ノスタルジック!日光「玉藻小路」レトロな路地裏でほっこりタイム

ノスタルジック!日光「玉藻小路」レトロな路地裏でほっこりタイム

更新日:2021/06/28 14:37

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師
東武日光線と東武鬼怒川線の分岐点・下今市駅周辺は、途中下車散策が楽しい穴場スポット。中でもオススメは、駅から徒歩5分の「玉藻小路」。にゃんこもいる小さなお社のある細い路地に、レトロな古民家カフェ、キュートな手ぬぐいやさん、ハイセンスな花屋さん、日光天然氷かき氷も楽しめるドーナツやさんが並びます。SNS投稿したくなっちゃうお洒落スポットもたくさんあるので、日光・鬼怒川旅行に併せてぜひ、訪れてみては?

映画みたいなレトロな小道「玉藻小路」

映画みたいなレトロな小道「玉藻小路」

写真:フルリーナ YOC

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東武日光線と東武鬼怒川線の分岐点、SL大樹の起点となるのが日光市の「下今市」駅。乗り換えだけで素通りしてしまうことが多い下今市ですが、実は知る人ぞ知るステキなお店や観光スポットが点在する穴場スポット。

その下今市駅から徒歩5分「道の駅日光」に隣接した場所に、まるで映画の中に迷い込んだようなノスタルジックな路地裏「玉藻小路」があります。

映画みたいなレトロな小道「玉藻小路」

写真:フルリーナ YOC

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玉藻小路入口にある赤い小さなお社には、毎朝コーヒーとドーナツが供えられます。お社の中には招き猫も鎮座し、しばしば、にゃんこもお参りに現れます。にゃんこは人懐こくて、道行く人に遊んでもらったり、お社に居候することもあるんですよ。

映画みたいなレトロな小道「玉藻小路」

写真:フルリーナ YOC

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玉藻小路の右側には古民家カフェ「日光珈琲玉藻小路」、左側にはドーナツ屋さんの「日光まほろば」、手ぬぐいやさんの「唐草」、お花とフレグランス等のセレクトショップ「enn hanatokurashi」の4店が並びます。

はんなり艶やか異空間「日光珈琲玉藻小路」魅惑の美味時間

はんなり艶やか異空間「日光珈琲玉藻小路」魅惑の美味時間

写真:フルリーナ YOC

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この玉藻小路界隈は、かつて花街だった場所。「日光珈琲玉藻小路」は、明治後期に遊郭(置屋)として建てられ昭和になって増築された建物で、日光珈琲社長の風間氏自らが、DIYでリノベーションしました。カフェ内のあちらこちらに、華やかかりし時代の艶やかな残り香が漂います。

ノスタルジックな空間でまったりと過ごす時間のお供は、豊かな香り漂う自家焙煎のスペシャリティ珈琲。一杯ずつ丁寧に抽出したハンドドリップのコーヒーのコクと薫りがたまりません。

オリジナルブレンド各種、レギュラーコーヒー各種、水出しコーヒー、コーヒーカクテル各種、キャラメルオーレ、マルコポーロ(紅茶)、木苺ソーダなどドリンクメニューも充実しています。たっぷりの量なので、ゆっくり過ごしたいときにも嬉しい!

はんなり艶やか異空間「日光珈琲玉藻小路」魅惑の美味時間

写真:フルリーナ YOC

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栃木県に6店舗を展開する「日光珈琲」は、ふわとろ卵がたまらないオムライスと、各店舗それぞれに違う「カレー」が大人気。“日光珈琲玉藻小路”のカレーはホロっとやわらかなチキンと大きな野菜がゴロっと入ったスープカレー。

何を食べても美味しい日光珈琲ですが、おすすめは「さつきポークの具だくさんガレット」。日光珈琲玉藻小路でしか食べられない限定メニューです。

日光市今市は全国有数のそばの産地。ガレット生地は、そのヘルシーなそば粉を使用しています。具材は“さつきポーク”とさまざまな地場野菜。その上にコクのあるホワイトソースがたっぷりかけられています。「デカイ!」と思わず目を見張る“さつきポーク”は、日光珈琲発祥の地・栃木県鹿沼市名産の銘柄豚。コクと甘みのある脂がとっても美味しいんですよ。

はんなり艶やか異空間「日光珈琲玉藻小路」魅惑の美味時間

写真:フルリーナ YOC

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日光珈琲玉藻小路では季節限定で、日光珈琲自慢のヤキイモ「テングイモ」も販売。そのテングイモをスイーツとして楽しめるのが「テングイモパフェ」。濃厚な甘みのテングイモと、木苺ソースの爽やかな酸味がベストマッチの美味しいスイーツです。

「四代目徳次郎」のフワフワ天然氷のかき氷も、おすすめの逸品。「とちおとめ」「梅」「カフェ・オーレ」など、自家製シロップがたっぷりかけられた、美味しいかき氷を楽しめます。

また、かき氷の上に黒蜜ときな粉、かき氷の中に餡・寒天・アイスクリームが入った「氷あんみつ」、かき氷の底にマンゴー果実がゴロゴロ、かき氷の中にアイスクリームが入った「マンゴーパラダイス」などのゴージャスなかき氷もおすすめ!「カフェ・オーレ」「氷宇治金時」のかき氷にも、アイスクリームが隠れんぼしています。

