写真:坂元 美鈴
地図を見る全31室のプチホテル「ラ クラッセ ドゥ シェネガ」は、湯河原にあるリュクスな隠れ家リゾート。電車の場合は、東京駅から快速アクティーで90分、真鶴駅で降車。車の場合は首都圏から約2時間、国道135号沿いを走り、真鶴駅を過ぎて5分ほどです。ホテルの看板のある角を左折すると見えてくる、まるで地中海沿岸の街にありそうな瀟洒な洋館が「ラ クラッセ ドゥ シェネガ」です。
写真:坂元 美鈴
地図を見るホテル前に到着すると、バトラー調の衣装に身を包んだスタッフがお出迎え。エントランスに案内され、中に入ると貴族の館を思わせる優美な空間が目に飛び込んできます。ヴーヴクリコのボトルやアートが配されたセンスの良いインテリアに、回廊のような重厚感のある階段。極上の休日への期待に胸を膨らませながら、2階のレセプションへ。
写真:坂元 美鈴
地図を見る2階にはレセプションのほか、海を臨む広いロビーと、レストラン「Le Phare(ル・ファール)」、温泉大浴場が揃っています。アンティークのヨーロッッパ家具を配した落ち着きのある空間に、所々にフランスの画家ルイ・イカ―ルの作品やセンスの良いオブジェが散りばめられ、まるでミュージアムのような非日常感にあふれています。
写真:坂元 美鈴
地図を見る全室オーシャンビューの客室は、クリーム色を基調とした落ち着いた雰囲気。スペースを贅沢に使った広々とした造りで、家族での長期バカンスにもぴったりな快適空間です。無料飲料水やネスプレッソマシン(コーヒー&紅茶)も用意され、アメニティ類も充実。個包装のクレンジングオイル、化粧水、乳液も揃っています。
写真:坂元 美鈴
地図を見る湯河原という名湯地だけに、ぜひとも温泉大浴場に浸かりたいところですが、室内のバスルームも利用しないのがもったいないほどのしっかりとした設え。全身をゆったり伸ばして入ることができる広いバスタブに、独立型のシャワールームも完備されています。
写真:坂元 美鈴
地図を見る相模湾に面したバルコニーからは、眼下にホテルのプールを望み、その向こうには紺碧の海が広がっています。白いチェアに座って浪の音を聴きながら、何もしない贅沢に身をゆだねる…、そんな過ごし方ができるのもこちらのホテルの醍醐味です。
写真:坂元 美鈴
地図を見る名フレンチとして名を馳せる「Le Phare」。本格的なフレンチに地元の旬食材を取り入れた四季折々の美味が楽しめます。高台に建つガラス張りの店内から臨む、刻々と表情を変える夕暮れの空や夜景を眺めながら、満ち足りたディナータイムが過ごせます。
写真:坂元 美鈴
地図を見る春のある日のディナーコースは「国産トラウトサーモンのコンフィ 春の香り仕立て サフランソース」「桜鯛のモダンフリット クスクス レモンクリームディップ」「黒毛和牛 静岡そだちフィレのグリル」など、春の山菜や国産の旬食材をふんだんに使った美皿の数々。いつ訪れても新しいおいしさに出会えるのも魅力です。
写真:坂元 美鈴
地図を見るディナーコースを締めくくるアシェットデセールもハイレベル。旬の果物やほうじ茶など和のフレーバーも取り入れた、完成度の高いデザートが並びます。食材の持ち味を生かした軽やかなフレンチを引き立てるワインもこだわりのセレクト。シャトーボーモンなどボルドーの赤、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランなど、幅広く揃えているほか、グラスワイン3種飲み比べセットも用意されています。
写真:坂元 美鈴
地図を見るディナーと同じ「Le Phare」で供される朝食は、和食か洋食かチェックイン時にチョイス。ガラス張りの店内では、全てのテーブルから海の景色を楽しめるのも嬉しいポイントです。
写真:坂元 美鈴
地図を見る和食は地元産の魚の干物をメインに、ご飯と味噌汁、卵焼きや漬物、納豆、サラダなどが付く和定食。洋食は、オムレツor目玉焼きの卵料理に、ハッシュドポテト、ソーセージ、3種のパンが付きます。デザートにはヨーグルトと果物が用意されています。
写真:坂元 美鈴
地図を見る温泉は、大浴場とサウナ付き浴場があり、男女入れ替え制となっています。擦りガラスの向こうに木々の緑を臨む大浴場は、身体をゆったりのばしてリラックスできる広々とした造り。サウナ付き浴場のお風呂はコンパクトながら、低温ミストサウナと高温ドライサウナを備え、多彩な入浴を楽しむことができます。客室にはアメニティやボディタオルがバスケットに入った「入浴セット」が用意されているのも嬉しいポイントです。
写真:坂元 美鈴
地図を見る相模湾に面して配された屋外プール。石畳とヤシの木に彩られた、まるで地中海沿岸を思わせる開放的な空間です。海と空、プールが織りなすブルーのグラデーションも目を楽しませてくれます。夜は一転、ライトアップされたプールは幻想的な雰囲気に。ロビーやレストランからもその美しい眺めを楽しむことができますよ。
写真:坂元 美鈴
地図を見るこちらのホテルで特筆すべきは、館内に散りばめられたフランスの画家、ルイ・イカ―ルの作品の数々。レセプションやロビー、レストランへと続く通路や階段の踊り場など、至る所にセンスの良い絵画が配されており、アンティークのヨーロッパ家具と相まって、クラシカルで優美な雰囲気を醸し出しています。
地中海を彷彿とさせる非日常感あふれるリュクス空間と繊細な創作フレンチ、そして万葉の時代から愛されてきた温泉。上質を知る大人を癒してくれる要素を兼ね備えた、まさに大人のための隠れ家リゾート。首都圏から1泊2日で気軽に足を運べるので週末を利用してぜひ訪れてみてくださいね。
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
坂元 美鈴
国際線CA、結婚情報誌編集を経て、フリーライター歴12年、バンコク在住10年、2016年4月より東京在住。大学時代のヨーロッパ放浪の旅で、自由気ままな一人旅にはまり、いまだその熱は冷めやらず。出産後数…
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