写真:ミセス 和子
地図を見る宿房 樺のんへは、中標津空港から車で約1時間10分、JRを利用する場合はJR
花咲線茶内(ちゃない)駅で下車。茶内駅からは、タクシー又は要予約で有料の送迎サービスがあります。
写真は、根室から一直線に続く国道123号線。南西の方向に太平洋が見渡せます。
写真:ミセス 和子
地図を見る浜中町は、少人数が宿泊する民宿が多い町。宿房 樺のんも、客室が3室だけのお宿。建物は、三角屋根で洒落た感じのログハウスです。1階の丸太の外壁と2階部分の白い外壁とのコントラストが素敵な建物です。
建物の手前が駐車場になっていて、無料で駐車できます。
写真:ミセス 和子
地図を見る木製の階段を登ると、小さなドアがあります。木の温もりが感じられる「宿房 樺のん」と書かれた表札や、鹿の角、色々な形の石等、エントランスまでの通路はワクワク感がいっぱいです。
写真:ミセス 和子
地図を見るエントランスを入ると、カウンター席とテーブル席のある食堂があります。ここは夕食と朝食をいただく場所になっています。カウンターでチェックインの手続きが行われ、オーナーさんからお宿の使い方、食事の時間等の説明があります。
写真は自由にお茶やコーヒー、紅茶がいただけるコーナーです。引き出しを開けると、コーヒーカップが入っています。
写真:ミセス 和子
地図を見る客室は2階に3室、三角屋根の屋根裏部屋の傾斜を利用してベッドが設置されています。寝そべってみると、足の部分に丸太の梁がありますが、起き上がると天井に頭がぶつかる事はありません。なんだか楽しくなる客室です。
フローリングの床には絨毯が引いてあり、ストーブや扇風機が設置されています。トイレとお風呂は共有です。
客室のテラスに出てみると、遠くに太平洋が眺められます。夜にはさざなみが聞こえ、天気の良い日には星が綺麗に見えます。
樺のんのお食事は、和洋折衷のお料理。浜中町近隣で水揚げされた、旬の食材をオーナーシェフが準備してくれる人気の夕食です。この日の夕食メニューは、お刺身の盛り合わせ、花咲蟹、秋刀魚、酢の物、山菜の天ぷら、カニ飯、味噌汁等です。
写真:ミセス 和子
地図を見る北海道の蟹のイメージでは、タラバ蟹や毛蟹、ズワイガニが一般的で何処に行っても見たり、食べたりする事ができます。しかし花咲蟹は別物です。花咲蟹は国内では北海道根室沖でしか漁れない、大変希少な蟹です。年々水揚げ量が減少して今や「幻の蟹」と言われるほど。まして漁期が6月から9月のたった3ヶ月間、茹でたての花咲蟹は地元ならではの逸品。
茹でると花が咲いた様に甲羅が真っ赤になります。甲羅はトゲトゲが多くあるので、注意しながらハサミとカニスプーンを使って身を取り出しながら頬張ります。花咲蟹の身はプリッとしていて、甘みとコクが楽しめます。
写真:ミセス 和子
地図を見る写真は「カニ飯」。花咲蟹のむき身がふんだんに入っており、香ばしく、茹でたむき身とは違った美味しさが味わえます。
写真:ミセス 和子
地図を見る宿房 樺のんの朝食は、洋食メニュー。自家製パンや自家製ジャム、近隣の牛乳や野菜などの食材は健康的で美味しく、元気になれるお食事です。
写真:ミセス 和子
地図を見るお宿から車で約15分の場所に、浜中町ふれあい交流・保養センター「霧多布温泉 ゆうゆ」があります。ゆうゆの温泉は、地下2000メートルから湧き出る、ナトリウム-塩化物泉(アルカリ性低張性温泉)でよく温まります。夕食前に立ち寄ると、旅の疲れが癒され空腹感が増します。
写真:ミセス 和子
地図を見るお宿から徒歩で5〜6分の場所には、琵琶瀬展望台(びわせてんぼうだい)があります。ここからの眺めは、浜中町で一番の景勝地。霧多布湿原や湿原を流れる川、運が良ければ夏はタンチョウ、冬はオジロワシなどを見る事ができます。
写真:ミセス 和子
地図を見る琵琶瀬展望台の正面、霧多布湿原から東南の方向を見渡すと太平洋が見渡せます。何処までも青い空と青い海、時には海から水蒸気が舞い上がる現象「けあらし」が見られる事もあります。
宿房 樺のんでは、霧多布湿原周辺ガイドツアーやカヌーツアー、道東ガイドツアー等、要予約・有料のオリジナルなガイドツアーが準備されています。車がなくても大丈夫、お宿の車でオーナーさんが案内してくれます。詳しくは、ホームページを参照ください。
2021年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
ミセス 和子
北海道札幌市に住んでいます。北海道の素晴らしい自然や、道産食材を使ったグルメ、温泉やイベントの紹介をしています。北海道の素晴らしさを全国に発信できればと考えています。宜しくお願いします。
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索