プリンや緑色のたい焼きも!静岡島田で川根茶スイーツめぐり

プリンや緑色のたい焼きも!静岡島田で川根茶スイーツめぐり

更新日:2021/03/20 12:01

麻生 のりこのプロフィール写真 麻生 のりこ 元観光バスガイド、ご当地マンホーラー
お茶処・静岡県では、緑茶スイーツを味わうのも楽しみのひとつ。今回紹介する大井川上流域に育つ川根茶は、プリンやたい焼き、お茶羊羹などの和洋菓子に使われています。
大井川沿いの茶畑はその形状から段々茶畑とも呼ばれ、萌芽の季節は萌黄色に染まります。旅行途中の休憩やお土産に、川根茶スイーツを召し上がれ。

川根茶ラテは「cafeTRUNK」で

川根茶ラテは「cafeTRUNK」で

写真:麻生 のりこ

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全国の茶品評会で何度も入賞した川根茶は、口に含んだ時に広がる爽やかな香りと、その後の旨味が特徴です。南アルプスに源を発した大井川の流域で、川霧や山間地特有の寒暖差などを受けて育ちました。
秋から冬季には、ご覧の様に茶樹の刈り取りが行われた茶畑をあちこちで見ることが。こうすると茶樹が若返るので、翌年の新芽の生育状況が良くなるのです。

川根茶ラテは「cafeTRUNK」で

写真:麻生 のりこ

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今回ご紹介する川根茶スイーツは、和洋さまざま。どのスイーツも、地元が誇る川根茶をふんだんに取り入れています。

こちらは「山関園製茶・いっぷく茶処やませき」の駐車場内にある、「cafeTRUNK」のkawane茶ラテです。
飲んだ最初はミルクの味が濃く感じられるかもしれませんが、次第に川根茶の優しい味わいが口中に広がります。ハート型のラテアートも可愛らしいですね。

川根茶ラテは「cafeTRUNK」で

写真:麻生 のりこ

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どこか懐かしい雰囲気が漂う店内では、ドリンク以外にもガパオライスなどの軽食がいただけます。木のぬくもりが感じられる外の席は、犬連れの方もOKなのが嬉しいポイント。

<基本情報>
住所:静岡県島田市川根町身成3533(山関園製茶・いっぷく茶処やませき駐車場内)
電話番号:080-8976-9636
アクセス:大井川鐵道・家山駅から約2キロ / 新東名高速道路「島田金谷」I.Cから約17キロ
定休日:火・水曜日
駐車場:あり(無料)

売り切れご免!「加藤菓子舗」の川根茶大福

売り切れご免!「加藤菓子舗」の川根茶大福

写真:麻生 のりこ

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メルヘンチックが外観が目を惹く「加藤菓子舗」の名物は、なんといっても川根大福!県外からのリピーターも多く、売り切れてしまうこともあるそう。

売り切れご免!「加藤菓子舗」の川根茶大福

写真:麻生 のりこ

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やや小ぶりの川根大福は白と抹茶の2種類です。柔らかい求肥に包まれた生クリームとこし餡のバランスは、まさに絶妙! 抹茶味の大福は皮とクリームに川根茶を使用しています。お土産用には保冷剤付きのものをどうぞ。

売り切れご免!「加藤菓子舗」の川根茶大福

写真:麻生 のりこ

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店内ではチーズケーキや水ようかん、川根茶ぷりんなども販売しています。

「川根大福を食べる時には川根茶を淹れたいな」という方は、加藤菓子舗から北へ50メートルほどのところにある、川根茶専門店の「山関園製茶・いっぷく処やませき」へ。
過去に川根茶品評会で優秀賞を受賞した同店の川根茶は種類も豊富。川根茶×川根大福の組み合せを一度お試しあれ!

<基本情報>
住所:島田市川根町身成3530-5
電話番号:0547-53-2176
アクセス:大井川鐵道・家山駅から約1.8キロ/ 新東名高速道路「島田金谷」I.Cから約16.5キロ
定休日:月曜日 / 第1月曜・火曜日は連休
※月曜日が祝日の場合は営業、翌日の火曜日休み
駐車場:あり(無料・5台)

川根茶プリンが美味しい「せせらぎの郷」

川根茶プリンが美味しい「せせらぎの郷」

写真:麻生 のりこ

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「せせらぎの郷」は大井川に架かる塩郷の吊り橋のすぐ近くにある小さなカフェ。
こちらで人気なのは、ペースト状にした地元・中川根町産の茶葉を用いた川根茶プリンです。優しい色合いのプリンからは、川根茶の味がほのかに感じられるでしょう。

