東北自動車道・那須ICから車で10分、那須連山を望む高台に位置する「Dom’up camp village 那須高原」は、喧騒とは無縁の静かな森の中にあります。この施設を運営するのは株式会社ネイチャーマインド。森林・川・海などの環境保全事業、放置林の森林再生事業、地域の活性化などに取り組む会社です。
実は「Dom’up camp village那須高原」の森は、放置林を再生活用したキャンプビレッジ。森の地形や樹がそのまま残された森の中で、空中に浮遊しながら、自然と一体になる感覚は、通常のキャンプでは感じることができない、特別な感動を与えてくれます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る「Dom’up」は、ベルギーの樹芸家と建築家によって生み出された空中テント。樹木を傷つけずに設置し、撤去後には元の森(樹木)に戻すことができます。そのベルギーのテントやデッキ木材を、日本の気候に合わせた材質に変え、台風等に備えて、より快適に安全に機能を向上させたものが、Dom’up camp village 那須高原のドーム型テント「Dom’up」です。
すべてのテントは八角形のデッキに設置され、デッキには頑丈な転落防止フェンスがついています。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るDom’upはソファベッドなどのインテリアが置かれた室内部分と、テーブルと椅子が置かれたデッキ部分からなります。それぞれのDom’upには定員分のソファベッド、寝袋、ブランケットも用意されており、ペレットストーブもあるので冬も暖か。
また室内には天井照明、AC電源(1カ所)、ランタンスピーカー(スマホ・ipot連動)、小型LEDランタンもあり、滞在時間を快適に過ごせます。
Dom’upには空中に吊り上げたスカイタイプ(最大定員4名用、3名用)と地上に設置したフィールドタイプ(最大定員4名用)があります。
こちらの写真は地上3mの高さに吊り上げられたスカイタイプ。デッキから空を見上げると、青空や星空に手が届きそう!夜になると神秘的な森にDom’upの灯りが浮かび上がり、まるで森に飛来したUFOのよう。SNS映えバッチリの写真も狙えますね。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るこちらの写真はフィールドタイプのDom’up。スカイタイプは3mの高さまで梯子をのぼっていきますが、こちらは地面に設置されているため、通常の階段を数段のぼるだけ。小さなお子さんや足腰の悪い方、高所恐怖症の方でも安心して泊まれます。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るDom’up vamp village 那須高原には、ドーム型テントdom’upの他に、Treefloor(ツリーフロア)というテントもあります。
ツリーフロアは、地上3mの高さに吊り上げたデッキに、通常のキャンプ用テントを張ったもので、よりシンプルにリーズナブルに、空中浮遊キャンプを楽しめます。こちらは寝袋・シーツのみの寝具となるので、テントでの宿泊経験のあるキャンプ経験者の方にお勧めの施設。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るDom’up camp village 那須高原の共用施設にはセンターハウス、サニタリー棟、炊事場、フィンランドサウナなどがあります。
こちらの写真はサニタリー棟。シャワールーム・洗面室・洗面化粧台は男女2室(2台)ずつ、ウォシュレット付きトイレは男女2室ずつあり、内装もステキできれい! 水回りが清潔でステキなのは嬉しいですよね。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るDom’upはグランピングではなく、キャンプの施設。何が違うの?と思う方もいるかもしれませんね。テント室内にベッドなどが備えられているところは同じですが、食事の提供がない、自分たちで食事を用意し、食器やゴミなどのあとかたづけを自分たちで行う、という点がグランピングと違う点です。
でも、タープ、BBQグリル、カセットガスコンロ、鍋、ホットサンドメーカーなどはオプション(有料)で借りることもできるので、食材と調味料のみ用意すれば大丈夫。食材は持ち込みになりますが、近くにスーパーもあり、少し足を延ばせば牧場ショップもあるので、美味しい新鮮食材やお酒類も現地で調達できます。
こちらの写真は、2つのシンクを持つ炊事場。食器などは無料で貸し出してくれます(関連メモ参照)。
写真:フルリーナ YOC
地図を見るサイトに張るタープ、BBQグリル、調理道具などは、有料で借りることもできますが、自分のものを持ち込んで使うのもOK(持ち込み料無料)。タープやBBQグリルを借りる時には、スタッフがチェックイン前にセッティングしてくれます。センターハウスではBBQで使う炭も販売しており、炭おこしに慣れていない人はスタッフが手伝ってくれるので安心!