<日光珈琲玉藻小路の基本情報>
住所:栃木県日光市今市754
電話番号:0288-22-7242
営業時間:11:00〜19:00(LO 18:30)
休業日:第1・第3火曜(祝日の際は翌日休み)
アクセス:東武日光線新下今市駅より徒歩5分

「日光まほろば」ヘルシーなドーナツ&天然氷かき氷

「日光まほろば」ヘルシーなドーナツ&天然氷かき氷

写真:フルリーナ YOC

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ゆっくり過ごす時間がなくても、美味しい「玉藻小路」を味わえるのが、各種メディアでも取り上げられ、人気急上昇中の「日光まほろば(旧名 ヰザワドーナツ)」。

日光の老舗湯波店のおからや、濃厚な味わいの「那須御養卵」、オーガニックの無調整豆乳などを使ったヘルシーなドーナツは、軽やかで甘さ控えめでありながら、深い味わい。

「日光まほろば」ヘルシーなドーナツ&天然氷かき氷

写真:フルリーナ YOC

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ドーナツは、シンプルなドーナツから、食事系ドーナツ、ドライフルーツやナッツがトッピングされたドーナツなども揃っています。インスタ映えするドーナツもいろいろあるので、SNS投稿もお楽しみくださいね!

「日光まほろば」ヘルシーなドーナツ&天然氷かき氷

写真:フルリーナ YOC

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「日光まほろば」では、ドーナツのみならず、三ツ星氷室の日光天然氷のかき氷もテイクアウトできるのも嬉しいところ。ドリンクもコーヒー・紅茶はもちろん、チャイやラムネなど、冬にも夏にも嬉しいメニューが揃っています。

<日光まほろばの基本情報>
住所:日光市今市754
電話番号:0288-25-6977
営業時間:10:00〜17:00(土日祝は10:00〜17:30)
定休日:不定休

花と雑貨「enn hanatokurashi」憧れのフレグランスも!

花と雑貨「enn hanatokurashi」憧れのフレグランスも!

写真:フルリーナ YOC

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玉藻小路にひときわお洒落な香りを吹き込んでいるのが「enn hanatokurashi」。レトロでおしゃれなたたずまいに、カメラを向けるゲストも多数!

花と雑貨「enn hanatokurashi」憧れのフレグランスも!

写真:フルリーナ YOC

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フレッシュフラワーのセレクトも素敵で、めっちゃキュートな花束やブーケも作ってくれます。旅の途中で、大切な人に、小さな花束をプレゼントする(される)サプライズもステキです。

花と雑貨「enn hanatokurashi」憧れのフレグランスも!

写真:フルリーナ YOC

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店内にはフレッシュフラワーの他にも、ドライフラワー、「リンデンリーブス」や「エリザベスダブリュー」などの海外ブランドの自然派ボディケアやフレグランス、植物をあしらったアクセサリーや小物も並びます。センスあふれる素敵なセレクトばかりで、見ているだけでもうっとり!

<enn hanatokurashiの基本情報>
住所:日光市今市754
電話番号:0288-87-4346
開店時間:11:00〜17:00
定休日:月曜日・火曜日

手ぬぐい・風呂敷「唐草」キュンかわいい和雑貨も!

手ぬぐい・風呂敷「唐草」キュンかわいい和雑貨も!

写真:フルリーナ YOC

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日光珈琲の向かいに佇む「唐草」は、職人手染めの注染手ぬぐいを中心に、オシャレな風呂敷や和雑貨を扱うステキなお店。

手ぬぐい・風呂敷「唐草」キュンかわいい和雑貨も!

写真:フルリーナ YOC

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店長は日光の老舗呉服店のお嬢さん。呉服屋生まれの呉服屋育ちの店長さんのセレクトは、さすがの審美眼! 伝統的な和柄から、四季折々の風情を織り込んだ柄、動物柄、ユーモアある絵柄など、ステキな手ぬぐいが揃います。

手ぬぐいはタペストリーとして飾ったり、袋にして使うのも素敵!店長さんは優しくて気さくな方なので、手ぬぐいのアレンジの仕方など、気軽に聞いてみてくださいね。

手ぬぐい・風呂敷「唐草」キュンかわいい和雑貨も!

写真:フルリーナ YOC

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また、手ぬぐいを使った小物など、キュン可愛い和雑貨も見逃せません。 おしゃれな扇子やうちわ、鮮やかな色柄と口金がキュートながま口など、自分用にも、プレゼント用にも欲しくなっちゃう商品がたくさん。ぜひ、立ち寄ってみてくださいね。

<手ぬぐい 風呂敷「唐草」の基本情報>
住所:栃木県日光市今市754
電話番号:0288-21-1245
営業時間:11:00〜17:30(変更の場合有り)
定休日:月曜日、第1・3火曜日、他不定休
※営業日、営業時間はtwitterからお確かめください

今市地区にはまだまだ見どころがたくさん

玉藻小路はのんびりほっこり、なつかしくて、ステキで、おいしくて・・・思わず笑顔になってしまう、小さな小さな路地裏。行きかう人の笑顔に、凹んだ心にも温かな何かが注がれてくる、そんな場所。

また、玉藻小路を抜けた先には、学問・経営財福の神である二宮尊徳翁(二宮金次郎)を祀る「報徳二宮神社」があります。境内には尊徳翁が眠る「史跡二宮尊徳の墓」もあるので、足を延ばしてみてくださいね。

2021年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2021/06/10 訪問

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