染みてジューシーに。写真は突き出し的として提供されたものですが、通常は結構な量で500円。お土産にも良いですね!
写真:猫田 しげる
地図を見る麺料理に見えるこちらは、干し豆腐炒め780円。大豆で作られた麺のような食材は中国にいくつもあり、炒めたり鍋に入れたりして食べます。味がしみやすく、柔らかな食感で喉にスルスルと入りますよ!
写真:猫田 しげる
地図を見るこのお店のポイントが、メニューにはないその日の裏メニューをおすすめしてくれること。常連客に大人気のシュウマイは、豚肉とキクラゲとネギで作った餡を黄色い皮(卵が入っています)で包み、上にカニミソをトッピング。ブリッと弾力があり、1つでかなり食べ応えがあります。
写真:猫田 しげる
地図を見る胃袋炒めも逸品です。「匂いがなくなるまでキレイに洗っているので、ホルモンが苦手な人でも美味しいって食べてくれるよ!」と池さん。濃いめの味付けがビールを呼びます。
写真:猫田 しげる
地図を見る韓国の味わいも楽しみたい人は、この「キムチチャーハン」をぜひシメにどうぞ。池さんが母親から受け継ぐ秘伝のキムチ、辛さと旨味がぎゅっ〜と凝縮してキレがある味わい!目玉焼きを混ぜてマイルドにしながら召し上がれ。
キムチチャーハンは昼も夜もメニューに載っています。800円。
紹介しきれない絶品がまだまだあるのですが、あとはお店に行ってみてからのお楽しみ!事前にリクエストすればメニュー以外の料理はなんでも作ってくれるので、何度行っても飽きることはありません。ランチも680円〜とリーズナブルですが、お店の真髄が味わえるアラカルトをぜひオススメします!
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-9-8
電話番号:080-5789-7999
アクセス:JR・阪神元町駅から徒歩2分
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
猫田 しげる
雑誌編集者&ライターです。京都、北海道、東京で雑誌編集や新聞の地域版記者として、取材や執筆をしてきました。ときにはイクラ作りの取材で鮭1匹さばいて返り血を浴び、ときには採石場で山に発破をかけて爆破し、…
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