Dom’up camp village 那須高原には、滞在を彩るお楽しみもたくさん!
特におすすめなのがフィンランドサウナ「イグルーサウナ」。サウナ好き憧れのイグルーサウナに、なんと宿泊者は50分無料で貸し切りができます。さらに女性ゲストにはインスタ映えバッチリなトルコタオルを無料で貸し出してくれます。
イグルーサウナは、中に設置された薪ストーブがサウナストーンを温め、サウナストーンにアロマ水(お湯)をかけてロウリュも楽しめるフィンランド式のサウナ。サウナは苦手という方にもイグルーサウナは大好評! その心地よさをぜひ体験してみてくださいね。
※イグルーサウナは、水着または濡れてもいいシャツ・短パンなどをご着用ください。
夜のお楽しみはやっぱりお酒! Dom’up camo village 那須高原は、お酒の持ち込みもOKですが、夜にオープンするお洒落なトレーラーバー「Bar Armadillo」で、生ビールやカクテル、ウイスキー、ソフトドリンクなどを楽しむのもステキ! 日替わりで提供される手作りおつまみも美味しいのでお楽しみに。
写真:フルリーナ YOC
地図を見る滞在中は自分たちのサイトの焚き火台や、敷地内の広場も自由に使えます。ボール遊びをしたり、木に吊るされたブランコに乗ったり、焚き火に使う薪割り体験をしたり、遊び方や使い方は思いのまま。
また、ここは星空ウオッチングにも最適の場所なので、流星群に合わせて泊まるのもおすすめ。星空を見る時には、ぜひ広場で大地に寝転んで空を見上げてみてください。360℃広がる星空からは宇宙のエネルギーが、大地からは地球のエネルギーが、体に注がれてくるようですよ。
キャンプというと、冬はシーズンオフというイメージがありますが、Dom’up camp village 那須高原では、冬ならではの魅力もいっぱい。
特に、枝に雪をまとった森の木々の美しさは格別! 外が寒いから、テントの中のストーブや焚き火の炎の温かさがホッと心を癒してくれます。
デッキに風よけシートを下ろし、ペレットストーブをつければ、室内は冬でも温かく快適。クリスマスシーズンにはオプションでテント内をクリスマス仕様にすることもでき、胸がきゅんとするほどロマンティック!クリスマスや誕生日、記念日には、おいしいホールケーキを注文できるのも嬉しいサービス。森に囲まれたテントの中でケーキを囲むひと時は、忘れられない思い出を紡いでくれるでしょう。
また、冬には冬用のタープ(焚火に強い特別なタープ)をオプションで貸りることができます。冬の夜にはBBQもいいけれど、鍋料理がおすすめ! 焚き火のパチパチと燃える炎を見ながら、タープの下でアツアツのお鍋をいただくのは体も心も温まり快適です。
御用邸もあるロイヤルリゾート那須は、様々な観光スポットや牧場、温泉、美しい風景がひしめく地。そんな観光スポットを巡る那須の旅もステキですが、何の観光もせずに、那須の自然に抱かれて、 樹木や木洩れ日、風、鳥の声、空などを見て、聞いて、感じて、戯れる・・・そんな旅は、特別な時間を与えてくれるでしょう。
※Dom’up にはテントタイプによって利用者総重量制限が設けられています。また年齢制限があるテントもありますので、詳しくは関連MEMOより、公式サイトの「サイト紹介(Dom’up&tree floor)」「料金・サービス」をご覧ください。各サイトに無料で備えられている設備や貸与品は「料金・サービス(標準品確認)」から、有料貸し出しは「料金・サービス(オプション)」からお確かめください。
2021年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/20更新)
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