東京から広島までは新幹線が便利!約4時間の乗車、乗換なしで長距離も楽に移動することができます。また駅や新幹線車内では感染症対策が徹底されているのも安心です。
まずは1日目、広島駅に到着したら原爆ドームや広島平和記念公園、宮島などの定番観光地を巡り、お好み焼や牡蠣、もみじ饅頭などの名物グルメを堪能しましょう。
そして2日目、広島市内観光周遊バス「めいぷる〜ぷ」の「ブルールート」で広島駅から広島港に向かい、観光型高速クルーザー「SEA SPICA(シースピカ)」での瀬戸内島めぐり旅がスタートします。シースピカは主な旅行会社での申し込みが便利。
“SPICA”とは豊穣の女神を象徴する乙女座の一等星で、日本名で「真珠星」と言います。グッドデザイン賞を受賞したこの船の外観は、濃紺と真っ白なボディのツートンカラーを基調とし、瀬戸内の夕焼けをイメージした金色がポイントに入った、ラグジュアリー感あるデザイン!乗船前から旅のワクワク感を盛りあげてくれます。
それでは早速船内に入ってみましょう!1階の座席には、高速船とは思えない特注のソファを設置しており、各席にはテーブルやドリンクホルダーもあります。また、窓側の座席を少し外側に向けたり、背もたれをやや低くしたりと、窓からの景色を楽しんでいただきやすくするための工夫も。もちろん、Wi-FiやAC電源も完備なので、写真・動画の撮影やSNSなどへの展開も心置きなく楽しめます。船内の後方には「スピカウンター」と呼ばれる売店があり、シースピカのオリジナルグッズやご当地グルメなどを販売しております。ちなみに船内では瀬戸内海を知り尽くしたコンシェルジュが同乗し、島々の魅力や歴史を解説してくれるので、瀬戸内の魅力を目で楽しむだけでなく、耳で聞きながらも楽しんでいただくことができます。
そして2階にあがると、海風をダイレクトに感じることができる開放的なテラス「スピカテラス」があり、1階とは違う景色を楽しむことができます。(※屋外デッキへは、昇降機が設置されているなど、バリアフリー対応されているので安心!)テラス中央部には瀬戸内の島々をモチーフにしたユニークなソファが設置されていて、ここに座って海風にあたりながら多島美を眺めるのもおすすめです。
そして両サイドと船の後部には海を望むようにハイセンスなチェアを並べております。視界を遮るものがなく、瀬戸内の美しい景色を独り占めすることができます。
今回は、このシースピカで瀬戸内の島々を巡る船旅「瀬戸内しまたびライン」で約4時間半のクルーズを楽しみます。朝8:30に広島港を出発し、プリンスホテル・呉港の各乗船スポットを巡ってしばらくすると、海上自衛隊呉基地の巨大な護衛艦や巡視船、潜水艦などが停泊する様子を海上から間近に見ることができます。その迫力たっぷりの光景には大興奮間違いなし!続いて、瀬戸内有数の景勝地であり、平清盛が開削したという伝説のある音戸の瀬戸(おんどのせと)という海峡に掛かる音戸大橋・第二音戸大橋や、ライトブルーが特徴的な大きな吊り橋である安芸灘大橋をくぐり、まず最初の寄港地である下蒲刈島(しもかまがりじま)へ。
古くから交通の要衝として栄え、朝鮮通信使や参勤交代の西国大名も風待ち・潮待ちのために立ち寄ったと言われる下蒲刈島では、約70分島巡りをすることができます。人口約1,400人ほどの小さな島なのですが、ユネスコ「世界の記憶」に登録された朝鮮通信使に関する史料を展示する「松濤園(しょうとうえん)」や、横山大観などの芸術作品を鑑賞でき、総檜造りの建物も見どころの「蘭島閣美術館」、鮮通信使の案内役を務めた対馬藩の宿泊所の外観を復元した建物を活用した「三之瀬御本陣芸術文化館」などが並び立ち、歴史、美術好きには70分で見きれないほどの魅力が詰まっています。名残惜しみつつ再びシースピカに乗船し、次の上陸地:大久野島(おおくのしま)へ。
周囲4キロのこの島にはかつて毒ガス工場があり、旧日本軍の極秘事項だったため地図上からも消されていました。ですが現在は、約900羽のうさぎが棲息する「うさぎ島」として大人気のスポットになっています!約30分の下船時間には、SEA SPICAで買ったうさぎの餌を手に、海辺でかわいいうさぎたちとのふれあいを楽しむもよし、桟橋から歩いてすぐの大久野島毒ガス資料館で歴史を感じるもよし。大久野島での時間を満喫して再びシースピカに乗り込めば、船旅の終わりはもうすぐそこ。今回は終点の三原港まで行かず、生口島(いくちじま)の瀬戸田港で途中下船をしてみます。
