リスボン西部「ベレン地区」で大航海時代にタイムスリップ!

リスボン西部「ベレン地区」で大航海時代にタイムスリップ!

更新日:2021/02/04 13:46

かもた のぞみのプロフィール写真 かもた のぞみ 1人女子旅サポーター、路地裏探検隊、ワールドキャラバン
ヨーロッパでも有数の人気観光都市、リスボン。そんなリスボン中心部から日帰りで訪れることができる「ベレン地区」をご存じですか?かつて航海士たちは、ここから世界中に旅立っていきました。ポルトガルが栄華を極めた大航海時代の面影を感じるベレン地区で、歴史探訪を楽しみましょう。


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美しい白亜の世界遺産「ジェロニモス修道院」

美しい白亜の世界遺産「ジェロニモス修道院」

写真:かもた のぞみ

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ベレン地区を訪れる際、絶対に見逃せないのがジェロニモス修道院。1983年には、ベレンの塔とあわせて世界遺産に登録されています。大航海時代真っただ中の1502年に着工され、最終的な完成までに300年以上の年月を費やしました。香辛料交易で得た莫大な富を惜しげもなくつぎ込んだ修道院は、ポルトガルが誇る建築の一つです。

美しい白亜の世界遺産「ジェロニモス修道院」

写真:かもた のぞみ

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ポルトガルを大航海時代の覇者へと押し上げたエンリケ航海王子や、インド航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマの偉業を称えて建設された修道院は「マヌエル様式の宝石」ともいわれ、当時のポルトガルの豊かさを存分に感じることができます。錨・サンゴ・貝など、海や船に関連したモチーフをふんだんに用いたマヌエル様式はポルトガル独自のもので、繊細な彫刻が特徴的です。

美しい白亜の世界遺産「ジェロニモス修道院」

写真:かもた のぞみ

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ジェロニモス修道院の一番の見所は、55メートル四方の中庭を囲む2階建ての回廊。緻密な彫刻が施された柱の数々はため息が出そうなほど美しく、忘れられない光景になることでしょう。

週末や長期休暇中には、入場するのに長時間並ぶことが予想されます。チケットの購入とあわせて午前中早めに行かれることをおすすめします。

<基本情報>
住所:Praca do Imperio 1400-206 Lisboa
電話番号:+351-213-620-034
営業時間:10:00〜17:00(月曜定休)
アクセス:市バス714、729番またはトラム15番を利用
モステイロ・ドス・ジェロニモス(Mosteiro dos Jeronimos)から徒歩1分

修道院隣接の「サンタ・マリア・デ・ベレン教会」

修道院隣接の「サンタ・マリア・デ・ベレン教会」

写真:かもた のぞみ

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ジェロニモス修道院に隣接しているサンタ・マリア・デ・ベレン教会も必見です。ヤシの木をモチーフにした巨大な柱に支えられた大聖堂は天井が高く、荘厳な雰囲気ながら解放感があります。まるで森の中にいるみたい!心地よい光が差し込むステンドグラスや、葉のような天井の装飾が印象的で、どこかサグラダファミリアを思わせる雰囲気もあります。

修道院隣接の「サンタ・マリア・デ・ベレン教会」

写真:かもた のぞみ

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教会内にはマヌエル1世とヴァスコ・ダ・ガマ、そして詩人ルイス・デ・カモンイス3人の棺が安置されています。棺を彩る美しい装飾は、こちらもマヌエル様式。
ヴァスコ・ダ・ガマの石棺は、帆船や地球儀など航海士らしいモチーフで飾られており、大変美しいです。歴史上の偉人が目の前に眠っていると思うと不思議な気持ちになりますね。

ジェロニモス修道院の回廊を見学するにはチケットが必要ですが、サンタ・マリア教会は無料で入ることができます。ミサなどが行われている場合は入れないこともあるのでご注意を。

<基本情報>
住所:R. dos Jeronimos 3, 1400-209 Lisboa
電話番号:+351-213-620-004
営業時間:9:30〜13:00、15:00〜18:00(土日定休)
アクセス:市バス714、729番またはトラム15番を利用
モステイロ・ドス・ジェロニモス(Mosteiro dos Jeronimos)から徒歩1分

海洋国家ポルトガルを代表する人物が勢ぞろい「発見のモニュメント」

海洋国家ポルトガルを代表する人物が勢ぞろい「発見のモニュメント」

写真:かもた のぞみ

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海洋国家ポルトガルの立役者、エンリケ航海王子の没後500年を記念して1960年に建造された「発見のモニュメント」。思いがけない大きさと迫力に、間近でみると驚いてしまうほど。そんな立派なモニュメントにはエンリケ航海王子を先頭に、当時の王、探検家、航海士、宣教師など大航海時代に名を馳せた32名の像が並んでいます。

海洋国家ポルトガルを代表する人物が勢ぞろい「発見のモニュメント」

写真:かもた のぞみ

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中は歴史博物館になっているほか、エレベーターで頂上の展望台へ上ることができます。展望台からは、モザイクタイルの世界地図の全貌を見ることができるので、時間があればぜひ上ってみてくださいね。この地図には、大航海時代にポルトガルが到達した場所と年代が記されています。いかにポルトガルが影響力を持っていたのかを感じることができるのではないでしょうか。

<基本情報>
住所:Av. Brasilia, 1400-038 Lisboa
電話番号:+351-213-031-950
営業時間:11:00〜17:00(土日は〜18:00)
アクセス:市バス714番、729番またはトラム15番を利用
モステイロ・ドス・ジェロニモス(Mosteiro dos Jeronimos)から徒歩10分

旅立つ船を見守ってきた世界遺産「ベレンの塔」

旅立つ船を見守ってきた世界遺産「ベレンの塔」

写真:かもた のぞみ

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発見のモニュメントから10分ほど歩くと、テージョ川に浮かぶ「ベレンの塔」が見えてきます。青空に映える白大理石の塔は、もともとテージョ川を行き交う船の監視のために建てられました。

砲台やのぞき窓など要塞らしさをあちこちに感じる塔は、優美な見た目とは裏腹にとても実用的。塔の地下部分は、満潮時になると水が流れ込んでくる造りになっていて、かつては政治犯を収容していたこともあるのだとか。少し恐ろしいエピソードが残る塔は、世界遺産に登録されたのも納得の重厚な雰囲気です。

旅立つ船を見守ってきた世界遺産「ベレンの塔」

写真:かもた のぞみ

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最上階のテラスからは、テージョ川とその先の大西洋を見渡すことができます。ヴァスコ・ダ・ガマをはじめとした航海士たちがここから旅立っていったと思うと、とてもロマンを感じますね。ベレンの塔周辺は公園になっているので、ゆっくりピクニックをするのもおすすめです。

先述の発見のモニュメントからベレンの塔までは、川沿いに歩道が整備されているので、ぜひゆっくりお散歩してみてくださいね。

<基本情報>
住所:Av. Brasilia, 1400-038 Lisboa
電話番号:+351213620034
営業時間:10:00〜17:30(入場は30分前まで)
アクセス:トラム15番を利用
ラルゴ・ダ・プリンセーザ(Lg.Princesa)から徒歩6分

「ベレン地区」は歴史を感じられる見所たくさん!

大航海時代の歴史にたっぷり触れることができるベレン地区をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?リスボン中心部からは、路面電車やバスで30分程度とアクセスも抜群です。ここでは紹介しきれませんでしたが、他にも海洋博物館や馬車博物館、ベレン宮殿、各種庭園など他にも見所がたくさんのベレン地区。ぜひリスボン滞在中に足を延ばしてみてくださいね。

2021年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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