写真:田中 六花
地図を見るJR大津駅から琵琶湖方面へ徒歩約10分、旧東海道沿いに温かな灯りがもれる「神保真珠商店」。1966年の創業で、祖父と父から三代目の杉山さんがバトンを受け取り、2014年に実店舗をオープンしました。
唯一無二のびわ湖真珠が放つ魅力と、真珠が育つ琵琶湖の環境を守りたいという思いを、さまざまなアプローチで発信。百貨店の催事や人気アパレルとのコラボレーションも多く、それらをきっかけにしたびわ湖真珠ファンが全国各地から訪れています。
写真:田中 六花
地図を見るびわ湖真珠の美しさに直接触れることのできる店内。敷居が高いイメージのある真珠を、気後れすることなくゆっくりと見てもらえるよう心遣いがされています。
アクセサリーのほかに貝を使った雑貨などもあり、びわ湖真珠の魅力が丸ごと感じられる空間です。
写真:田中 六花
地図を見るびわ湖真珠の育つ池蝶貝をモチーフにした「神保真珠商店」のロゴマーク。店主杉山さんが店を構える際に、自分を後押しする気持ちを込めて好きな作家の絵を飾ろうと思い立ったことがきっかけで、思いがつながりオリジナルのデザインが生まれたのだとか。シルクスクリーンの質感がびわ湖真珠の美しさに共鳴しています。
写真:田中 六花
地図を見るびわ湖真珠の養殖は1950年代にまで遡ります。当時は海外輸出ジュエリーとして人気を博していました。その頃の華やかさを伝える海外向けの広告が壁に掛けられています。上品なおしゃれさが時代を超えて引き継がれていること分かります。
提供元:神保真珠商店
https://www.facebook.com/jinbopearls1980年代に入ると環境悪化などによる琵琶湖の水質汚染が、びわ湖真珠の養殖にも多大な影響を与えます。貝が育たない時期が続き生産量は激減。しかし、びわ湖真珠の息を途絶えさせないよう奮闘した生産者たちの努力により、現在は琵琶湖に美しい真珠が戻っています。
写真:田中 六花
地図を見るびわ湖真珠は貝を育てるのに3年、中で真珠が育つまで3年、手に取れる美しい姿になるまでには6年という長い年月を要します。晴れの日も雨の日も人知れず琵琶湖の中で、自然が生み出す時間を凝縮した輝きが育まれています。
貝の表面には、樹木と同じように刻まれる年輪が見られます。
提供元:神保真珠商店
https://www.facebook.com/jinbopearls真珠が美しく見えるという白で統一されたディスプレイに並ぶ、一つとして同じものはないアクセサリー。季節や時期によって並ぶものは変わります。
店主杉山さんが大切にしているのは、消費者目線。従来の真珠販売のイメージを払拭し、背伸びすることなくびわ湖真珠との出会いを楽しみ、その輝きが一人ひとりの思いに重なればと向き合われています。
提供元:神保真珠商店
https://www.facebook.com/jinbopearls神保真珠商店のアクセサリーは、真珠それぞれの個性を生かし、日常使いができ時代に左右されないものをめざし、店主杉山さんが考案。ペンダント・ピアス・リング・ブレスレットなどに加工されたびわ湖真珠はすべてが一点もので、琵琶湖の自然と作り手と届け手の思いがぎゅっと詰まった輝きを放っています。
気になるものがあれば試せますので、気軽に声を掛けましょう。
提供元:神保真珠商店
https://www.facebook.com/jinbopearlsびわ湖真珠には無核真珠と有核真珠の2種類があり、ひと言で真珠とくくれないほどの形・色・照りの違いが魅力です。自分に似合うものを探す楽しみがあり、しまい込むのではなく日々纏うことで気持ちが上がるような存在に。
毎年記念日に一つずつ増やされたり、親子三代に渡って愛用されるなど、時間をかけて愛しまれるびわ湖真珠。自分だけの一粒探してみませんか。
写真:田中 六花
地図を見るびわ湖真珠を知ってもらうために、貝を使って何かできないかと誕生したアイテムたち。
味わいのある貝ボタンは、色味の違いがユニークです。シャツに付け替えたり、アクセサリーにアレンジしたりと使い勝手の良いもの。サイズや形に違いがあるので、お気に入りを選んでみては。
写真:田中 六花
地図を見る貝のキーホルダーには琵琶湖をかたどったものも見られます。奥にはコースターも。独特の表情を持つアイテムは、ちょっと差をつけたい方にぴったり!
写真:田中 六花
地図を見るきちんとしたファッションにも普段着のアクセントにもなる、シンプルなバレッタやヘアゴムはちょっとしたプレゼントにどうぞ。
写真:田中 六花
地図を見るアートディレクターとして知られるKIGIの渡邉良重さんと小説家の福永信さんによる、びわ湖真珠をモチーフにした絵本「しんじゅのこ」。店内でも購入できます。
滋賀の伝統工芸職人とタッグを組んだブランド・KIKOFに携わり、そのつながりで知ったびわ湖真珠の成り立ちに感銘を受けた渡辺さんが紡ぐ物語。付属の解説冊子「びわ湖真珠ができるまで」を読めば、びわ湖真珠をもっと知りたくなること間違いなしでしょう。
写真:田中 六花
地図を見る渡邉良重さんとコラボレーションしてつくられた、びわ湖真珠の貝ボタンを使ったポストカード。
住所:滋賀県大津市中央3丁目4-28 1F
電話番号:077-523-1254
アクセス:JR大津駅から徒歩約10分
定休日:火曜、第2・4水曜、祝日
営業時間:10:00〜18:00
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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