写真:大宮 つる
地図を見るさいたま市立漫画会館は、さいたま市(旧大宮市)名誉市民で、近代漫画の先駆者「北沢楽天」の晩年の居宅跡に建設された“日本初”の漫画の美術館。
北沢楽天は明治から昭和にかけて職業漫画家として活動していたのですが、その当時に実際に使っていた愛用品が展示されていたり、作品も見たりすることができます。なんと、一番最初にカラー漫画を作成した人とも。庶民の生活や世相をユーモラスな漫画で表現していたそうですよ。
写真:大宮 つる
地図を見るこちらの写真は常設展示室を撮影したものです(※撮影可。撮影不可の場所もありますのでご注意ください)。
また、年数回の企画展示・イベントも開催されています。来訪の際には漫画会館の情報が記載されている市のHPをご確認のうえ、お出かけください。関連MEMOにリンクあり。
写真:大宮 つる
地図を見る漫画会館には北沢楽天が住んでいたころからの庭園が残されています。盆栽に興味のある方は必見です。
<「さいたま市立漫画会館」の基本情報>
住所:埼玉県さいたま市北区盆栽町150番地
電話番号:048-663-1541
アクセス:東武アーバンパークライン「大宮公園駅」から徒歩3分
開館時間:9時から16時30分
休館日:毎週月曜日(休日を除く)・休日の翌日・年末年始(12月28日から1月4日)
入館料:無料
駐車場:なし
写真:大宮 つる
地図を見る漫画会館を出て、右方向に歩いて行くと、すぐ近くに稲荷神社があるのに気づきます。そちらは「植竹稲荷神社」と呼ばれ、境内には「大宮盆栽村」を開拓したリーダー・清水利太郎氏の大きな石碑があります。“盆栽村のパワースポット”とも。
写真:大宮 つる
地図を見るもともと、盆栽村は、大正期末に関東大震災で大打撃をうけた東京の駒込近辺の盆栽師たちが移住してきたところから始まっています。そういった歴史的な背景があり、盆栽村には、九霞園(きゅうかえん)や清香園(せいこうえん)など5つの盆栽園があります。
街並みそのものの景観が美しく、情緒あふれるこの地「大宮盆栽村」を開拓したリーダー・清水利太郎氏の石碑をぜひともご覧くださいね。
<基本情報>
アクセス:「さいたま市立漫画会館」から徒歩1分
写真:大宮 つる
地図を見る5つの盆栽園とも見学ができます。盆栽に使用する植物は多種多様。それを手掛ける盆栽師の技と美意識によって一鉢ごと異なる盆栽が作り上げられるといいます。盆栽園めぐりをして、違いを感じてみるのも一つの楽しみですね。
こちらの写真は九霞園。多くの盆栽園は撮影不可となっていますが、九霞園は撮影可なのがうれしい。吉田茂元首相、秩父宮さまなど歴史的に大変価値のある盆栽もあります。店主の方がいらっしゃれば、説明もしてくださいますよ。
<基本情報>
住所:埼玉県さいたま市北区盆栽町131
アクセス:「さいたま市立漫画会館」から徒歩2分
写真:大宮 つる
地図を見るさいたま市立「大宮盆栽美術館」は、総合的な盆栽文化を発信する“世界で初めて”の公立の盆栽美術館として、2010年に開館。盆栽を中心として、盆器、水石、会が資料、歴史資料などの紹介がされています。
『盆栽(Bonsai)』は世界から大きな注目を集めていることもあり、外国の方も多くご来館されています。
写真:大宮 つる
地図を見る盆栽庭園には、40〜50点の盆栽が展示。自然が凝縮され、大自然が感じられる「盆栽」にただただ圧倒されるばかりです。
写真:大宮 つる
地図を見る本館2階からの盆栽テラスからは、通常より高い視点で盆栽庭園を見ることができます。テラスからなら撮影も可です。ひととおり盆栽庭園を見終わったら、2階へ足を運んでみては?
なお、写真撮影は基本的に不可ですが、庭園の一部などで撮影が可能となっています。
<基本情報>
住所:埼玉県さいたま市北区土呂町2丁目24−3
電話番号:048-780-2091
アクセス:「さいたま市立漫画会館」から徒歩6分
休館日:木曜日(国民の祝日をのぞく)、年末年始
観覧料:あり
駐車場:あり
写真:大宮 つる
地図を見るさいたま市「盆栽四季の家」は、周りにたくさんの盆栽園があり、四季の道の散策や盆栽園を訪れた方の憩いの場所として利用することができます。誰でも自由に利用できる無料の休憩室がありますよ。
写真:大宮 つる
地図を見るちょっと疲れて休憩をしたかったり、お手洗いに行きたくなったりした場合はこちらに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。自動販売機が設置されていますので、喉を潤すこともできます。
<基本情報>
住所:埼玉県さいたま市北区盆栽町267−1
電話番号:048-664-1636
アクセス:「大宮盆栽美術館」から徒歩4分
自然が豊かで景観が美しい盆栽町には多くの見どころがあります。近代漫画の先駆者「北沢楽天」から普段何気なく読んでいるマンガのルーツを知ることができ、「盆栽」で新しい世界観が広がるなど、訪れるだけで自分の内面を豊かにできる大宮盆栽村。
毎年5月3日〜5日には「大宮大盆栽まつり」も開催。日本人のみならず、外国人の方も多く訪れます。大宮盆栽村で新しい経験・体験をしてみませんか?
【最寄駅】
・東武アーバンパークライン「大宮公園駅」から徒歩3分。
・JR宇都宮線(東北本線)「土呂駅」東口から徒歩10分。
この記事の関連MEMO
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(2024/11/4更新)
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