三輪山を御神体とするパワースポット!奈良・桜井「大神神社」

三輪山を御神体とするパワースポット!奈良・桜井「大神神社」

更新日:2021/09/12 17:20

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
奈良県桜井市にある大神神社(おおみわじんじゃ)は、背後の三輪山そのものを御神体とする原初の神祀りの様を今に伝える我が国最古の神社です。御祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は、国造りの神様として、また医薬・酒造・方除(ほうよけ)等、人間生活全般の守護神です。大和国一ノ宮で「三輪明神」と親しまれる強力なパワースポットで、神様とご縁を結びに出かけてみませんか?

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日本最大級の大きさを誇る大神神社の「大鳥居」

日本最大級の大きさを誇る大神神社の「大鳥居」

写真:モノホシ ダン

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三輪エリアのシンボルとなっている大神神社の巨大な「大鳥居」は、車道をまたぐ鳥居としては日本一の大きさです。

高さ32.2m、柱間23mの威容を誇り、昭和天皇ご親拝の記念と御在位60年を奉祝して建立され、1986年(昭和61年)5月28日に竣功しました。材質は耐候性鋼板であり、耐久年数1300年と言われています。

大鳥居の彼方にそびえるのは大物主大神が鎮まる神聖な「三輪山」。標高467mの円錐形の秀麗な山で、古くから『万葉集』をはじめ諸々の歌集に詠われ、山そのものに神霊がお鎮まりになるといういわゆる神体山として尊ばれてきました。

日本最大級の大きさを誇る大神神社の「大鳥居」

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「二の鳥居」の前には大神神社の社号標があり、鳥居の左手前には「幽玄」の文字が見えます。大神神社を深く信仰された文人書家・福田青山先生の揮毫によるものです。

二の鳥居をくぐると玉砂利の敷かれた参道が拝殿下まで続いています。両側を深い緑に包まれた参道は、神さびた神社らしい凜とした空気が感じられます。

日本最大級の大きさを誇る大神神社の「大鳥居」

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玉砂利の参道を進むと最初に鎮座されている神社が「祓戸神社」です。穢れを祓い給う神様で、参拝者はまずここにお参りして、心身ともに清浄となって参拝しましょう。

祓戸神社の少し先にあるのが縁結びスポットの「夫婦岩」(写真)です。二つの岩が仲良く寄り添っている形から夫婦岩と呼ばれています。

この夫婦岩は、大物主大神と活玉依姫(いくたまよりひめ)の恋の物語である三輪山伝説を伝える古蹟とされ、縁結び・恋愛成就・夫婦円満の霊験あらたかな磐座として信仰されています。

重厚な雰囲気の「拝殿」と独特の形の鳥居も

重厚な雰囲気の「拝殿」と独特の形の鳥居も

写真:モノホシ ダン

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ところで大神神社や摂社の狭井神社では、独特の形の鳥居を見ることができます。拝殿前の鳥居は、二本の柱の間に注連縄を張った注連柱(しめばしら)で、鳥居の原型といわれるものです。

大神神社の大注連縄は、大根注連(だいこんじめ)という片方の太さが細い注連縄で、一年に一度、新しいものと掛け替えられます。

重厚な雰囲気の「拝殿」と独特の形の鳥居も

写真:モノホシ ダン

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冒頭でもご紹介しましたが、大神神社は三輪山が御神体で本殿がなく、正面の「拝殿」が重要視されています。現在の拝殿は、1664年(寛文4年)江戸幕府の4代将軍の徳川家綱によって造営されたもので国の重要文化財。

屋根部分の正面に設けられた庇のようになっている大向拝(だいこうはい)が見事で、とても重厚な雰囲気が感じられます。

また御祭神の大物主大神は、蛇神に姿を変えられたという伝承があり、蛇神は大神の化身として信仰されています。そのため拝殿や「巳の神杉(みのかみすぎ)」の前には参拝者により、巳さんの好物とされる卵や神酒がお供えされています。

重厚な雰囲気の「拝殿」と独特の形の鳥居も

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ほかに大神神社にとってゆかりの深い動物が「うさぎ」。大神神社の例祭「大神祭」は、第10代崇神天皇の8年卯の日に始まったとされる大祭です。この故事から卯(うさぎ)は神縁深い干支とされ、現在も毎月卯の日に神事が執り行われています。

そのため授与所では、可愛いうさぎの御守りなどが揃っています。写真の「方除卯杖守(ほうよけうづえまもり)」は、部屋の東(卯の方角)や玄関に掲げて邪気を払い、開運招福・無病息災などを祈願するといいとされています。

御朱印は、2021年8月現在、持参の帳面への記帳は行っておらず書き置きでの授与となります。ただし、新たに御朱印帳を購入された方には、初回無料で記帳していただけます。ほかに日本画家の清水桃香先生による水墨画の特別御朱印(書き置き)もあります。

