海の見えるパウダー天国!小樽「朝里川温泉スキー場」

海の見えるパウダー天国!小樽「朝里川温泉スキー場」

更新日:2022/02/21 12:11

大谷 修一のプロフィール写真 大谷 修一 北の風水師、北海道のグルメ・温泉・パワースポットの達人
2022年1月、スキー場の正面に朝里川温泉ホテルを開業してますます便利になった小樽の「朝里川温泉スキー場」。ここは札幌中心部から車で40分、小樽市内からなら15分という利便性に加えて、リーズナブルなリフト料金、良質の雪、そして山頂からの絶景の三拍子がそろい、地元スキーヤー・スノーボーダーたちの“穴場ゲレンデ”となっています。ここでは同スキー場の魅力と合わせて新開業したホテルの情報を紹介します。

山頂エリアでパウダースノーを堪能

山頂エリアでパウダースノーを堪能

写真:大谷 修一

地図を見る

「山頂エリアを滑らずして朝里川温泉スキー場を語るなかれ!」

良質のパウダースノーと天気の良い日に山頂から眺めるオーシャンビューは「豪雪地帯の港町・小樽」でしか味わうことができない魅力です。朝里川温泉スキー場を存分に味わうため朝一番のリフトに乗り込み、山頂エリアまで足を運んでみましょう。

山頂エリアでパウダースノーを堪能

写真:大谷 修一

地図を見る

レッド、グリーン、パープルの3本のリフトを乗り継いで標高660mの山頂に到着。ホコホコのパウダースノーを丁寧にグルーミングした朝里川名物のバーンがスキーヤー・スノーボーダーをお迎えしてくれます。そして眼下に広がる街並みのその先には、純白のゲレンデと鮮やかにコントラストをなすオーシャンブルーの絶景が…。

山頂エリアでパウダースノーを堪能

写真:大谷 修一

地図を見る

山頂のピュアな空気を深呼吸で取り込み、まずは一本。リフト沿いのパープルコースは、標高差230mでその滑走距離は1100m。斜度もスタート地点で最大24度、平均すると15度で、中・上級だけでなく初級の方でもらくらく。

北海道のメジャーなスキー場から比べると人も少なく「ゼロ密」状態なので、コースを独り占めして思いっきり大回りする「わがままカービングターン」も思う存分楽しむこともできます。

山麓まで絶景ダウンヒルを満喫

山麓まで絶景ダウンヒルを満喫

写真:大谷 修一

地図を見る

山頂のパウダーを充分堪能したら、次はパープルリフト乗り場を右に抜け、そのまま山麓に向かって滑って行きましょう。グリーンB、レッドAを経て山麓のセンターハウスに至るまで、全長3キロの「絶景ダウンヒル」を満喫できます。

山麓まで絶景ダウンヒルを満喫

写真:大谷 修一

地図を見る

中腹のグリーンBコースは朝里川穴場ゲレンデの一つ。午後を過ぎてもグルーミングしたてのバーンが至る所に残されており、短い距離ながらバージントラックにシュプールを刻む心地よさは上々です。

ここを降りて左に曲がると山麓のメインゲレンデ・レッドAに、またコース先にあるゴルフ場のクラブハウス方向に直進すれば上級のブルーコースに出ます。そのどちらを滑ってもコース正面に見えるのは小樽の町並みと雄大な石狩湾の絶景。うまくタイミングがあえば沖をゆったりと進む大型フェリーの姿と出会えるかも知れません。

山麓まで絶景ダウンヒルを満喫

写真:大谷 修一

地図を見る

ブルーコースは最大斜度29度の上級コースとなっていますが、雪質も良くしっかり整地されているので、中級レベル以上の方なら滑走は充分に可能。しっかり制動を効かせて急斜面を滑り降りていけば「麓の朝里川温泉街にダイブする」ようなダイナミックな滑りを味わえます。

新設のイエローコースが人気

新設のイエローコースが人気

写真:大谷 修一

地図を見る

2020-21シーズン、センターハウスから山に向かってワイドに広がるイエローコースがオープン。ここに朝里川温泉スキー場では第4のリフトとなる「イエローリフト」が新設されました。

イエローコースはリフト終点からでも最大斜度19度、平均すると15度程度で、基礎練習用にはうってつけです。

新設のイエローコースが人気

写真:大谷 修一

地図を見る

イエローリフトはその途中に中間駅が設置されており、ここからは斜面も緩やか。初心者やゲレンデデビューをするちびっ子たちにとって優しいゲレンデとなっています。

新設のイエローコースが人気

写真:大谷 修一

地図を見る

雪質は良し、リフト代はお手頃、さらに「海を見ながらの絶景クルージング」も楽しめるゲレンデが町の郊外にある…こんな贅沢なスキー場は、まさに北海道の豪雪地帯・小樽ならではと言えるでしょう。

スキーの後は名湯で癒やしの一時を

スキーの後は名湯で癒やしの一時を

写真:大谷 修一

地図を見る

思いっきりスキー・スノボを楽しんだ後は、スキー場の向かいにある「朝里川温泉ホテル」の名湯で疲れた体を癒やしませんか。

かつて「かんぽの宿小樽」として運営されていたこのホテルは2022年1月から当スキー場の経営で新たにオープン。スキー場の利用者は入浴料500円(通常650円)という嬉しい特典付きで日帰り入浴ができるようになりました。

スキーの後は名湯で癒やしの一時を

写真:大谷 修一

地図を見る

温泉の泉質は保湿作用があり、湯冷めのしにくい「カルシウム・ナトリウム一塩化物温泉」。疲れた体を癒やしてくれるだけでなく湯上がり後もお肌の潤いを保ってくれるとのことで、女性陣には人気の温泉です。

開放感溢れる露天風呂に身をゆだねていれば、スキーの疲れもどこへやら。明日もまたハードなバーンに挑戦してみようというパワーが湧き上がってきますよ。

朝里川温泉スキー場の基本情報

住所:北海道小樽市朝里川温泉1丁目394
電話番号:0134-54-0101

ゲレンデコース数:11
リフト:4
初心者用スノーエスカレーター:1
最大斜度:36度
最長滑走距離:3km
コース状況:初級 30%/中級 40%/上級 30%

営業期間:12月上旬〜翌4月上旬(積雪状況により変更あり)
営業時間:平日9:00〜16:00、土休日9:00〜17:00
(ハイシーズンは平日9:00〜17:00、土休日8:00〜18:00)

料金:
リフト1日券 大人3900円、中高生2,800円、小学生2300円、シニア3000円
4時間券 大人3400円、中高生2,600円、小学生1900円、シニア2700円
アフター14(午後2時以降) 大人2600円、小学生1300円、シニア2300円

2022年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2022/02/18 訪問

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -