うさぎ店長のカフェや縁起の良い寺号も!和歌山・九度山が面白い

うさぎ店長のカフェや縁起の良い寺号も!和歌山・九度山が面白い

更新日:2023/04/21 12:04

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
真田幸村ゆかりの地、和歌山県九度山町は、高野山の玄関口にある山あいの町です。幸村ゆかりのスポットめぐりが人気ですが、近年では縁起の良い寺号の「勝利寺」や、乳房型絵馬を奉納する「慈尊院」などが注目を集めています。そしてランチスポットでは、うさぎ店長の名前を屋号にした古民家カフェ「げんじろうの昼ごはん」がおすすめ。幸村ゆかりの九度山を訪れて、隠れた名所や九度山グルメを巡ってみませんか?

全国でも珍しい“乳房型絵馬”を奉納する「慈尊院」

全国でも珍しい“乳房型絵馬”を奉納する「慈尊院」

写真:モノホシ ダン

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和歌山県九度山町は、大坂の陣のヒーロー・真田幸村が、「関ヶ原の戦い」に敗れ、再起をかけて14年間という生涯で一番長い時間を過ごした地です。

その九度山で、春の風物詩といえるのが、「こいのぼりの丹生川渡し」。丹生川に架かる丹生橋周辺に、約100匹のこいのぼりが春風を受けて気持ち良さそうに泳ぎます。

<こいのぼりの丹生川渡しの基本情報>
住所:和歌山県伊都郡九度山町入郷
開催期間:2023年4月9日(日)〜5月5日(金・祝)
アクセス:南海高野線「九度山駅」から徒歩約15分
車利用の場合は、京奈和自動車道「高野口IC」から約10分、「道の駅 柿の郷くどやま」駐車場から徒歩約5分

全国でも珍しい“乳房型絵馬”を奉納する「慈尊院」

写真:モノホシ ダン

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ところで九度山の名前の由来は、弘法大師(空海)が月に九度(9回)、高野山から母親の「玉依御前(たまよりごぜん)」に会いに来られことによります。その玉依御前が、晩年を過ごされたお寺が写真の世界遺産の「慈尊院」です。

全国でも珍しい“乳房型絵馬”を奉納する「慈尊院」

写真:モノホシ ダン

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当時、高野山は女人禁制となっていたため、玉依御前は麓にある慈尊院に滞在し、本尊の弥勒仏を篤く信仰していました。そのため慈尊院は“女人高野”とも呼ばれ、子授け、安産、良縁などを願って全国的にも珍しい「乳房型絵馬」を奉納する風習があります。

<慈尊院の基本情報>
住所:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832
電話番号:0736-54-2214
拝観時間:8:00〜17:00
アクセス:南海高野線九度山駅から徒歩約25分
車利用の場合は、無料駐車場利用

「町家の人形めぐり」で春の九度山の散策を楽しもう

「町家の人形めぐり」で春の九度山の散策を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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こいのぼりの丹生川渡しとともに、九度山の春の風物詩といえるのが「町家の人形めぐり」です。各家に眠っている雛人形・五月人形・日本人形などが玄関や縁側に展示され、まちなかを賑やかに彩ります。

また既製の人形を展示するだけでなく、趣向を凝らしたオリジナル作品も展示されます。2023年(令和5年)のオリジナル作品は、「ちりめん細工」&「張り子」&「竹細工」です。

写真は、「道の駅 柿の郷くどやま」の特設展示場の超特大のひな人形。

「町家の人形めぐり」で春の九度山の散策を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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2023年の町家の人形めぐりのもう一つのテーマが干支にちなんだ「うさぎ」です。「相奈良商店」さんでは、竹細工灯籠とうさぎのコラボが見られます。

「町家の人形めぐり」で春の九度山の散策を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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「真田いこい茶屋・まちなか休憩所」では、大坂夏の陣の真田幸村の屏風図と親王飾りの雛人形が。ほかにお土産や軽食もいただけます。町家の人形めぐりで、春の九度山の散策を楽しんでください。

<第15回 町家の人形めぐりの基本情報>
電話番号:0736-54-2019(九度山町住民クラブ)
開催期間:2023年4月1日(土)〜5月5日(金・祝)
開催時間:10:00〜16:00

全国でも一つしか無い「勝利寺」の寺号

全国でも一つしか無い「勝利寺」の寺号

写真:モノホシ ダン

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ほかに九度山で、ぜひ訪れたいパワースポットが「勝利寺」。弘法大師が42歳の時、厄除祈願に十一面観音像を奉納されたお寺です。ちなみに勝利寺という寺号のお寺は、全国でもここ一つしかありません。

