ギリシャ・アテネ地元っ子が推すレストラン&タヴェルナ5選!

ギリシャ・アテネ地元っ子が推すレストラン&タヴェルナ5選!

更新日:2021/02/25 10:35

小野 雅子のプロフィール写真 小野 雅子 わくわく探しの旅ライター
ギリシャ料理は美味しくてヘルシー。ユネスコ無形文化遺産にも登録されている、地中海料理の代表格でもあります。オリーブやハーブ類を惜しみなく使った肉料理や魚料理の数々は、滞在中にたっぷり味わい尽くしたいもの。そこで首都アテネに住む、地元っ子たちのイチオシ店をご案内します。いずれも市内中心にあり、旅行者にも行きやすいロケーションの名店を厳選しました!

ギリシャ名物!炭焼き肉スブラキの人気店「オー・タナシス」

ギリシャ名物!炭焼き肉スブラキの人気店「オー・タナシス」

写真:小野 雅子

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スブラキというのはビーフやポーク、ラム、チキンなどの肉を串刺しにして炭火で香ばしく焼いたものの総称。トマトや玉ねぎのサラダを付け合わせピタパンに包んで食べるスタイルが一般的で、ギリシャの国民食と言えるほどポピュラーです。

もし日本のグルメに例えるならば、焼き鳥や炭火焼きのお店がもっとも近いでしょう。そして日本に焼き鳥や炭火焼きの名店がいくつもあるように、スブラキの人気店も沢山あります。

ギリシャ名物!炭焼き肉スブラキの人気店「オー・タナシス」

写真:小野 雅子

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その中から敢えて1店を選ぶとしたら、アテネっ子にも根強いファンの多い「オー・タナシス」。フレッシュな素材と熟練の炭火焼きによる美味しさはもちろんのこと、旅行者にも気軽に行ける雰囲気とロケーションを兼ね備えた名店です。

おすすめメニューはお好みの肉のスブラキと、さっぱりサラダにピタパン、そしてギリシャの食卓に欠かせないツァツィキ(ヨーグルトとキュウリ&ニンニクのソース)。付け合わせにフライドポテトを注文するお客さんも多く、食べ応えばっちり!

ビールや白ワイン、ソフトドリンクなど冷たい飲み物がよく合います。ギリシャ名産の松脂入り白ワイン、レッツィーナもぜひ一度はお試しあれ。

ギリシャ名物!炭焼き肉スブラキの人気店「オー・タナシス」

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<オー・タナシスの基本情報>
住所:O Thanasis, Mitropoleos 69, Athina 105 55
電話番号:+30-21-0324-4705
アクセス:地下鉄モナスティラキ駅から徒歩3分

知る人ぞ知る下町の名店!ポーク一筋「オー・テリース」

知る人ぞ知る下町の名店!ポーク一筋「オー・テリース」

写真:小野 雅子

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庶民的グルメの代表格として知名度が高いスブラキの次にお勧めしたいのが、こちら「オー・テリース」のポーク・ロース。秘伝の味付けでマリネした豚ロース肉の炭焼きがメインディッシュ。他にはサイドディッシュ数品のみというシンプルなメニュー構成で、早い話がポーク・ロース炭焼き一筋!

そしてポークの付け合わせとしてトマト、ハラペーニョ、フェッタチーズの温サラダも人気メニュー。またキャベツと人参のさっぱり風味コールスローも、香ばしく焼かれたポーク・ロースと相性抜群です。

知る人ぞ知る下町の名店!ポーク一筋「オー・テリース」

写真:小野 雅子

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ご自慢のポーク・ロースの下には、フライドポテト。ポークを漬け込むマリネ液の調合は秘伝ながら、食べてみるとオレガノとレモンとオリーヴオイルが惜しみなく使われているのが分かります。

更に食べる直前にレモン果汁をたっぷり搾りかけて「こってり&サッパリ」をいただくのが、いかにもギリシャらしい味わい方。先述のトマト&ハラペーニョの温サラダやパンとともに、がっつり快食しましょう。

お店があるのは下町風情に満ちたエリア。質素と言えるほど飾らない店内といい、気さくなスタッフによるサービスといい、アテネ地元っ子になった気分を満喫できますよ!