霊験あらたかな御神水が湧く病気平癒の神「狭井神社」

霊験あらたかな御神水が湧く病気平癒の神「狭井神社」

写真:モノホシ ダン

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大神神社の摂社の「狭井神社(さいじんじゃ)」(正式には「狭井坐大神荒魂神社」)は、第11代垂仁天皇の時代に創祀された由緒ある神社です。主祭神は、大神荒魂神(おおみわのあらみたまのかみ)で、病気を鎮める神様として信仰を集めてきました。

大神神社と狭井神社の両社で行われる祭典、鎮花祭(はなしずめのまつり)は、俗に薬まつりともいい、疫病が流行りやすい春に行われ、万人の無病息災が祈願されます。

狭井神社の社殿は檜皮葺の入母屋造りの拝殿、その奥の階段上に春日造りの本殿が鎮座しています。 境内は清々しい雰囲気の中にあり、参拝者を自然と神々しい気分にさせてくれます。

霊験あらたかな御神水が湧く病気平癒の神「狭井神社」

写真:モノホシ ダン

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狭井神社の拝殿左奥には、御神水の湧き出る薬井戸(くすりいど)があります。古くから万病に効くとされる霊験あらたかな「くすり水」で、紙コップなども用意されていますのでぜひいただいておきましょう。

その場で飲むだけでなく、持参のペットボトルに汲んで持ち帰ることもできます。ただし、ミネラルウォーター感覚で大量に汲むのはNGです。くれぐれも常識の範囲内で利用するようにしましょう。

また参拝者が多い土・日・祝日などは、鎮女池畔に設営された「臨時御神水拝戴所」でいただくことになっています。

霊験あらたかな御神水が湧く病気平癒の神「狭井神社」

写真:モノホシ ダン

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ほかに、狭井神社の鳥居近くにある鎮女池(しずめいけ)のほとりにある「市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)」は、水の守護神とされ、安芸の宮島の御祭神として広く知られています。また弁財天(弁天さん)と称され、七福神の中で福徳財宝・芸能を司る神様としても親しまれています。

朱塗りの建築物が少ない大神神社において、一際目を惹く華やかな感じのお社です。

三輪山の稜線を仰ぎ大和三山を一望する「大美和の杜展望台」

三輪山の稜線を仰ぎ大和三山を一望する「大美和の杜展望台」

写真:モノホシ ダン

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大神神社の敷地内にある「大美和の杜(おおみわのもり)展望台」は、大鳥居や大和三山が見晴らせる絶景スポットとして知られ、奈良県景観資産にも登録されています。

三輪山の稜線を仰ぎ大和三山を一望する「大美和の杜展望台」

写真:モノホシ ダン

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また大美和の杜は、春にはソメイヨシノ、枝垂れ桜などが咲きほこる花の名所でもあります。桜の木越しに見る大鳥居や大和三山はとても絵になります。例年、桜の開花する時期になると、お花見を楽しもうと多くの花見客で賑わいます。

三輪山の稜線を仰ぎ大和三山を一望する「大美和の杜展望台」

写真:モノホシ ダン

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さらに大美和の杜展望台からは、大神神社の御神体である聖なる三輪山の姿も。三輪山のふもとに位置する拝殿一帯は鬱蒼とした社叢が広がっているため、直接、三輪山を拝することができません。しかし展望台からだと、三輪山を真正面に拝することができます。

大美和の杜展望台は、狭井神社から数分の距離にありますので、お参りの際にはぜひ立ち寄ってみてください。

学問・知恵の神様として知られる「久延彦神社」

学問・知恵の神様として知られる「久延彦神社」

写真:モノホシ ダン

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大美和の杜の近くに鎮座する大神神社の末社「久延彦神社(くえひこじんじゃ)」は学問・知恵の神様として知られ、とくに受験シーズンには多くの参拝者が訪れます。

御祭神の久延毘古命(くえびこのみこと)の正体は案山子(かかし)ですが、立ちながら常に世の中を見渡している事から、なんでも知っている神様として信仰されています。

学問・知恵の神様として知られる「久延彦神社」

写真:モノホシ ダン

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久延彦古神社の「神山遥拝所」からは、三輪山を遥拝することができます。左右には、ふくろうの形をした白い「祈願絵馬」と赤い「御礼絵馬」が数多く見られます。

ふくろうは「不苦労」「福来朗」「幸福ろう」と書き、物事を察知し先を見通し知恵豊かな、幸せをもたらす霊鳥として親しまれています。

学問・知恵の神様として知られる「久延彦神社」

写真:モノホシ ダン

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社殿前の展望台からは、万葉まほろば線を走る列車や、遠く二上山、葛城山、金剛山と、神の宿る山々を一望することができます。三輪山を御神体とするパワースポット「大神神社」で、さまざまな御神徳をいただいてください。

大神神社の基本情報

住所:奈良県桜井市三輪1422
電話番号:0744-42-6633
アクセス:JR万葉まほろば線「三輪駅」より徒歩約5分
車利用の場合は、専用駐車場利用

2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/29−2021/07/26 訪問

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