「GINZA456&チームラボ:Walk,Walk,Walk Home」銀座でチームラボの世界を満喫

「GINZA456&チームラボ:Walk,Walk,Walk Home」銀座でチームラボの世界を満喫

更新日:2021/03/26 09:13

浅井 みら野のプロフィール写真 浅井 みら野 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級、JSBA スノーボード バッジテスト 1級
自分でデザインしたウサギやカエルに命が宿り、ほかの人間たちと一緒に目の前で和気あいあいと歩き出す。そんな現実とバーチャルの垣根を超えた体験が2021年3月4日より、「GINZA 456 Created by KDDI」で始まりました。KDDIの通信技術とチームラボの創造性という2つの異色のコラボによって実現した空間は摩訶不思議そのもので、まるで自分が御伽草子の世界に迷い込んだようです。

銀座に誕生した白亜の建物

銀座に誕生した白亜の建物

写真:浅井 みら野

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銀座4丁目5番6号という一等地に立つ、GINZA 456。目抜き通りである中央通りにあり、時代を象徴してきた歴史ある建物たちと一緒に肩を並べ、新たな文化を発信しています。

auなどのスマートフォンやアクセサリーを販売している傍ら、地下のイベントフロアではすべての人を対象に、KDDIがコンセプトに掲げた「おもしろいほうの未来」を体感できる催しが開催されています。

チームラボが手掛けた奇想天外な世界

動画:浅井 みら野

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その第1弾が、「GINZA 456 & チームラボ:Walk, Walk, Walk Home」。会場の壁には鳥獣戯画を彷彿させるウサギやカエルをはじめ、農民に貴族など昔の装いをした人たちが右から左へと歩いています。

チームラボが手掛けた奇想天外な世界

写真:浅井 みら野

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のんびりとした歩調に、エンドレスに流れるのどかなBGM。終わりがない景色の連続に時間の感覚も薄れ、現実世界に戻ってこられなさそうな没入感を味わえます。

センスが光る キャラの色塗り

センスが光る キャラの色塗り

写真:浅井 みら野

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ひとり、ひとりの色合いを見ていると、どれ1つ同じキャラクターがいないことに気付きますが、それもそのはず。壁に写っている色付きの人物は、誰かの手が加わったことで誕生した証です。

センスが光る キャラの色塗り

写真:浅井 みら野

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会場には塗り絵のスペースがあり、そこで好きなキャラクターを選び、自分の好きなようにクレヨンで色を塗っていきます。

塗り絵は全部で8種類。動物はウサギとカエルの2種類で、人物はハチマキを巻いていたり、烏帽子をかぶっていたりと衣装が異なり、衣服の柄もこだわりたくなります。

センスが光る キャラの色塗り

写真:浅井 みら野

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縁取りは黒く塗られるので、キャラクターの枠線内の色付けに力を入れることがおすすめ。多くの色を混ぜるほど目立つ存在になります。

スタッフさんがスキャナーで読み込むと、自分の手元にいたキャラクターが瞬く間に壁に登場。平面だったカエルが立体的に動き出し、仲間と一緒に歩き始める様子はまるで魔法のようです。読み込んだ直後にキャラクターはすぐ投影されるほか、その後も何度か登場します。

手で触れるとこちらに応える反射作用も

手で触れるとこちらに応える反射作用も

写真:浅井 みら野

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自分が生み出したキャラクターが動き始めるだけでも一種の感動を味わえますが、チームラボの凄さはここから。壁に写るカエルや人を触ると、前を向いていた姿勢がこちらを向き、「おーい」と応えてくれます。

手で触れるとこちらに応える反射作用も

写真:浅井 みら野

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声を出したり、手を振ったりと、その滑らかな所作はまるで生き物そのもの。お子さんは唯一無二の遊び相手に喜び、大人はその高い技術力に感激するはず。

自宅からも参加可能 今ならではの仕組み

自宅からも参加可能 今ならではの仕組み

写真:浅井 みら野

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チームラボの施設は会場に訪れてこそ、その魅力を満喫できる構造になっていますが、今回のイベントはご自宅からでも参加できるのが魅力です。

「家にいながらも世界とつながれるものをつくりたかった」と話す、チームラボ代表の猪子さん。その言葉通り、スマホから塗り絵をダウンロードすることで、どこにいながらも色付けができ、通信技術によって会場に送ることができます。

自宅からも参加可能 今ならではの仕組み

写真:浅井 みら野

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そして自分がデザインしたキャラクターが動く様子はYouTube Liveで視聴が可能。銀座を飛び越えて、日本全国、そして世界各国から参加できる仕組みになっているのです。

自宅からも参加可能 今ならではの仕組み

写真:浅井 みら野

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例えば、友達がデザインしたキャラクターを自宅から送信し、一方の会場で自分がそのキャラクターと一緒に写真を撮れば、面白い2ショットになり、楽しい思い出ができます。

塗り絵の型が固まっていて、携帯電話からも気軽に参加できるからこそ、色塗りや配色に集中できて、絵描きが苦手な人も参加しやすいはず。

巡り巡って、最後は自分の元へ

今回の展示会の名前は「Walk, Walk, Walk Home」で、文字通りキャラクターが常に歩き続けています。歩くというのは進むということで、それは常に前を向いているということ。

ひょうきんに歩くキャラクターを見ていると「歩く、歩くぞ、歩くんだ」と前向きな声が聞こえてきて、こちらも気持ちが明るくなってきます。独特の世界に埋没することで気分転換もできる「GINZA 456 Created by KDDI」は、今日も動物や人がおもしろい未来に向かって行進中です。


2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2021/03/04 訪問

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