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写真:塚本 隆司
地図を見る壱岐の島は、国生み神話が記された日本最古の歴史書『古事記』に、伊邪那岐命(イザナギノミコト)・伊邪那美命(イザナミノミコト)の二神が生みだした8つの島のうち、5番目に生まれた島「伊伎嶋(壱岐島)」といわれています。また、中国の歴史書『魏志倭人伝(ぎしわじんでん)』には、「一支国(いきこく)」として登場し、紀元前2〜3世紀から紀元3〜4世紀(弥生時代〜古墳時代初め)にかけ栄えた国でした。
近年の調査により、王都として確定されたのが「原の辻(はるのつじ)遺跡」です。東西・南北ともに約1km四方に広がり、幾重にも堀を巡らせた多重環濠集落だったことがわかっています。
※写真は壱岐市立一支国博物館の展望フロアから見た原の辻遺跡(上)と立体地図(下)
写真:塚本 隆司
地図を見る王都「原の辻遺跡」の東方(写真では左下)にある入江が、パワースポット小島(こじま)神社がある内海湾(うちめわん)です。日本遺産(国境の島 壱岐・対馬・五島 ~古代からの架け橋~)の構成文化遺産のひとつで、今は静かで自然あふれる風景が広がっています。
古代船(貿易船)は、湾に浮かぶ島(青島、赤島)で荷を小舟に移しかえ、壱岐の島最大の河川・幡鉾川(はたほこがわ)を経由して王都へと運んでいました。
写真:塚本 隆司
地図を見る内海湾内に「神が宿る島」と崇められている小さな島「小島」があり、ここに建つ「小島神社」が「日本のモンサンミッシェル」「壱岐のモンサンミッシェル」と呼ばれているパワースポットです。
写真:塚本 隆司
地図を見る小島神社は、壱岐に多くある神社の中でも代表的なパワースポット。干潮時に参道が現れ、その神秘的な風景が尊ばれています。
潮の時間を調べてから訪れたい小島神社ですが、満潮時と重なった場合は、岸壁にある小さな社に参拝できます。
写真:塚本 隆司
地図を見る島全体が神域なので、小石ひとつ、小枝1本であれ、島の外に持ち出してはなりません。自然に守られ、干潮時しか参道が現れない神秘さももちろんですが、「恋愛成就」「商売繁盛」「五穀豊穣」「航海安全」など、多くの願いをかなえてくださる御祭神が祀られています。
命がけで航海をしていた古代船乗組員たちも、きっと手を合わせていたに違いありません。
写真:塚本 隆司
地図を見る参道に向かう石畳には、ハートの石がいくつかあります。見つけると気分もあがりますね。
御朱印は、宮司さんのご都合で受けられない場合がありますので、必ず事前に電話で予約をすること。小島神社に社務所はなく、車で7、8分のところにある寄八幡神社の社務所でいただけます。(高御祖神社、兵主神社の御朱印も受けられます)
<小島神社の基本情報>
住所:長崎県壱岐市芦辺町諸吉ニ亦触1969番地
電話番号: 0920-45-1263(御朱印予約)
アクセス:芦辺港から車で7分
写真:塚本 隆司
地図を見る内海湾は、真珠の養殖に適していたため、島の産業のひとつになっています。
小島神社からすぐ、内海湾の景色が望める気持ちの良い場所にあるのが、真珠養殖を手掛ける山本真珠有限会社の直営店「内海湾工房」。ネックレスやブレスレット、イヤリングなど、真珠を使ったアクセサリー作りが体験できます。
邪気を払い、持ち主を守るといわれる真珠。パワースポット小島神社がある湾で生まれた真珠と神秘的なパワーとの繋がりを思えば、特別なアクセサリーになること間違いありません。
「内海湾工房」と同じ場所に、内海湾の海の幸などが味わえる店「カキハウス内海湾」があります。山本真珠有限会社は、内海湾で牡蠣の養殖もおこなっているのです。
写真:塚本 隆司
地図を見る良質の真珠が採れるこの地で、牡蠣の養殖が始まったのは2013年頃。栄養価の高い牡蠣と小島神社のご利益にあやかり、長寿牡蠣と名付けられました。内海湾の豊かな環境が養殖に適し、1年で大きくなるので牡蠣の産地として注目されています。
特徴は、輝くような色艶と濃いうまみ。
写真:塚本 隆司
地図を見る牡蠣シーズンは採れたての牡蠣を、シーズンオフでも冷凍牡蠣があるので年中営業。他にもサザエやヒオウギ貝、壱岐牛などメニューは豊富です。
12月、1月限定ですが、アコヤ貝の貝柱の串焼きが大人気。真珠養殖をしている「カキハウス内海湾」だから出せる逸品で、人気すぎて島外には出回らないため、ここでしか味わえません。夏は、ワタリガニや天然ウナギ、イカなど壱岐の旬が味わえるのも魅力です。
壱岐の島の恵みを存分に味わえます。
写真:塚本 隆司
地図を見る訪れたなら是非とも食べて頂きたいのが「長寿牡蠣だし内海うどん」。麺は特別なものではありませんが、長寿牡蠣を使ったオリジナルダシのいい香りと風味に驚きます。写真の具材は、壱岐のアオサとアコヤ貝の貝柱。
写真:塚本 隆司
地図を見るうどん椀も見事です。その名も「うちめわん」。素人仕事といいながらも、温かみがありホッとさせられます。
写真:塚本 隆司
地図を見る注目は椀の内側で、食べ進めると小島神社が現れ、ダシを飲み干せば参道までも現れます。アットホームな雰囲気もあり、旅を楽しくしてくれる店です。
もちろん行って食べることがおすすめですが、牡蠣シーズンには公式サイトやふるさと納税で長寿牡蠣を注文することができます。送料は別ですが、1キロ1000円と安さも魅力。牡蠣好きだけど、壱岐の島まで行くには遠いかなと感じている人に、ぜひ食べて頂きたい味です。
うどんダシに使われていた「長寿牡蠣だし」も取り寄せができます。うどんだしは、長寿牡蠣だしと水を1:9で薄めただけ。家庭でも同じ味わいが楽しめます。
他にも、鍋料理やおでん、スペアリブなどにも使える万能調味料。長寿牡蠣と壱岐産のカツオや昆布、椎茸、煮干しで作られた壱岐産100%の調味料です。
シリーズ品に、長寿牡蠣を美味しく食べるための「牡蠣ゆずポン酢 島ぽん」や壱岐牛を美味しく食べるための「長寿牡蠣だし入り 焼肉のたれ」もあります。
<カキハウス内海湾の基本情報>
住所:長崎県壱岐市芦辺町諸吉南触111-2
営業時間:11時〜22時
定休日:水曜日(予約があれば営業)
電話番号:090-8417-5222
営業時間・定休日は変更となる場合あり
写真:塚本 隆司
地図を見る壱岐の島は、古代ロマンや国境の島としての歴史、島の環境がもたらす食材の宝庫。小島神社や島中央あたりにある月讀(つきよみ)神社などのパワースポットを巡りながら、島のグルメで心も体も元気になれます。
住所:長崎県壱岐市芦辺町
アクセス:芦辺港から車で約7分、壱岐空港から車で約15分(ともに小島神社までの時間)
電話番号:0920-47-3700(一般社団法人壱岐市観光連盟 旅行窓口、平日8:30〜17:15)
内海湾周辺の主な観光スポット:原の辻遺跡、壱岐市立一支国博物館、はらほげ地蔵、青島公園など
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:長崎県
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(2021/4/15更新)
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