写真:木内 つばめ
地図を見る東京の青山など各地に店舗を構えるSghr スガハラ。創業が1932年という日本を代表するガラス界の老舗ブランドです。その本社および工房があるのが千葉の九十九里。約30名の職人がデザインから製造まで手がけ、幅広いデザインのガラス製品を生み出しています。
Sghr スガハラのガラス製品はハンドメイドにこだわりつつも、デザイン数の豊富さが特徴的。その数はなんと4000種以上にもなります。
写真:木内 つばめ
地図を見るガラスという緊張感のある素材なので、「特別な場のためのもの」というイメージがあるかもしれません。しかし豊富なデザインの中には、個性的だけど使い勝手のいいもの、シンプルだけど洗練されているもの、和食にも洋食にも合うものなど、生活に合わせやすい器もたくさん。身近に使えるデザインのものが多いところも、Sghr スガハラの魅力でしょう。
そして、その暮らしに取り入れたときの状態を体感できるのが「Sghr cafe Kujukuri」。実際に自社オリジナルのガラス食器でおいしい料理を味わえる、Sghr スガハラが運営する唯一のカフェです。
写真:木内 つばめ
地図を見るそれでは、ガラス食器での食事がどのようなものかをたっぷりご紹介していきましょう。
落ち着いた九十九里の本社敷地内にあるSghr cafe Kujukuri。どの季節でも絵になるような白い一軒家がカフェになります。メニューはランチメニュー、ドリンク、スイーツなど数種類。テラス席ではペットを連れて食事することもできます。
まずは運ばれてくるお冷に早くも目を奪われます。人数分のグラスそれぞれが違うというサプライズ!茶せんのような形をした繊細なグラス、手に残る感触が心地よいマットなものなど、まさにテーブルで繰り広げられる展覧会のはじまり。食事を待っている時間も華やぎます。
写真:木内 つばめ
地図を見る前菜、スープと次々にガラスの器で運ばれてくる料理。その器に相応しい料理、あるいはその食材の色がより引き出せる器が抜群のセンスで選ばれています。カトラリーのトレーまでガラスであるところも見逃せません。
写真:木内 つばめ
地図を見るこちらは3種の料理が盛られたプレート。他の素材で仕切りのついたプレートはよく見かけますが、そのガラスバージョンというのはなかなか珍しいですね。瑞々しいガラスによって料理の映え方が見事に変わることを実感します。
パン・フルーツ・ソーセージで朝食プレートに、お刺身・お醤油・薬味をのせて和食に…と、その器を家に迎えた時の使い道を頭の中で広げていく作業もなんとも楽しいものです。
写真:木内 つばめ
地図を見るパスタをすっぽりと受け止める大きめのプレート。重みのあるガラス皿がボリュームのある料理に見事にマッチします。ガラスは冷たいものとの相性が良いという印象がありますが、ガラスの厚みや色を上手に使い分けることによって、温かい料理も生き生きと映し出すという新しい発見も。
写真:木内 つばめ
地図を見るとってもユニークな器がこちら。一見、アロマポットのようにも見えますが、蓋部分のくぼみには温かいスープが注がれています。その蓋を持ち上げると…。
写真:木内 つばめ
地図を見る中から温かなケークサレが登場!すばらしい演出ができる名器です。自宅にゲストを招いて料理を振る舞うことが好きな方には、こういったユニークな食器が1つあるとテーブルがさらに賑わいますね。
写真:木内 つばめ
地図を見る食事のみならず、自家製のスイーツやこだわりのドリンクをいただくことも。もちろんこの時も、惜しみなくガラスの器が使われています。
ガラス食器のインパクトに負けず、1つ1つの料理がとっても丁寧で確かな味であるところも、こちらのカフェの魅力。
さまざまな形のガラス食器で食事をすることで、自分の暮らしに合う器、用途が具体的にイメージできてきます。そして、この経験が食後のショッピングをさらに楽しいものへと導いてくれます。
写真:木内 つばめ
地図を見るカフェと同じ敷地内には、Sghr スガハラの製品を購入できる「Sghr スガハラ ファクトリーショップ」が。自社のガラス製品のほぼ全てを揃えているということもあり、その数に圧倒されます。食器類はもちろん、花器やライトなども。特に料理やインテリアに興味のある方は、見ていて飽きないでしょう。
普段、海外ブランドのガラス食器を利用している方も多いと思いますが、「日本食に合うガラス食器」があるところも国内ブランドならでは。お刺身や夏の麺類といった私たちの生活に欠かせない器がちょうどよいサイズ、そして「なるほど!」というスタイリッシュな姿で見つかります。
写真:木内 つばめ
地図を見る先ほどカフェで利用して気に入ったものを探すのもよし、自分の生活のトーンに合ったものを探すのもよし。また贈り物の予定があるなら、九十九里へのドライブとともにここを訪れるのもいいですね。カフェでの感動的な食事、食卓に変化をもたらすショッピング、そして大切な人へのプレゼント選びと素敵な1日になるでしょう。
ガラスという領域の中で、時には繊細に、時には大胆に料理を引き立ててくれる柔軟な器たち。暮らしを彩るヒントをもらいに訪れてみてはいかがですか?
住所:千葉県山武郡九十九里町藤下797
電話番号:0475-67-1020
営業時間:10:00〜18:00(L.O. 17:30)
※ランチタイム11:30〜14:00
年末年始以外無休(不定休あり)
<Sghr スガハラ ファクトリーショップ>
電話番号:0475-67-1021
営業時間:9:30〜17:30
年末年始以外無休(不定休あり)
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
木内 つばめ
海外旅行は60回以上。おいしい朝食を食べ、ひたすら街を歩き、ときどきカジノで夢を見る……。そんな気ままな大人な旅をしたり、現在は子供連れ・3世代での旅行もエンジョイしてます。たくさん本を読み、いい映画…
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