いろは坂は、日光市街と中禅寺湖を結ぶ道路で、上る時は第2いろは坂を、下る時には第1いろは坂を利用します。カーブには「いろはにほへと・・・」の文字が表示されていて、急こう配の坂で、道がくねくね曲がっているのが特徴です!
上りの第2いろは坂の「い」から「ね」まで20のカーブを過ぎたところにあるのが、明智平です。ここまでは2車線で一方通行ですが、明智平を過ぎると中禅寺湖まで対面通行となるので間違えないようご注意ください!
東京から東北道、日光宇都宮道路を経由していろは坂を通る方は、行楽シーズンなどは次のポイントは必ずおさえてくださいね!
【快適ドライブのポイント】
トイレはいろは坂の前で済ます!!
定番だと思いますが、いろは坂で渋滞にはまってしまうと、後戻りができません!日光宇都宮道路の日光口PAや、いろは坂を上る前のコンビニなどで済ませておくのがおすすめですよ。紅葉時期の週末などは本当に混み合ってしまうため、朝6時にいろは坂に到着しておく位のスケジューリングをすると渋滞にはまる事はほぼ無いでしょう。
第2いろは坂には、黒髪平(くろかみだいら)と明智平(あけちだいら)の2つの休憩所があります。黒髪平は明智平の直前にある小さな駐車場のみの休憩所で、明智平からは戻れませんので、いろいろな場所から景色を楽しみたい方は、見逃さないように気にかけて運転してくださいね〜。
明智平は標高1,473mに位置し、食事やお土産を買えるドライブインや明智平展望台につながるロープウェイがあります。明智平の名前の由来は、なんとあの明智光秀が名づけ親だといわれているんですよ。昔、山崎の合戦で比叡山に逃げ、「天海僧正」を名乗るようになった明智光秀が、自分の名前をどこかに残しておきたくて、日光で一番眺めが良いこの地に「明智平」と命名したと伝えられているそうです。
明智平へのアクセスでの注意点ですが、黒髪平を過ぎると右車線に「明智平方面」の案内が書かれるので、ここで必ず右車線に寄ってください。左車線を走行していると、明智平の駐車場に入れなくなってしまいますよ!
もしここで明智平に入り損ねてしまっても、上りきった中禅寺湖から折り返してくることができるので安心してくださいね(^^)
ロープウェイの明智平駅から、展望台駅まではおよそ3分です。とーっても短い時間の空中散歩ですが、ロープウェイからは小さな滝や、切り立った崖が連なる屏風岩、さらに少し遠くには筑波山まで見ることができますよ〜!
明智平ロープウェイの歴史は意外と古く、開業は1933年です。その後一旦は不要不急線として撤去されてしまったのですが、1950年に復活して現在まで利用されているんです。かつては東武日光駅から路面電車とケーブルカーで明智平までアクセス出来たそうですよ。
昔からこの明智平の地に訪れる人は多かったんですね〜。
展望台に上がるとすぐ目に入ってくるのが、こちらの景色!!
ドドドドドーっという豪快な音まで聞こえる華厳の滝、さらにその上部に浮かぶように中禅寺湖、そしてその右側にはどっしり佇む男体山。こちらの写真では男体山の麓しか写っていません。全部を1枚におさめようとしても、おさまりきらない大きさなんですよ〜。
まさに一石二鳥ならず、一石三鳥の景色ではないでしょうか!?
華厳の滝の観光というと、専用エレベーターで滝の真正面まで降りて見るのを思い浮かべる方が多数だと思いますが、少し離れたこの明智平展望台からも、こんなにはっきりと見ることが出来るんです。日光の自然が融合された姿が見られるのはここ、明智平展望台だけです!!
新緑、紅葉、雪景色など訪れる度に、違った景色を楽しめますね(^^)
展望台には、有料の双眼鏡も設置されているので、もっとよーく見たい人は利用してみてはいかがでしょう♪
日光といえば、「ゆば」が名産ですよね。かつて修行僧が多くいた日光では、修行僧の精進料理のタンパク源として大豆からゆばを作り、さらに保存のきくゆばを山岳地帯の旅のお供にしたことから、ゆばが有名になったそうです。
こちらはそのゆばを使ったソフトクリーム「ゆばソフト」です♪
ごまあえゆばを豆乳アイスで包んだソフトクリームは、本当に絶妙な美味しさですよ〜。ごま豆腐を食べているような食感や、ふわふわなクリームチーズのような甘さが絶品で、明智平では大人気のスイーツなんです!!
他にも、ゆばを練りこんだ「ゆば豚まん」や日光周辺のお土産物が揃っているので、景色を楽しんだ後に、ゆっくりお買い物も楽しめますよ!
落差97m、幅7mの華厳の滝も、深いところで173mもある中禅寺湖も、明智平展望台から見ると少し小さく見えますが、この2つが一緒に見られる絶景ポイントは、明智平展望台だけです!
それだけに、渋滞必至の時期もありますが。。。
混雑が本当に苦手、という方は、行楽シーズンの前後での観光を計画するのも1つの手ですよ!華厳の滝と中禅寺湖のコラボは、いつみてもきっと楽しませてくれるに間違いありません(^^)
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