爽やかな夏を満喫。沖縄「久米島」の5つの密かな楽しみ方

爽やかな夏を満喫。沖縄「久米島」の5つの密かな楽しみ方

更新日:2021/06/08 13:30

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー
沖縄本島から飛行機で30分の場所に位置する「久米島」は、沖縄の正統的な田舎というべき、素朴で穏やかで風景が特徴的です。中でも特に“はての浜”に代表される、海の美しさに定評があり、球美の島(=琉球で一番美しい島)の愛称で親しまれています。今回は、そんな久米島について、最もおすすめな夏シーズンの楽しみ方を5つ紹介!海だけでなく緑の風景や、最近じわじわ人気を集めているグルメスポットなども取り上げます。

もっとも海が透き通る。畳石で“ラムネブルー”に癒される

もっとも海が透き通る。畳石で“ラムネブルー”に癒される

写真:土庄 雄平

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前述したように、沖縄有数の海の美しさを誇っている久米島。島のいたるところに、取り上げたい海の風景が存在します。その中でも一押なのが、島の東部・橋で渡って行ける奥武島にある「畳石」です。

太古の火山活動から長い年月を経て作り出された天然の造形物ですが、夏には一面ラムネ色の海で満たされます。波打ち際まで見事な色合いを見せる景色は、本当に爽快!

もっとも海が透き通る。畳石で“ラムネブルー”に癒される

写真:土庄 雄平

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そんな「畳石」でぜひ楽しんで欲しいのが、久米島ラムネを飲むこと。空港の売店をはじめとして、島の各お店で販売されています。畳石を見下ろす階段へ置いて眺めてみれば、見事調和する色合い。

まさに久米島の海を飲んでいるような気分に浸れます。SNS映えも狙えること間違いなし!

<畳石の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字奥武170
アクセス:イーフビーチエリアから車で5分・徒歩20分、久米島空港から車で40分

非日常の時間。「奥武島」で感動的な朝焼けを楽しむ!

非日常の時間。「奥武島」で感動的な朝焼けを楽しむ!

写真:土庄 雄平

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夏の沖縄では太陽が照りつけ、日中に動き回るのは少し億劫になることも。そんな時、少し早起きをして早朝の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?

久米島でお勧めしたいスポットが「奥武島(おうじま)」。島の内陸部は広大なサトウキビ畑になっており、風に揺られザワザワとした音と一緒に、最高に非日常な時間を過ごせます。

非日常の時間。「奥武島」で感動的な朝焼けを楽しむ!

写真:土庄 雄平

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日の出間際には、感動的な朝焼けが迎え、数分ごとに色彩が変化!コントラストの際立った真紅の空から、徐々に優しく、ふんわりとしたオレンジ色の空へ変わります。

海の美しさだけでなく、空も絵になり、癒される久米島。晴れやすい夏にお勧めしたいマニアックな楽しみ方です。

<奥武島の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字奥武
アクセス:イーフビーチエリアから車で5分・徒歩20分、久米島空港から車で40分

初夏が旬。「比屋定農園」で絶品パインを味見、お土産に!

初夏が旬。「比屋定農園」で絶品パインを味見、お土産に!

写真:土庄 雄平

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沖縄といえば南国フルーツが欠かせないでしょう。久米島でも旬のフルーツがたくさんあります。中でも、完熟パイナップルはぜひ頂いて欲しい逸品です。

島の北部の「比屋定(ひやじょう)農園」がおすすめ!国道242号線沿い、比屋定のバス停の近くに位置しています。2本ののぼり旗と大きな看板が目印です。

初夏が旬。「比屋定農園」で絶品パインを味見、お土産に!

写真:土庄 雄平

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6月下旬〜8月上旬になると、お宅の縁側にパイナップルがずらり。国内最高峰のパインと呼ばれるゴールドバレルのほか、桃のような甘みがクセになるピーチパインといった品種が用意されています。

そんな「比屋定農園」の特徴は、味見をしながら購入可能なこと。お父さんのおもてなしの心が表れています。市販のものとは比較できないぐらい甘美なパインを食べれば、お土産に購入してしまうこと間違いなし。

<比屋定農園の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町比屋定2304
アクセス:イーフビーチエリアから車で20分、久米島空港から車で30分

「YUNAMI FACTORY BOBA」でインスタ映えな一杯を!

「YUNAMI FACTORY BOBA」でインスタ映えな一杯を!

写真:土庄 雄平

久米島グルメの名店の一つYUNAMI FACTORYが、2020年3月にオープンした久米島初のドリンクスタンドが注目を集めています。その名も「YUNAMI FACTOR BOBA」。

約50種類のフレーバーとトッピングを組み合わせ、独自のドリンクを作れます。甘さ・氷の量・タピオカの量など、かなり柔軟にカスタムできるのも嬉しいですね。

「YUNAMI FACTORY BOBA」でインスタ映えな一杯を!

写真:土庄 雄平

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そして何と言っても人気の理由は、このインスタ映えするおしゃれな見た目!お店からすぐの海を背景にすれば、夏らしさ全開の絵になる一枚が撮れます。

グループで訪れるならフレーバーの色を変えてみると良いでしょう!写真のものは左から、久米島産紅芋ミルク・ミルクティー・宇治抹茶ミルク(全てタピオカ入り)です。

<YUNAMI FACTORY BOBAの基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字鳥島291
営業時間:14時〜18時
定休日:不定休
電話番号:098-985-2323
アクセス:イーフビーチエリアから車で15分、久米島空港から車で10分

緑美しい久米島の夏。具志川城からミーフガーの滝へ散策

緑美しい久米島の夏。具志川城からミーフガーの滝へ散策

写真:土庄 雄平

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夏の久米島の絶景は何もビーチだけではありません。そこで注目したいのが、緑と青が織りなす風景です。中でもオススメな場所が、島北部の具志川城〜ミーフガー。

まず具志川城近くの道から、美しい樹林帯とサトウキビ畑越しに、ミーフガー方面のパノラマを望めます。海へ添えるような、輝く緑に心洗われるはず!

緑美しい久米島の夏。具志川城からミーフガーの滝へ散策

写真:土庄 雄平

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そしてミーフガーへと至りますが、実は夏にオススメしたいパワースポットが存在します。その名も「ミーフガーの滝」です。

看板に従って5分ほど歩いて行くと、鮮やかな樹林に囲まれて、飛沫がほとばしる滝が出現!小さな虹のアーチを作りながら、コンコンと流れていく佇まいには思わず見入ってしまいます。まさに天然クーラーとい言える場所です。

<ミーフガーの滝の基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町仲村渠
アクセス:ミーフガーまでイーフビーチエリアから車で30分、久米島空港から車で10分。ミーフガーから滝まで徒歩約5分

様々な楽しみ方がある!夏の沖縄「久米島」を満喫しよう

近年、夏季限定(※)で羽田空港からの直行便も誕生した沖縄県久米島。華やかさより穏やかさを求める旅行者の間で、ますます話題になっています。美しい海はもちろんのこと、時間帯を変えるごとに様々な表情を見せてくれる、島の風景は必見です。ぜひ今回紹介した旬のフルーツやドリンクをいただきながら、島を巡ってみてくださいね。

※2021年は未定です。詳しくは日本航空の公式サイトをご確認ください。

2021年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/07/09−2020/07/12 訪問

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