写真:安藤 美紀
地図を見る「星野リゾート 界 霧島」の大きな特徴は、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」の中で唯一、“絶景”をうたっている施設だということ。
宿があるのは、野生の鹿やうさぎが駆け回る「霧島錦江湾国立公園」の中。スカイツリーとほぼ同じ標高約630mにあり、ここに身を置くだけで自律神経が刺激されて、転地療養の効果があります。
写真:安藤 美紀
地図を見る霧島といえば、神話の町と大自然が織りなす一大パワースポット。「星野リゾート 界 霧島」も、神話の世界をインテリアに取り入れています。
たとえば、フロントで目を引く、細長い9本の棒が刺さったオブジェは、神話「天孫降臨」に出てくる「逆鉾(さかほこ)」と、地上に降りた9人の神様がモチーフ。
ほかにも、薩摩焼の茶香炉で霧島茶を炊いていたり、桜島の火山灰を用いたコーヒーカップをトラベルライブラリーで使うなど、自然に鹿児島の歴史や文化に触れられるので、ぐっと親しみがわいてきます。
写真:安藤 美紀
地図を見るチェックインは15時から。部屋の鍵を受け取ると、キーホルダーのボタンの美しさに目を奪われます。
このボタンは、幕末に生まれて一旦は途絶えたものの、平成になって復活した鹿児島の伝統工芸品「薩摩ボタン」。小さいけれど、繊細で豪華絢爛な色合いにうっとり。直径15mmの匠な世界に魅せられます。
写真:安藤 美紀
地図を見るスタッフに案内されて、客室へ。しかし、カーテンが閉まった薄暗い室内に、一瞬「えっ!?」と戸惑うかもしれません。
…実はこれ、サプライズ。カーテンを開ければ、目の前に桜島ビューの大パノラマが広がり、大人も子供もみーんな笑顔に!「星野リゾート 界 霧島」は、全49室どこに泊まっても、絵画のような絶景を独り占めできます。
写真:安藤 美紀
地図を見るベッドボードも個性的。ゆったりそびえる霧島連山をイメージしていて、そのまま視線を窓にうつすと、霧島の山々とつながるような感覚に。
実はこの壁、100%自然素材。約3万年前のマグマが生んだ特殊な土、シラスを使っています。シラスには室内の温度や湿度を一定に保ってくれる効果があるから、夏は涼しく、冬はあったか。エアコンに頼りすぎることなく、自然体で過ごせますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見るお部屋選びのポイントは、大きく分けてお風呂があるかないか。部屋にお風呂がなくても良い人は、シャワーブースのみのリーズナブルな「和室」を選ぶといいでしょう。一方、部屋で温泉を楽しみたい人は、「露天風呂付き和室」がおすすめです。
定員は、基本的に1〜3名が基本。グループや家族旅行なら定員4名までの「和室」62平米タイプを選んでくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る景色にこだわるなら、限定3室の「特別室」を。この部屋は、角の壁3方向が大きな窓になっていて、開放感はこの上なし。壮大な景色が一体となり、伸びやかな空間を作り出しています。
窓際で午後の陽をゆったり浴びながら、ずっとここにいたい……。そんな気分にさせてくれるはず!
写真:安藤 美紀
地図を見るどの部屋に泊まっても最高の眺望を楽しめますが、客室は安全上、窓が大きく開けられません。そこで、立ち寄りたいのがビューテラス。ここは窓がないので、自然の風を感じながらゆっくりくつろげます。
おすすめの時間帯は、美しい夕日に包まれるサンセットタイム。空も海も濃いオレンジに染まり、やがて夜の闇へと消えていく…。ドラマチックな光景は、日々の疲れを癒してくれます。
写真:安藤 美紀
地図を見る夕焼けを眺めながら、ほろ酔いになれたら、幸せだと思いませんか?
そんなワガママを叶えてくれるのが、焼酎とスイーツをかけあわせた「だれやめセット」(1300円※1日3セット限定)。事前に予約すると、夕暮れ時、スタッフが「芋焼酎」と「ラムレーズン入りアイス最中」をテラスまで運んでくれます。
お酒✕お酒という、ちょっと意外な組み合わせですが、これがまた絶妙なバランス!しっぽり大人の幸せを感じてみてください。
写真:安藤 美紀
地図を見るテラスや客室でまったりしたら、いよいよ絶景温泉へ向かいましょう!
客室棟から温泉までの移動手段は、スロープカーのみという斬新なスタイル。大自然を眺めながら下っていくので、温泉に入る前からワクワクが止まりません。
写真:安藤 美紀
地図を見る温泉がある「湯浴み小屋」は、すすき野原にぽつんと建つ木造建ての一軒家。中に入ると、ぬる湯とあつ湯の湯船があります。
「星野リゾート 界 霧島」の泉質は、霧島神宮の参拝客のために開かれた「霧島神宮温泉郷」と同じ、単純硫黄泉。湯に入ると、温泉に含まれる硫化水素によって、血管を広げて血圧を下げる効果も!さらにシミやくすみにも働きかける、女性に嬉しい美白の湯です。
あつ湯については、加水や循環ろ過がない、源泉掛け流し。あつ湯といっても、湯船の温度は、41度ぐらいのベストな心地良さ!熱いのが苦手な方にもおすすめですよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る内風呂を抜けた先に現れるのは、この宿自慢の絶景露天風呂!
すすき野原の向こうに広がる、桜島と錦江湾のコントラストが最高。ダイナミックな景色に魅了されて、湯船から出るのが惜しくなってしまいます。
客室も露天風呂も南向きですが、高低差が50mほどあるので、また違った景色が楽しめますよ。
写真:安藤 美紀
地図を見る夕食も鹿児島らしさが散りばめられた、この宿だからこそ!
特別会席のメインは、花が咲いたような盛り付けの「黒豚しゃぶしゃぶ」を楽しめます。お花の部分は、薔薇とバラをかけた、豚バラ肉。その下にロース肉も敷かれているので、お肉自体を食べ比べる楽しさもあります。
さらに、そのままでも十分おいしいお出汁に、大量の“追いがつお”を投入するんです!かつおの濃厚な香りが肉の旨味をひきたて、満足度はさらにUP。永遠に食べ続けられそうなおいしさです。
写真:安藤 美紀
地図を見るお腹いっぱいになったら、毎日21時15分から行われるご当地楽「天孫降臨ENBU」を見に行きましょう。
こちらは、神話「天孫降臨」のストーリーを表現したオリジナルの演舞。トラベルライブラリーで行われるのですが、イルカショーならずぶ濡れになる近さ!スタッフが太⿎や神楽鈴とともに軽快に舞う姿をすぐ間近で見られるので、躍動感がハンパないんです。想像以上の迫力で、一気に神話の世界へトリップできますよ。
動画:安藤 美紀
地図を見るそれでは最後に、「星野リゾート 界 霧島」を動画でもお楽しみください。
晴れの日は爽快な絶景を眺めて、最高の開放感を味わえる「星野リゾート 界 霧島」。雨が降っても、濃い霧に包まれる桜島や霧島の街並みは、とっても幻想的です。日々表情を変える鹿児島の自然を全身で満喫して、最高のリラックス体験をしてみてください!
2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:星野リゾート
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(2024/12/2更新)
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