知る人ぞ知る下町の名店!ポーク一筋「オー・テリース」

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<オー・テリースの基本情報>
住所:O Telis Mprizoles, 86 Evripidou Koumoundourou Square, Athens 105 53
電話番号:+30-21-0324-2775
アクセス:地下鉄フィシオ駅から徒歩15分

シーフードが自慢!創業1865年の老舗「バカリャラキア」

シーフードが自慢!創業1865年の老舗「バカリャラキア」

写真:小野 雅子

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せっかく地中海に囲まれたギリシャに来たからには、シーフードも味わい尽くしたいですね。そこでお勧めナンバーワンは旧市街プラカ地区にある「バカリャラキア」。ここは創業1865年というアテネ市内でも屈指の老舗タヴェルナ(大衆食堂)です。

アテネ観光で絶対にはずせないアクロポリスやゼウスの神殿などが近いため、必ず訪れるエリアにあるのも便利。同じ通りにはバーやカフェも多く、活気に満ちた繁華街の雰囲気を楽しめます。

シーフードが自慢!創業1865年の老舗「バカリャラキア」

写真:小野 雅子

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ここでのお勧めはシーフードで、新鮮かつジューシーなタコやイワシなどのグリルは間違いのない美味しさです。また、塩漬けしたタラを柔らかく戻してから衣をつけて揚げたフライは、ギリシャ庶民にとって昔ながらの懐かしい一品。ガーリック風味のマッシュポテトやサラダと一緒にどうぞ!

シーフードが自慢!創業1865年の老舗「バカリャラキア」

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<バカリャラキアの基本情報>
住所:Mpakaliarakia, Kidathineon 41, Athina 105 58
電話番号:+30-21-0322-5084
アクセス:地下鉄アクロポリ駅から徒歩12分

ダウンタウンでお手頃シーフードに舌鼓「アトランティコス」

ダウンタウンでお手頃シーフードに舌鼓「アトランティコス」

写真:小野 雅子

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他にもシーフードを中心としたタヴェルナがアテネ市内に沢山あるのは、同じく海の幸を愛する我々日本人にとって嬉しいポイント。そこでもう1つのお勧め店として「アトランティコス」も挙げておきましょう。

場所は旧市街のモナスティラキ地域。下町風情が漂うロケーションにふさわしく、気さくで寛げるお店です。

ダウンタウンでお手頃シーフードに舌鼓「アトランティコス」

写真:小野 雅子

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ここでも各種の魚介類をグリルしたものや揚げたものが、メニューにずらりと並びます。もし選ぶのに迷ったら、シーフードミックスのフライがお勧め。魚の種類は季節によって少し変わるものの、新鮮な海老、イカ、小イワシなどがカラっと揚げられて、文句なしの美味しさ!

シーフードには白ワインやビールももちろんですが、ギリシャ特産のお酒ウーゾを氷や水で割ったものもよく合います。アニスの芳香と微かな甘みが魅力的なウーゾと魚介類の組み合わせは、日本酒と魚介類に匹敵する相性の良さと言えます。

ダウンタウンでお手頃シーフードに舌鼓「アトランティコス」

写真:小野 雅子

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<アトランティコスの基本情報>
住所:Atlantikos, Avliton 7, Athina 105 54
電話番号:+30-21-3033-0850
アクセス:地下鉄モナスティラキ駅から徒歩6分

特産チーズ&ハム・ソーセージを堪能!「カラマンリディカ」

特産チーズ&ハム・ソーセージを堪能!「カラマンリディカ」

写真:小野 雅子

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ヨーロッパの小皿料理というとスペインのタパスが有名ですが、ギリシャにもそれに匹敵するメゼ(Meze)があります。

数百もある島々からの伝統的な特産チーズやハム&ソーセージ各種を味わえるうえ、小皿料理なので手軽にバラエティ豊かなグルメ体験ができるのが嬉しいですね。

特産チーズ&ハム・ソーセージを堪能!「カラマンリディカ」

写真:小野 雅子

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どのハム・ソーセージにしたら良いか悩んだら、お店の人おすすめのミックス・プレートが便利。もちろんチーズも同様にサンプリングできます。

またブドウの葉でライスを包んだギリシャ流ちまきのようなドルマデス、レンズ豆をペースト状にしたファヴァ、タラの魚卵を使ったタラマサラダ、茄子やズッキーニの冷製、ハルーミなどのチーズを焼いたサガナキ…と大充実のメニュー。

ギリシャの定番料理をいろいろ試してみたいならば、メゼがお勧めです!

特産チーズ&ハム・ソーセージを堪能!「カラマンリディカ」

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<カラマンリディカの基本情報>
住所:Karamanlidika, 119, Ermou str, Athina 105 55
電話番号:+30-21-0321-9119
アクセス:モナスティラキ駅から徒歩5分

地中海グルメの粋!美味しいギリシャ料理をたっぷり味わおう

今回ご紹介した5店は、いずれもカジュアルな雰囲気のレストランやタヴェルナばかり。普段着で行けるので、一日観光した後にホテルへ戻ってドレスアップする必要がないのも推しポイントです。

アテネご滞在中に、おいしい&ヘルシーなギリシャ料理を味わい尽くしてくださいね!

2021年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/15−2019/03/31 訪問

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