今回は、レモンの生産量が日本一で別名「レモン島」と呼ばれている生口島で途中下船、シースピカとはここでお別れです。この生口島は、サイクリストの聖地であるしまなみ海道に位置しており、絶景や島の観光を楽しめるサイクリングをお手軽に体験することができるんです。サイクリングには、JR西日本と地元自治体・大学との連携で実施した「瀬戸内カレッジ」から生まれた、レモン色がキュートな「SHIMANAMI LEMON BIKE」がオススメ!電動自転車もあるので、体力に自信のない方も軽快ラクラクにサイクリングも楽しめますよ。「SHIMANAMI LEMON BIKE」は主な旅行会社での申し込みが便利。
シースピカが到着する瀬戸田でSHIMANAMI LEMON BIKEをピックアップしたら、情緒ある古い建物が立ち並びレトロな雰囲気が漂うしおまち商店街へ。県外からもコロッケを求めて人が集まる「岡哲商店」、早い時間に売り切れることも多い「玉木商店」のローストチキン、半日以上かけて煮込んだ柔らかなタコをご飯の上にたっぷり乗せた「食事処わか葉」のたこ重や、古民家を利用した趣あるカフェ「汐待亭」など、グルメにも写真映えにもことかかない商店街です。このあたりでランチを済ませたら、生口島と愛媛県今治市の大三島を結ぶ「多々羅大橋」の麓に広がるレモン谷へ。
ここは一面レモン畑が広がる、瀬戸内らしい景色が堪能できるスポットです。広島県と愛媛県の県境にかかる多々羅大橋は、鳥が羽を広げたような形が優雅な印象の斜張橋で、橋の上の橋脚のふもとで手を叩くと音が細かくこだまする「鳴き龍」が体験できるので、一度試してみるのもオススメです。近くには「道の駅 多々羅しまなみ公園」もあり、レストランや売店でのおやつタイムも楽しめます。またここでは、自転車と一緒に多々羅大橋全景の写真を撮るのがおすすめです。
その先に現れる、長さ800メートルにも及ぶ瀬戸田サンセットビーチには、生口島全体を美術館に見立てた「島ごと美術館」の野外彫刻などの作品17点のうち6点が集まり、海と空とアートの融合を満喫できます。まるでカリフォルニアの海沿いのような開放的な景色が楽しめる瀬戸田フェニックスロードを走り抜ければ、生口島巡りもいよいよゴールを迎えます。レンタサイクルを返却し、瀬戸田港から船で尾道港まで移動して瀬戸内の島々を巡る旅は終わりとなります。
以上、シースピカでの旅を紹介してきましたが広島には他にもまだまだ魅力がいっぱい!
2020年10月にデビューしたばかりの観光列車「etSETOra(エトセトラ)」は、往路は海沿いを走る呉線経由で広島〜尾道を、復路は山並み街並みを楽しめる山陽本線経由で尾道〜宮島口を運行します。2両編成の車内は、全ての座席から美しい車窓の景色を楽しめるように座席の配置が工夫されています。往路の車内では、広島らしさを感じられるスイーツ(要予約)を楽しめます。復路の車内ではトレインバーがオープン、車内限定のオリジナルカクテルや広島の地酒、地元産のおつまみを通して広島の食の魅力にも酔いしれることができる車両となっています。新しい観光列車で鉄道の旅を楽しみませんか?
続いて、“瀬戸内海の移動を楽しむ、みんなの公園”がデザインコンセプトのフェリー「シーパセオ」。広島・呉―松山航路を、約2時間半で運航します。瀬戸内海を感じながら船旅が楽しめるように、様々なタイプの座席が用意されているのが特徴です。屋外デッキは公園をイメージした空間になっていて、屋根付き東屋風のベンチがあり、好みの席を選んで船上からの風景を楽しめます。船内2階前方には、映画のカップルシートのような眺望席や靴を脱いで上がるOZASEKI、寝転ぶことができるGORONEエリアがあります。中央部には、飲食が楽しめるリフレッシュラウンジがありお土産なども購入可能です。もちろんバリアフリー対応で、エレベーターやフリーWi-Fiも完備なので、お年寄りやお子様連れでも安心で快適な船旅が満喫できます。広島を満喫したあとは、松山まで足をのばしてみませんか?
最後に、広島の歴史や街の姿を感じられるサイクリングツアー「sokoiko! Peace route」。広島に住むフレンドリーなガイドとともに広島の戦前や戦中から戦後の復興ストーリーを巡れる、約3時間のツアーです。有名な平和祈念公園の他、郊外にも多数存在する被爆遺産に触れ、“本当の広島”を体験できるため、外国人にも人気のツアーとなっています。サイクリングでいつもと違う広島市内を楽しんでみませんか?
瀬戸内海をクルーズしたり、サイクリングをしたりと、アクティブな魅力も満載の広島旅。歴史を感じ、自然も楽しめ、グルメも堪能できるのに加えて、都心にはない島々の風景に癒されること間違いなし!首都圏からも、感染症対策を徹底している新幹線に乗ってしまえば約4時間で到着できるので、ぜひこの機に広島で心の充電をしてみては?
【この記事は 西日本旅客鉄道株式会社とのタイアップ広告企画です】
(2024/12/14更新)