写真:江田 由衣
地図を見る世界遺産であるマチュピチュには、遺跡近くから登れる山が2つあります。1つは、マチュピチュ遺跡の背景によく写っているワイナピチュ山で、もう1つがマチュピチュ遺跡の語源ともなったマチュピチュ山です。
マチュピチュ山は、世界遺産であるマチュピチュを挟んでワイナピチュと対峙する山であり、標高は3061m。山頂からは、マチュピチュ遺跡はもちろんのこと、ワイナピチュやウルバンバ川、周辺を取り巻く山々が一望できます。
写真:江田 由衣
地図を見るワイナピチュ山とマチュピチュ山にはそれぞれ入山規制があり、事前にチケットの購入が必要です。クスコやマチュピチュ村など現地でも購入できますが、観光のピーク時には売り切れていることも多いです。事前に訪問日が決まっている場合は日本からインターネットで購入しておくことをおすすめします。
登山時間もいくつかの時間帯から選ぶことができますが、おすすめは早朝です。マチュピチュ山は日向を歩くことが多いので、日が高くなる前に登ると暑さ予防になりますよ。
写真:江田 由衣
地図を見るマチュピチュ山登山は、難易度が高めの山です。急勾配が続き、ほとんどの道のりは硬い石段をひたすら登る行程です。健脚の人でも、往復2時間半はかかるとみておきましょう。
また、遺跡見学のついでの登山とあなどることなく、事前にしっかり登山準備をしておく必要があります。日向を歩くことが多いので帽子や日焼け止めは必ず持参し、天候が心配な場合は、必ず雨具を持って行きましょう。歩きやすい服装と履き慣れたトレッキングシューズも必須です。飲み水や飴など、簡易にエネルギー補給できるものも持参することをおすすめします。
写真:江田 由衣
地図を見る急勾配を登りきると、頂上には絶景が広がります。眼下にはマチュピチュ遺跡の全貌が見え、改めて不思議な場所に建築された遺跡であることを感じることでしょう。近くで見るよりも、より遺跡の神秘性が感じられます。
頂上には簡単な東屋があり、椅子に座って休憩できるスペースがあります。天気のいい日には、ウルバンバ川や周囲の山々も見渡せるので、ゆっくりと疲れを癒しましょう。標高が書かれた木札もあり、観光客で賑わっています。
写真:江田 由衣
地図を見る頂上の景色を堪能したあとは、下山です。今度は急勾配の石階段を下るため、自分のペースでゆっくりと下りましょう。途中登山者とすれ違う際には、必ず登る人を優先します。眼下にはいつもマチュピチュ遺跡が広がっているので、途中顔をあげて風景を堪能しながら下山するのがおすすめです。
膝が不安な人は、落ちている太めの木の枝や登山用ストックを活用して下山しましょう。
チケット購入場所:クスコ市内各旅行会社、マチュピチュ村観光案内所、インターネット
アクセス:マチュピチュ遺跡の見張り小屋から南側にある太陽の門方向へ進むと、登山受付窓口がある
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
江田 由衣
北海道札幌市在住の旅好き主婦です。現在はフリーライターとして活動しています。大学生からバックパッカー旅にはまり、今では海外渡航数も80回を超えるまでに。新婚旅行では、夫と2ヶ月をかけて南米周遊旅を楽し…
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(2025/2/14更新)
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