建築家の作風毎に巡る!ブリュッセル「アールヌーヴォー建築」

建築家の作風毎に巡る!ブリュッセル「アールヌーヴォー建築」

更新日:2021/04/14 09:22

Miyuki Sakaiのプロフィール写真 Miyuki Sakai フリーランス(美容家、現地ガイド、ベルギービール愛好家)
ベルギーの首都ブリュッセルは、アールヌーヴォー建築発祥の地としても知られています。アールヌーヴォー建築とは、19世紀末、植物や流れるような曲線をモチーフとした要素を取り入れた建築様式で、当時大流行しました。市内の観光案内所で入手できるアールヌーヴォー散策マップでは、ブリュッセル市内だけで150軒以上の家の外観を見学出来ますが、今回は4名の建築家を厳選し、作風毎にサクッと巡る散策のご紹介です。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)

巨匠「オルタ」は見逃せない!

巨匠「オルタ」は見逃せない!

写真:Miyuki Sakai

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初めてのアールヌーヴォー見学、または世界遺産に興味のある方は、やはり巨匠オルタ/Victor Hortaの建築にターゲットに絞るのはいかがでしょうか。彼自身の家(オルタ邸兼アトリエ)は現在「オルタ美術館/Musee Horta」として、内部も一般公開されており、また世界文化遺産にも登録されています。内部は細部までなめらかで、日光を取り入れたアールヌーヴォー全盛期を感じられる造りとなっており、オルタのこだわりが感じられる邸宅となっています。

<基本情報>
住所:Rue Americaine 25, 1060 Bruxelles
電話番号:+32-2543-04-90
アクセス:ブリュッセル中央駅からトラムと徒歩で20分程度

巨匠「オルタ」は見逃せない!

写真:Miyuki Sakai

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この近辺には、写真の「タッセル邸」や「ソルヴェー邸」などオルタが手掛け、世界文化遺産にも登録されている邸宅があります。「ソルヴェー邸」は2021年より内部訪問が可能となりましたが、「タッセル邸」は通常外観のみの見学となっています。ただ外見だけでも他の住宅と比較すると、キラッと光る上品なセンスが窺えます。せっかくでしたらオルタ美術館と合わせて、この地区のオルタ巡りをされるもおススメです。

<基本情報>
住所:Rue Paul Emile Janson, Ixelles Belgium
アクセス:
ブリュッセル中央駅からトラムと徒歩で20分程度
オルタ美術館からは徒歩で10分程度

ちょっと複雑で個性的なものをお好みなら「ギュスターヴ」

ちょっと複雑で個性的なものをお好みなら「ギュスターヴ」

写真:Miyuki Sakai

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ちょっと複雑で個性的なアールヌーヴォーの家をお好みでしたら、ギュスターヴ/Gustave Strauvenの作品の家を訪ねてみるのはいかがでしょうか。中でもEU本部から程近い場所にあるSquare Ambiorix周辺は、治安も良く、ギュスターヴが手掛けた家が6軒程あり、観光客の方にもおススメです。写真のSint-Cyr家は彼の傑作としてよく知られるこの地区のランドマーク的な存在となっています。

<基本情報>
住所:Square Ambiorix 11 1000 Brussel
アクセス:ブリュッセル中央駅からメトロと徒歩で15分程度

ちょっと複雑で個性的なものをお好みなら「ギュスターヴ」

写真:Miyuki Sakai

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このように彼の作品は、一般の民家の通りに並んでいても、「あれ、ちょっと個性的で目立つ!」と思わせる建築作品となっています。
オルタの事務所で働いた経験と彼独自の感性で造り上げた作品は一見の価値があり!

<基本情報>
住所:Rue Luther 28, 1000 Schaerbeek
アクセス:Sint-Cyr家から徒歩で5分程度

華やかなグラフィックなら「アーネスト ブレロ」

華やかなグラフィックなら「アーネスト ブレロ」

写真:Miyuki Sakai

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華やかで女性らしいグラフィックをお好みであれば、アーネスト ブレロ/Ernest Blerotの建築はいかがでしょうか。彼の作品は主に、3か所に集まっていますが、その中でも「Saint Boniface 広場」周辺は、集合建築となっており、彼のグラフィックを幾つも見ることができます。ブリュッセル中心部から徒歩20分位で訪れることができる賑やかな場所ですが、昼間の訪問をおススメいたします。

華やかなグラフィックなら「アーネスト ブレロ」

写真:Miyuki Sakai

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建物には彼のアーティスティックなサインが記されていることもあり、グラフィックと共にこちらも見逃せません!

<基本情報>
住所:Rue E. Solvay 20, 1050 Ixelles
アクセス:ブリュッセル中央駅から徒歩で20分程度

オルタと同志「ポール アンカー」

オルタと同志「ポール アンカー」

写真:Miyuki Sakai

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オルタと親交が深く、彼と共にアールヌーヴォー建築を代表するポールアンカー/Paul Hankarの住居も大変素敵です。こちらは、すでにご紹介した、段落1(写真2枚目)オルタの「タッセル邸」と同時期に建設されているのも興味深いといえるでしょう。「タッセル邸」とともに最初のアールヌーヴォー建築とされており、オルタ邸からもほど近い場所にあります。

<基本情報>
住所:Rue Defacqz 71, 1060 Saint-Gilles, Belgium
アクセス:
ブリュッセル中央駅からトラムと徒歩で20分程度
オルタ美術館からは徒歩で7分程度

オルタと同志「ポール アンカー」

写真:Miyuki Sakai

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ポールアンカーの住居と同じ通り沿いにある彼の作品も見逃せません。この通りの並びの家をよく観察しながら歩いていると、一際目に付く美しいポールアンカーの建築がありますので、こちらも是非ご覧いただきたい作品となっています。

<基本情報>
住所:Rue Defacqz 48, 1050 Ixelles, Belgium
アクセス:
ブリュッセル中央駅からトラムと徒歩で20分程度
ポールアンカーの住居から徒歩で2分程度

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2021年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/11/06−2021/02/05 訪問

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