川根茶プリンが美味しい「せせらぎの郷」

写真:麻生 のりこ

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プリン以外にも五平餅やおでん、ソフトクリームなどがあるので、旅行途中の休憩にぴったり! 店舗奥にはトイレもありますよ。夏季にはかき氷も登場。店舗から奥へ徒歩約2分のところにある夫婦滝への散策もお勧めです。

川根茶プリンが美味しい「せせらぎの郷」

写真:麻生 のりこ

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目印はあざやかな萌黄色をした店舗外観です。すぐそばに大井川鐵道が走っているので、川根茶プリンを食べながらSLを見ることも。外にあるテーブル席の利用も可能です。

<基本情報>
住所:静岡県榛原郡川根本町下泉1931
電話番号:0547-56-1588
アクセス:大井川鐵道・塩郷駅から徒歩約2分/ 新東名高速道路「島田金谷」I.Cから約24キロ
定休日:不定休
駐車場:あり(無料)

「たいやきや」で味わう新緑色の川根たい焼き

「たいやきや」で味わう新緑色の川根たい焼き

写真:麻生 のりこ

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鮮やかな新緑色をしたたい焼きが食べたくなったら、「たいやきや」へ。抹茶と川根茶を使用した皮は、中を割っても鮮やかな緑色しています。あんこは北海道産の小豆を使用。甘さ控えめな仕上がりで川根茶の風味豊かな皮と合い、何枚でもイケちゃうかも!?

「たいやきや」で味わう新緑色の川根たい焼き

写真:麻生 のりこ

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たいやきやでは、こちらのおでんも人気です。美味しさの秘密は、創業時から続く継ぎ足しの醤油だし。今から半世紀以上前の昭和36年(1961年)からずっと受け継がれています。持ち帰りはもちろん、入り口付近と奥にあるイートインスペースで食べてもOK。

「たいやきや」で味わう新緑色の川根たい焼き

写真:麻生 のりこ

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たいやきやは国道473号線沿いではなく、少し東側の奥まったところにあるため、分かりにくいかもしれません。目印は国道沿いの理容店前を東へ折れ進むと左手に見える緑色の提灯。駐車場はそこから30メートルほど先にあります。

<基本情報>
住所:静岡県島田市川根町家山668-3
電話番号:0547-53-2275
アクセス:大井川鐵道・家山駅より徒歩約3分/ 新東名高速道路「島田金谷」I.Cから約15キロ
定休日:木曜・第3日曜(定休日は変更する場合あり)
営業時間:10:30〜15:30
駐車場:あり(無料・5台)

下から押し出す「菓子処 三浦」のお茶羊羹

下から押し出す「菓子処 三浦」のお茶羊羹

写真:麻生 のりこ

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「菓子処 三浦」のお茶羊羹は、茶壷をイメージした円筒の紙筒入り。川根茶とセットで販売されることがあるため、カタログ等で見かけた方もいるのでは。羊羹の種類は、お茶羊羹と栗入りお茶羊羹、柚子羊羹、焼きいも羊羹。さらに夕秋穂(小豆羊羹)の5つです。

下から押し出す「菓子処 三浦」のお茶羊羹

写真:麻生 のりこ

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お茶羊羹の食べ方は意外と簡単。円筒の上蓋を取り紙筒を底から押し出して、好きな分だけ楽しめます。粉末状にした川根茶をふんだんに練り込んでいるので、川根茶の新芽の風味が損なわれることなく味わえますよ。
川根地方は静岡県内最大の柚子産地。柚子の風味が広がる柚子羊羹も人気です。

下から押し出す「菓子処 三浦」のお茶羊羹

写真:麻生 のりこ

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店内にはお茶羊羹のほか、どら焼きや急須もなか、桃山餡に栗を一粒入れた四季栗などの和菓子や、お茶の葉の形をした茶っぱいなどの洋菓子も並んでいます。

<基本情報>
住所:静岡県島田市川根町家山717-5
電話番号:0547-53-2073
アクセス:大井川鐵道・家山駅から徒歩約10分 / 新東名高速道路「島田金谷」I.Cから約15キロ
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
駐車場:あり(無料)

川根旅行の休憩に、お土産に。川根茶スイーツを!

四季折々の里山風景が懐かしさを感じさせる川根路では、あちらこちらで茶畑を見ることができます。家山地区周辺などでは段々茶畑を見ることも。
川根旅行の休憩に、またお土産に。銘茶の誉れ高い川根茶を使用した、川根茶スイーツをご賞味あれ!

2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/12/04−2020/12/05 訪問

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