写真:かのえ かな
地図を見るニューシャトルの沿線観光で出発駅となる「大宮駅」。乗り場は、JR線や東武線から少し離れた西口の“てっぱく通り”を歩いた先にあります。すぐにでも改札を通って電車に乗りたくなりますが、いったん駅の外の出て、“大宮二十景”に数えられている景色を見に行きましょう。
写真:かのえ かな
地図を見るそれがこちら、JACK大宮という円筒型のビルに沿って走るニューシャトルです。ニューシャトルの大宮駅は、ぐるっと回りながら進行方向を変えるループ線を有する珍しい駅なので、こうした景色が見られます。
ループ線を走り、坂道を上っていく様子にロマンを感じて、宮沢賢治の『銀河鉄道』を彷彿させる…という声もあるんですよ。
新幹線高架軌道の高さまで上り詰めたら、今度は新幹線が全速力で走る様子を間近で見られます。さらに運が良ければ、ホーム上でニューシャトルと新幹線の並走が見られることもありますよ。
<大宮駅の基本情報>
住所:埼玉県さいたま市大宮区錦町682-1
料金:ニューシャトル1日フリー乗車券(大人720円、小人360円)、伊奈レンタサイクルきっぷ(大人1020円※大人のみ)
写真:かのえ かな
地図を見るローカル線の沿線観光ならではの楽しみといえば、車両基地といっても過言ではありません。そこで途中下車してほしいのが、「丸山駅」。
丸山駅そばには「丸山車両基地」があり、丸山陸橋からはフェンス越しではありますが、車両基地が一望できます。
写真:かのえ かな
地図を見る留置されている車両は訪問するタイミングによって違いますが、特に人気なのが写真の1050系です。1050系は、開業当時から運行していた1000系のモデルチェンジ車となります。
丸山陸橋を渡って車両基地の周りを歩くと、ニューシャトルの車両がより近くで見られますよ。
写真:かのえ かな
地図を見るタイミングによっては、車両整備をしている様子も見られます。
<丸山駅の基本情報>
住所:埼玉県北足立郡伊奈町小室288
アクセス:大宮駅から約16分、丸山車両基地は丸山駅から徒歩1分ほど
写真:かのえ かな
地図を見る続いておすすめする駅は「伊奈中央駅」。ここからはレンタサイクルを利用して、サイクリングに出かけましょう。自転車は駅窓口で申し込めば借りられますよ。
写真:かのえ かな
地図を見る伊奈中央駅の東側出口からサイクリング出発。おすすめのコースは、田畑に沿って延びる「いな穂街道」です。
文字通り何もない、のどかな景色を自転車で駆け抜けるので、開放感バツグン!いな穂街道は、伊奈中央駅の東側出口から自転車で数分ほどでアクセスできますよ。
写真:かのえ かな
地図を見るいな穂街道で20分ほどサイクリングすると、隣の羽貫駅に着きます。羽貫駅に着いたら、レンタサイクルの特典を使って買い物や食事をしましょう。ニューシャトルでレンタサイクルを利用すると、伊奈町にある37のお店で特典が受けられます。
洋菓子店のシャンティでは、町の花であるバラをが刻まれた“ばらサブレ”を2枚プレゼント。ケーキの店ドルチェでは、伊奈町の特産品である巨峰と苺を使った“いなまちーず”がひとつもらえます。
ほかにも飲食店でソフトドリンクやプチデザートがサービスされるなど、特典はさまざま。レンタサイクルマップに詳細が書かれているので、お目当ての店を決めて、お土産を買ったり、グルメを満喫したりしましょう。
※特典は購入や飲食をした場合に限ります。
<伊奈中央駅駅の基本情報>
住所:埼玉県北足立郡伊奈町小室
アクセス:大宮駅から約20分
レンタサイクル料金:500円(貸出駅に返却した場合は200円返金)
写真:かのえ かな
地図を見るニューシャトルの終点駅である「内宿駅」も、沿線観光ではずせません。内宿駅は先ほど紹介した伊奈中央駅のふたつ隣で、自転車なら30分ほどで着きます。なので、サイクリングで立ち寄ってもいいですし、もちろん電車に乗って行くのもおすすめです。そんな内宿駅では、歴史散策を楽しみましょう。
写真:かのえ かな
地図を見るまずは、内宿駅から徒歩数分の場所にある桂全寺へ。本堂の左手に見える大きな木は、樹齢400年・伊奈町指定の天然記念物に指定されている“大むくの木”で、町のちょっとした名物になっています。
また、本堂前にある灯籠にはハート(猪目)が彫刻されていて可愛らしいので、あわせてご覧になってみてくださいね。
写真:かのえ かな
地図を見る内宿から10分ほど歩いた場所には、伊奈町小針神社社叢ふるさとの森の小針神社や浅間神社があります。スギやアカマツなど豊かな緑に囲まれた静かな境内は、パワースポットとも言われてるので、ぜひ散策してみてくださいね。
<内宿駅の基本情報>
住所:埼玉県北足立郡伊奈町内宿台3丁目
アクセス:大宮駅から約25分
写真:かのえ かな
地図を見る最後に紹介するのは「原市駅」。名前を聞いてピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、お笑いコンビ・ハライチの名前の由来となっていることで有名な、上尾市の原市地区にある駅です。
写真:かのえ かな
地図を見る隠れた温泉大国といわれる埼玉県らしく、ニューシャトル沿線にも日帰り温泉が楽しめる施設があります。それが、原市駅から徒歩約5分の場所にある「天然温泉 花咲の湯HANASAKISPA」です。
花咲の湯には地下1,500mからくみ上げた源泉かけ流しの露天風呂のほか、つぼ湯や岩盤浴などが充実しています。
<天然温泉 花咲の湯HANASAKISPAの基本情報>
住所:埼玉県上尾市原市570
電話番号:048-723-3726
営業時間:平日8:00〜24:00(岩盤浴は23:00まで)、土日祝8:00〜25:00(岩盤浴は24:00まで)
定休日:年中無休
入浴料:平日・大人880円小人 (小学生以下)440円、土日祝・大人930円小人440円
※岩盤浴は別途、平日610円、土日祝660円(税込)
アクセス:原市駅から徒歩約5分、吉野原駅から徒歩約8分
写真:かのえ かな
地図を見る日帰り温泉もいいですが、泊りがけでのんびりするのもいいですよね。そんなときは、花咲の湯のそばにある「むさしのグランドホテル&スパ」に泊まるのがおすすめです。
むさしのグランドホテル&スパには、花咲の湯が無料で利用できる宿泊プランもありますよ。ホテルや花咲の湯の詳細は、関連MEMOからご覧ください。
<原市駅の基本情報>
住所:埼玉県上尾市五番町
アクセス:大宮駅から約12分
大宮駅のループ線に新幹線との並走、のどかな風景を走れるサイクリングなど、魅力あふれる埼玉新都市交通伊奈線「ニューシャトル」。おおむね10分に1本ペースで電車が来るので、時間に縛られることなく、鉄道ビキナーでも気軽に途中下車の旅ができますよ。ぜひ、足を運んでみてくださいね。
2021年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/10更新)
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