東南アジア美術の宝庫!ナショナル・ギャラリー・シンガポール

東南アジア美術の宝庫!ナショナル・ギャラリー・シンガポール

更新日:2021/04/19 17:40

江戸川 キヨエのプロフィール写真 江戸川 キヨエ 旅行記者
シンガポール最大の美術館、ナショナル・ギャラリー・シンガポールは、2つの歴史的建造物を一体化した独創的な空間に、東南アジア屈指のアートコレクションを誇ります。アート作品を通してシンガポールの歴史も知ることができるだけでなく、景色のよいバーやレストランも併設し、1日ゆっくり過ごせるスポットとなっています。

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市庁舎と最高裁判所が合体!美術館に生まれ変わる

市庁舎と最高裁判所が合体!美術館に生まれ変わる

写真:江戸川 キヨエ

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シンガポールの政治・ビジネスの中心で文化施設が集まるシビックディストリクトにあるナショナル・ギャラリー・シンガポール。最高裁判所と市庁舎の2つの歴史的建造物を大胆にひとつの美術館として生まれ変わらせ、2015年に誕生しました。英国植民地時代のクラシカルな外観を残しながら最新の建築も取り入れた新旧のコントラストが美しい建物です。

市庁舎と最高裁判所が合体!美術館に生まれ変わる

写真:江戸川 キヨエ

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シュープリームコートウイング(旧裁判所棟)とシティホールウイング(旧市庁舎棟)の間に屋根を作り、1階はアトリウムとなり、3階と4階は橋でつながっています。地下1階から5階まで展示室があり、延床面積は6万4000平方メートルと広いので(日本最大の美術館である国立新美術館が同4万9834平方メートル)、無料のガイドツアー(英語、標準中国語)に参加するのも手。テーマに応じて各種のツアーがあり、ウェブサイトから予約ができます。

東南アジアのアートが集合!歴史を知る作品も

東南アジアのアートが集合!歴史を知る作品も

写真:江戸川 キヨエ

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何と言っても注目は8000点以上におよぶコレクション。シンガポールと東南アジアの19世紀以降に制作された作品を収集・展示しています。日本では専門の美術館でないと見られないアジアのアートが見られるのはとても貴重な機会です。

東南アジアのアートが集合!歴史を知る作品も

写真:江戸川 キヨエ

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作品はシンガポールと東南アジアの作品に分かれて展示されています。シンガポールの作家を集めたシンガポールギャラリーで特に知られるのが、パリ育ちで独特なタッチで知られるジョージェット・チェン(張茘英)。リュウ・カン(劉抗)も近代美術を代表する中国系作家のひとりで、明るい色彩で人々の生活を描く作風が特徴です。

東南アジアのアートが集合!歴史を知る作品も

写真:江戸川 キヨエ

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戦後のイギリス統治から独立し、公用語に制定されたマレー語を学ぶ中華系の人々の様子を描いたチュア・ミア・ティ(蔡明智)の「ナショナルランゲージクラス」はじめ、近代化する前の人々の暮らしなど写実的な作品もあります。シンガポールの社会が絵画を通して伝わってきます。

東南アジアギャラリーではインドネシアを代表するラデン・サレー、マレーシアの抽象画家ラティフ・モヒディンなど東南アジアの著名作家による見応えのある作品が並びます。

歴史的な遺構もあちこちに

歴史的な遺構もあちこちに

写真:江戸川 キヨエ

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旧市庁舎は第二次世界大戦中は日本軍が使用し、戦争終結の調印が交わされ、リー・クアンユー初代首相が独立を宣言するなどシンガポールの歴史的な出来事を見守ってきました。

旧裁判所のシュープリームコートウイング1階には裁判所時代の拘置施設が残されているほか、3階には2018年の米朝首脳会談でトランプ元大統領と金正恩委員長の会談時の署名に使われた机も展示されています(※実際に会談と署名を行った会場はこの美術館ではありません)。

歴史的な遺構もあちこちに

写真:江戸川 キヨエ

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シティホールウイング2階には、好きな絵をタッチパネルから選んで自分のメールアドレスに送るソーシャルテーブルがあり、新しいテクノロジーを使ったしかけも楽しいです。

バーやレストランも充実!おすすめはルーフトップ

バーやレストランも充実!おすすめはルーフトップ

写真:江戸川 キヨエ

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絶対行きたいのが、シティホールウイング側のルーフトップにあるパダンデッキ。ここにあるバーはマリーナ ベイ サンズなどマリーナエリアが一望できる眺望の良さで地元の人にも人気のスポット。眼下にはパダン広場が見えます。館内にはほかにも、オデットというミシュラン3つ星はじめ、中華、日本料理のレストランからカフェまでを併設し、鑑賞前後にゆっくりするスポットにも困りません。

バーやレストランも充実!おすすめはルーフトップ

写真:江戸川 キヨエ

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展示室は大きさによって入れる人数が制限され、それ以外のパブリックエリアはソーシャルディスタンスが取られるように印がされています。衛生基準を満たしたSGクリーンという政府による認証を受けている点でも安心です。

なお、シンガポールではアプリなどを利用したSafeEntryという入退場記録システムによるチェックイン、チェックアウトが必要となっています。

バーやレストランも充実!おすすめはルーフトップ

写真:江戸川 キヨエ

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SNSスポットとしても人気の場所。ゆっくり建築を見るもよし、東南アジアの美術鑑賞もよし。シンガポールの歴史が刻まれた美術館は、シンガポールの滞在を充実させてくれる施設であることは間違いありません。

ナショナル・ギャラリー・シンガポールの基本情報

住所:1 St Andrew’s Rd, Singaopre
電話番号:+65-62717000
アクセス:City Hall MRT駅から徒歩7分

2021年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/11/24 訪問

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