写真:野水 綾乃
地図を見る塩原温泉郷の中塩原エリアにある「赤沢温泉旅館」。温泉街の中心からもすぐの立地ながら、旅館が立ち並ぶエリアとは逆の箒川の対岸にあり、自然豊かな隠れ家的な雰囲気が漂う宿です。
写真:野水 綾乃
地図を見るそんな「赤沢温泉旅館」の敷地を利用して、1日2組限定のグランピング施設「glampark(グランパーク)赤沢温泉」がオープンしました。
箒川を眺めるリバービュー(写真)と、木立の中に立つフォレストビューの1日2組限定です。各サイトは完全に離れて配置されていますので、ほかのゲストの視線を感じることなく、大自然を独り占めにできる贅沢な空間が広がります。
写真:野水 綾乃
地図を見るまずはリバービューサイトからご紹介しましょう。
ドーム型のテントの大きさは直径6メートル。ベッドとソファスペースの空間を分けても十分余裕のある広さです。内部は断熱と防音のための布地で覆われており、エアコンも完備しているので、外気の影響を受けずにいつでも快適な室温で過ごせます。
前面に大きく取られた開口部から眺めるのは、悠々と流れる箒川の風景。最近各地にグランピング施設ができていますが、ここまで眺望が素晴らしいところはなかなかないでしょう。裏山から流れる赤沢との合流部にあり、心地よい川音が響きます。
写真:野水 綾乃
地図を見るもうひとつのフォレストビューサイトは、敷地内でも木々が密集したエリアにあり、森の中に入っていくようなアプローチにもわくわくします。
写真:野水 綾乃
地図を見るフォレストビューサイトの室内です。窓から見える木立が美しく、遠く木々の向こうに箒川を眺めます。
部屋の設備はリバービューもフォレストビューも同じで、エアコン、冷蔵庫、電気ケトル、ソファなどが揃っています。テレビや音の出る機器はありませんので、自然の音に耳を傾けたり、訪れた方と会話を弾ませてみてはいかがでしょうか。ベッドはスライド式の2段ベッドになっていて、最大4名まで泊まることができます。
アメニティは、作務衣(パジャマ)、タオルセット、歯みがきセットと旅館同様の充実ぶり。
そして各サイトのデッキスペースには雨の日もBBQが楽しめる専用の食事スペースが設けられています。館内の温泉やお手洗いももちろん利用できますが、デッキ横に専用のシャワーとトイレブースが用意されているのも便利です。
写真:野水 綾乃
地図を見る温泉宿に併設のグランピング施設、そのいちばんの特典が好きなだけ温泉に入れること。
しかも「赤沢温泉旅館」の源泉は泉温45℃で湧き出す自家源泉を、無加温・無加水でそのままかけ流しにしています。少しぬるめなのがじっくり浸かれて本当に心地いいんです。卵の臭いに似たほのかな硫化水素臭も感じられます。
写真は開放的な男湯の露天風呂。内湯よりも露天の方がぬるめで、夏でも気持ちよく、長くゆっくり入ることができます。
写真:野水 綾乃
地図を見る内湯は古代ヒノキの浴槽です。かけ流しの温泉の投入量も多く、常に新鮮な湯で満たされています。
写真:野水 綾乃
地図を見る風情のある庭に面した貸し切り露天風呂もあります(有料)。家族水入らずやカップルで利用するならこちらもアリですね。
写真:野水 綾乃
地図を見る「glampark赤沢温泉」の宿泊プランには、温泉旅館と同じ夕朝食がいただけるプランや、食材を持ち込んでオリジナルのBBQが楽しめる素泊まりプランがありますが、なんといってもおすすめは地元色満載の食材を用意してもらえる「グランピングBBQプラン」。
A5ランクのとちぎ和牛、塩原産のイワナや清流で育ったプレミアムヤシオマス、柔らかくて甘い「塩原かぶ」や肉厚の原木シイタケといった季節の塩原の美味しい野菜などなど。ほとんど下ごしらえがしてあり、あとはグリルで焼いたり温めたりするだけで絶品料理のできあがり。
また、赤沢温泉旅館の女将は中国出身の方で、自家製の四川風味ソーセージなど、中国風の味付けが光るものも。ジビエの鹿肉スペアリブも中国の調味料やスパイスが染み食欲をそそります。
写真:野水 綾乃
地図を見る操作も簡単なBBQガスグリルで食材を焼いていきます。とちぎ和牛も美味しそうな焼き目に。左右で温度を変えられるので、反対側にスキレット料理などの時間のかかるものを温めておくこともできます。
素泊まりプランを利用して、BBQガスグリルだけを有料レンタルすることもできますので、途中の道の駅などで食材を買い込み、調理して食べることも可能ですよ。
写真:野水 綾乃
地図を見る温泉旅館といえば、焼鮭、卵焼きといった朝ごはんが楽しみですが、「グランピングBBQプラン」の朝食も旅館の食事処に移動していただく和朝食です。ご飯が進むおかずがいっぱいで嬉しくなりますよ。
写真:野水 綾乃
地図を見る赤沢温泉旅館にこの子たちを目当てにやってくる人も多いのが、5匹のネコとワンコたち。写真は地元のスーパーで里子に出されていたおてんば娘のアサちゃん。温泉に入りに来るついでにでも触れ合ってみて。
写真:野水 綾乃
地図を見る夜のグランピングテント。これからが最大のお楽しみの時間かもしれませんね。晴れた日は星空を見上げてみたり、友達や恋人と熱く語り合ってみたり。
自然豊かな赤沢温泉ではシカやカモシカなどが遊びに来ることも。夜、不思議な鳴き声が聞こえたら、森の仲間たちが近くに来た証拠かも。
いかがでしたでしょうか。
glampark赤沢温泉は1日2組限定ですので、オンシーズンはかなり早い時期から埋まってしまいますので、予約はお早めに。関連MEMOのサイトで予約を受け付けています。
今後、流行のサウナテントのレンタルも準備しているそうです。サウナで汗をかき、赤沢の渓流にドボン!なんてことができるかも。glampark赤沢温泉で非日常の体験をお楽しみください。
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/12更新)
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