アメリカではレストランの会計時にはチップを払うのが一般常識。
税込みでトータルでかかった金額の15%〜が平均となっています。ちなみに、一般的に15%でふつう、20%で良い、25%で素晴らしい、という評価だという認識を持っているそうです。美味しい料理とサービスを提供されたら感謝の気持ちを込めて相当額のチップを払ってあげるとお店からも喜ばれます。
アメリカのレストランでの基本を確認したところで、今回はお勧めの3店を紹介していきます。
著名な芸術家が好んで滞在することで有名なチェルシーホテルの一階に、スペイン料理レストラン「エル・キホーテ」はあります。このお店のオーナーが自ら毎日水揚げした新鮮な魚介類のみを使用する為、ニューヨークでは割高なシーフードもリーズナブルな価格でたっぷりと堪能することができます。創業1830年のレストランが今も愛され続けているのは、冷凍された食材を一切使わず新鮮なものを使い続けるというその変わらぬポリシー故でしょう。毎日の漁獲量で値段の変化する「スペシャルロブスター」は同店の人気メニューだそうです。
「Daniel」「Aquavit」「Jean-Georges」といえば、ニューヨークでは知る人ぞ知るレストランの名立たる高級店です。そんな各名店での就業経験があり、フランスやイタリア、スペインなどの名店でも経験を持つオーナーが味付けのすべてを監督しているレストランが「ヴァイ」。冒頭でも述べたように、アメリカでは総額に相当したチップを払うのが一般常識。レストランにかけるコストはなるべく抑えたい、でも高級店の味も堪能してみたい。そんな願いを叶えてくれるレストランです。
日本人に人気のメニューが写真の「Hamachi & Yellowfin Tuna Duo」。なんと日本語の「ハマチ」がそのまま使われています。日本人の好む生魚の料理と日本語そのままのメニューが日本人を惹き付けているのでしょう。
地下鉄のFトレインが停まる2Av(セカンドアベニュー)駅の近くに「Lucien(ルシエン)」というフレンチダイニングバーがあります。
こぢんまりとした店内の壁には写真好きなオーナーが有名人の来店時に撮影した数多くの写真が所狭しと飾られており、取材時には日本でもおなじみのハリー・ポッター役であるダニエル・ラドクリフが来店したときの写真も確認できました。若くキュートなオーナー自身も本人役で映画に出演したことがあり、このお店に有名人が集まるのには何かそれなりの秘密がありそうです。
このお店の常連であると語る男性に話を聞いてみると、「ニューヨークで一番好きな店だ」と断言。申し分ない味とボリュームのカジュアルなフランス料理はもちろんの事、このお店が愛される理由はお客様に対しフレンドリーなのに暖かい気遣いの感じられるきめ細やかなサービスを施す点にもありそうです。
居心地がよく愛されているお店なので、そう広くはない店内は夜は特に立ってお酒を飲むお客様が出るほどのにぎわいを見せます。そのような時に、やむを得ずお客様に席を移動して頂いた際にはお詫びを込めて飲み物をサービスするなど、実際に訪れてみればスタッフの教育が行き届いていることを感じる瞬間があるでしょう。とにかく、人と人とのコミュニケーションを最も大切にしているダイニング・バーなのです。
マンハッタンは小さい島です。その中に、様々な世界の料理を提供しているレストランがひしめき合っています。世界的に人気なイタリア料理や中華料理はもちろん、インド料理やペルー料理、トルコ料理、ロシア料理など実に様々なレストランがあります。つまり、ニューヨークを訪れたら世界の料理を堪能することができるということです。
今回ご紹介したのは、私が実際に食べてその味に感動させられたレストランのほんの一部です。感動を共有できることを切に願いつつ、他にもまだまだたくさんあるマンハッタンの名店を堪能していただけたらとても嬉しく思います。
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(2023/12/8更新)
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