そのため縁起が良い寺院とされ、現在でも地元のサッカーチームなどが必勝祈願に訪れます。

写真の仁王門は、1773年(安永2年)の完成で、両脇の仁王像は、高野山奥の院の明遍杉(みょうへんすぎ)で作られたものです。

<勝利寺の基本情報>
住所:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院749
電話番号:0736-54-2214(慈尊院)
アクセス:南海高野線「九度山駅」より徒歩約25分
車利用の場合は、紙遊苑駐車場利用

全国でも一つしか無い「勝利寺」の寺号

写真:モノホシ ダン

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また、勝利寺の庫裏を利用した「紙遊苑」では、弘法大師が伝えたとされる手漉き和紙の高野紙の伝承のため、様々な展示や紙漉き体験(要予約)が出来るようになっています。

紙遊苑の常設展示室では、高野紙の様子を示すジオラマや紙漉きに必要な道具類と和紙製品などを展示しています。写真は、高野紙で作られた九度山の凧です。

<紙遊苑の基本情報>
住所:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院749-6
電話番号:0736-54-3484
開苑時間:9:00〜16:30
入苑料:無料
休苑日:月曜日・火曜日(祝日の場合は開苑)
アクセス:南海高野線「九度山駅」より徒歩約25分
車利用の場合は、紙遊苑駐車場利用

全国でも一つしか無い「勝利寺」の寺号

写真:モノホシ ダン

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なお勝利寺は、住職さんがいないお寺のため、御守り(500円)は「紙遊苑」で、御朱印(300円)は勝利寺を管理されている世界遺産の「慈尊院」でいただくようにしましょう。

<勝利寺の基本情報>
住所:和歌山県伊都郡九度山町慈尊院749
電話番号:0736-54-2214(慈尊院)
アクセス:南海高野線「九度山駅」より徒歩約25分
車利用の場合は、紙遊苑駐車場利用

うさぎ店長のカフェ「げんじろうの昼ごはん」

うさぎ店長のカフェ「げんじろうの昼ごはん」

写真:モノホシ ダン

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「げんじろうの昼ごはん」は、九度山駅から徒歩約5分のところにあります。店名は、真田幸村の幼名でもあるげんじろうと、うさぎ店長でもあるげんじろうの名前から取ったものです。

なお建物の2階は、「くどやま旅館 玉川亭」という宿泊施設になっています。客室は、日常を忘れてお過ごし頂きたいという趣旨のためテレビも時計もお風呂もありません。お風呂は、オーナーさんにより近くの温泉施設(宿泊料金に含まれる)へ無料送迎してもらえます。

うさぎ店長のカフェ「げんじろうの昼ごはん」

写真:モノホシ ダン

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店内に入ると早速、うさぎ店長の“げんじろう”がお出迎えしてくれます。オーナーさんによると、げんじろうは、オスのミニうさぎ。オーナーさんが、約6年前にペットショップで生まれてまもないミニうさぎを購入しました。

げんじろうは、とてもおとなしい性格で、見ているだけでも来店客に癒やしを与えてくれます。ただ、うさぎはもともと夜行性なので昼間は寝ている時も多いです。ある意味、起きている時間に出会えたらとてもラッキーといえるでしょう。

うさぎ店長のカフェ「げんじろうの昼ごはん」

写真:モノホシ ダン

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ランチのおすすめのメニューでは、「里芋ときのこの和風カレー」(900円)がイチ押し。リピーターの多い自慢の逸品で、和歌山県産里芋を使用し、オーナー特製和風だしとスパイスのブレンドにこだわった本格カレーです。

2017年(平成29年)発売の和歌山県内の225のご当地カレーを紹介した『紀州のカレー本』にも収録されています。

ほかにスイーツでは、「真田ぷりん」(250円)がおすすめです。卵を使わず豆乳をベースにした口当たりのよい甘さ控えめのぷりんに、九度山名産の富有柿の柿シロップをかけていただきます。食後のデザートに、砂糖不使用の自然な甘さを堪能してください。


<げんじろうの昼ごはんの基本情報>
住所:和歌山県伊都郡九度山町九度山555-19
電話番号:090-8446-8208
営業時間:11:00〜14:00
定休日:月曜日・火曜日
アクセス:南海高野線「九度山駅」から徒歩約5分
車利用の場合は、専用駐車場利用

まだまだ面白い真田幸村ゆかりの地「九度山」を歩こう

いかかでしたか。真田幸村ゆかりの地「九度山」は、幸村ゆかりの地のみならず、ほかにも多くの見どころがある観光地です。「九度山・真田ミュージアム」や幸村ゆかりの史跡とともに、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

2023年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/05/03−2023/04/10 訪問

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