写真:てっぴい
地図を見る佐世保市の中心街より車でおよそ50分。まず初めに紹介するのは、標高234mの長串山一帯に整備された「長串山公園」です!毎年4月から5月の時期にかけては、園内に植えられた10万本ものツツジが一斉に花開き、まるでピンクの絨毯のように辺り一帯を埋め尽くすツツジの名所でもあります。
他にも全長100mの長い長ーいローラー滑り台やキャンプ場なども整備されている長串山公園ですが、今回注目して欲しいのは上の写真にもある通り、展望台から望む見事な北九十久島の絶景です!
佐世保市の西の沖合には、「九十九島」と呼ばれる大小208の島々が魅せる素晴らしい景色が広がっていて、冒頭に紹介した「ハウステンボス」や「佐世保バーガー」などと並び、佐世保を代表する観光スポットの1つとなっています。
今回紹介しているのは、そのうち市北西部の海域に広がる「北九十九島」のエリア。展望台から見える景色は、東シナ海の豊穣の海に浮かぶ幾多の島々。まさに圧巻の多島美です!
写真:てっぴい
地図を見る長串山公園の山頂付近から北九十九島を正面に眺めた大パノラマがこちら!北九十九島の主要な島々はもちろんのこと、対岸に浮かぶ平戸島までハッキリと見渡すことが出来ます。
有名な九十久島の展望台である「展海峰」や「弓張岳展望台」などと並んで、“九十九島八景”にも選ばれている長串山公園。大小さまざまな島々が眼前の海を覆う密度の濃い風景を、是非その目で確かめてみてくださいね!
<長串山公園の基本情報>
住所:長崎県佐世保市鹿町町長串
アクセス:西九州道佐々インターより車で約30分
写真:てっぴい
地図を見る東経129度33分、北緯33度12分。続いて紹介するのは、お待ちかねの日本本土最西端「神崎鼻」です!先程紹介した長串山公園からも比較的近く、車でおよそ15分ほど。ここで言う日本本土最西端とは、沖縄などの離島を除く北海道、本州、四国、九州の四島の中での最西端を指しています。
神崎鼻一帯も公園として整備されており、海岸線に設けられた磯の遊歩道を進めば、いよいよ写真上の「日本本土最西端の地」の碑が目の前に...!少し高台になっている広場からは、ご覧の通り雄大な東シナ海の景色を望むことが出来ます。
写真中央にちょこんと浮かんでいる2つの島が上枯木島と下枯木島。奥に見えるのが平戸島です。最西端の地とは言え、あくまで日本本土内の話なので、まだまだ海の向こうにも島が続きますが、1番端っこと言うからには、1度は訪れてみたいもの。
その他の日本本土東西南北端(=北端・宗谷岬(北海道稚内市)、東端・納沙布岬(北海道根室市)、南端・佐多岬(鹿児島県南大隅町))も含めて、全地点踏破にチャレンジしてみるのも面白いかと思います。
写真:てっぴい
地図を見るそして、こちらの神崎鼻で是非もう1つ注目してもらいたいポイントが、こちらの「日本本土最西端の地」のモニュメントが設置された場所です!先の段落で紹介した高台の広場よりも海に突き出た遊歩道にある分、よりダイナミックに海のパノラマを楽しむことが出来ます。
そこから見える景色は神崎鼻の西方に広がる果てしない東シナ海と浮かぶ長崎の島々。水平線の向こうまで西の方角に海が広がるってことはそれってつまり…?そうです!神崎鼻はさすが“日本本土最西端の地”だけあって、夕焼けと夕日の名所でもあるんです!
運が良ければちょうど写真のように、モニュメントのてっぺんに太陽が重なる芸術的な瞬間を拝むことが出来るかもしれません。そしてそのまま、その先の平戸島に沈む感動的な日の入りの瞬間を待ってみるのもおススメです。
<神崎鼻の基本情報>
住所:佐世保市小佐々町楠泊354-1
アクセス:西九州道佐々インターより車で約20分
今回の「日本本土最西端の地」神崎鼻と北九十九島の絶景を望む長串山公園を巡る紹介記事はいかがでしたでしょうか?九州の端の端「本土最西端」と海に大小さまざまな島が浮かぶ光景が美しい「九十九島」。
今回は特にこの2つのテーマに絞って佐世保の観光スポットについて紹介していきましたが、長串山公園の他にも九十九島を望む絶景スポットは佐世保市内にまだまだたくさんあります!「南九十九島」エリアにある「展海峰」や「弓張岳展望台」などは、“九十九島八景”に選ばれるほどの絶景スポットになりますので、余裕があれば是非訪れてみてくださいね。
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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