写真:SHIZUKO
地図を見る登山者のみならず、観光客にも大人気の上高地がスタート地点。にぎわう上高地・河童橋を離れ、まずは梓川の左岸(上流に向かって右側)を行きましょう。ロッジやテント場がある小梨平に入ると、春・5月ならば、ニリンソウが咲き乱れ、秋はカラマツが黄金に輝く散策路。
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地図を見るおよそ1時間で明神に到着。明神につくと、迫力ある岩峰の神々しい明神岳の姿に圧倒されます。
明神館には食堂や売店、トイレもあるので、明神岳に見とれながら休憩できる絶景ポイント。この辺りまでくれば、バスターミナル付近の喧騒とはお別れ。登山者の姿が目立ってきます。
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地図を見る目的地の横尾まではあと2時間。
天に突き上げる明神岳の美しい姿。明神橋越しに見る明神岳の美しさは、荘厳な雰囲気です。急ぐ旅ではないので、美しいコラボレーションをゆっくりお楽しみください。プラス1時間あれば、神秘的な奥明神池への寄り道も、きっといい思い出になることでしょう。
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地図を見る明神を出発して、次に向かうのは徳澤。
ハルニレの大木があちこちにある開けた場所は、元牧場。今はキャンプ場として多くの人が集います。
写真:SHIZUKO
地図を見る赤い屋根が印象的な徳澤園。登山客が必ず行っていいほど立ち寄る山小屋です。
ソフトクリームが大人気ですが、新名物・コーヒーソフトもお勧め。スイーツで軽く休憩しましょう。
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地図を見る樹林帯の中の道は、マイナスイオンあふれる気持ちのいい道。
途中、何度か軽いアップダウンがあり、道が梓川沿いに出ると、前穂高岳の稜線から明神岳へ続く美しくも厳しい山容が目の前に。上高地で見えていた明神岳を横から眺めます。
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地図を見るもう一度林の中に入って、進むこと1時間弱。快適な山小屋・横尾山荘が立つ横尾に到着。
登山者と一般観光客を分けるのは横尾大橋。橋の向こうに前穂高岳がそびえています。
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地図を見る横尾大橋を対岸に渡ると「ここから先は登山エリアです。ヘッドランプ・雨具・地図などの登山装備の無い方は入山をお控えください」との注意書きがあります。
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地図を見るここまでのハイキングは一本道のほぼ平行移動。歩きやすい靴に汗をかいてもいい服装で行きましょう。上高地の標高が約1500メートル、そこから緩やかに標高が上がって横尾は1620メートル。夏でも一枚羽織るものを持って行きましょう。もちろん、雨具や水分も必携です。
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地図を見る横尾までのハイキングで折り返してもいいのですが、時間が取れるなら日本一の大岩・屏風岩を見に行ってみませんか。横尾大橋から片道およそ30分。
横尾大橋を渡り、樹林帯を抜けると「横尾岩小屋趾」という指標と縦に割れた大きな岩があります。かつては数人が泊まることのできる大きな洞窟状の岩があった場所。ここを拠点に屏風岩のクライミングに挑んだクライマーたちの聖地です。今は崩れてしまい、泊まることは出来なくなってしまいました。
写真:SHIZUKO
地図を見る岩小屋趾を過ぎると、左手の谷がどんどん狭くなり、日本一の大岩・屏風岩の威風堂々とした姿がせまってきます。
圧倒的な大岩。ほぼ垂直に見える岩を登っているクライマーがいるかもしれないので、ゆっくりと探してみてください。
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地図を見るこの先は、登山エリア。本谷橋から、紅葉で有名な涸沢カール、そして、北穂高岳や奥穂高岳へと続く道。散策はできません。本格的な登山装備がない人は決して立ち入らないでください。
さあ、ゆっくりと来た道を戻りましょう。
上高地を朝出発できれば、日帰りで楽しめる奥上高地。午後出発なら横尾山荘で一泊というのんびり旅がお勧めです。美味しい料理と素敵なお風呂がご自慢です。
横尾まで足を延ばす観光の人もチラホラいますが、屏風岩を自分の目で見た人は少ないでしょう。圧倒的な迫力をぜひ、お楽しみください。
2021年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/9更新)
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