加賀・山代温泉「古総湯」&「総湯」その違いと選ぶポイントとは

加賀・山代温泉「古総湯」&「総湯」その違いと選ぶポイントとは

更新日:2021/08/25 15:27

権丈 俊宏のプロフィール写真 権丈 俊宏 一級建築士
加賀温泉郷は、北陸地方を代表する温泉郷の一つ。山代温泉(石川県加賀市)は、温泉郷にある4つの温泉地の中核的存在であり、歴史的な街並みの再生と賑わい創出のために、2つの共同浴場(古総湯・総湯)が存在します。
今回は、その2つの“総湯”の違い、そして選び方のポイントをご紹介します!

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

「古総湯」とは?

「古総湯」とは?

写真:権丈 俊宏

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「古総湯」は、2010年に明治時代の総湯を復元した共同浴場。温泉街は古総湯を中心に、旅館や商店が立ち並ぶ“湯の曲輪(ゆのがわ)”という歴史的街並みを形成しています。
※北陸地方では、温泉地で共同で用いる浴湯(共同浴場)を、“総湯”と呼びます。

「古総湯」とは?

写真:権丈 俊宏

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古総湯の大きな特徴は、単に建築の造りだけでなく、入浴しながら温泉の歴史や文化が楽しめる「体験型温泉博物館」を提唱している点。明治時代に流行したステンドグラスで囲まれた壁が印象的で、床や壁の九谷焼のタイルの絵柄までも当時のまま復元。可能な限り、当時の趣が再現されています。

また温泉は源泉かけ流しで、シャワー類は有りません。湯を桶ですくい、かけ湯して湯船に浸かります。当時の風習を体験しつつ、温泉そのものを楽しむ場所といえるでしょう。
※衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています。

古総湯は休憩所も必見!

古総湯は休憩所も必見!

写真:権丈 俊宏

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古総湯では、2階にある休憩所も是非立ち寄ってみましょう。畳敷きの休憩所は、カラフルな窓がどこか大正ロマン風で印象的。窓を開けると温泉街が一望でき、ここでも当時の趣が満喫できます。

<古総湯の基本情報>
住所:石川県加賀市山代温泉18-128
電話番号:0761-76-0144
営業時間:6時〜22時。毎月第4水曜日の6時〜12時は定休
入浴料金:大人500円。6〜12歳未満200円。3〜6歳未満100円。3歳未満無料

「総湯」とは?

「総湯」とは?

写真:権丈 俊宏

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総湯は、かつての老舗旅館の門を活用し、歴史を継承しつつも街並み景観との調和が図られています。コンセプトは、“誰もが快適に利用できる総湯”。どちらかと言えば観光客よりも地元客に人気の共同浴場です。

「総湯」とは?

提供元:山代温泉財産区管理会

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浴室は大きく天窓が取られた造り。明るく開放的な雰囲気に包まれています。総湯では、シャワー・カランも完備。古総湯に比べると、より近代的な浴場です。しかし壁には、九谷焼作家たちによる手描きタイルが彩られており、どこか古(いにしえ)の風情も残されています。

また総湯では休憩コーナーが設置され、温泉玉子や土産物なども販売されています。

<総湯の基本情報>
住所:石川県加賀市山代温泉万松園通2-1
電話番号:0761-76-0144
営業時間:6時〜22時。毎月第4水曜日の6時〜12時は定休
入浴料金:大人460円。6〜12歳未満130円。3〜6歳未満50円。3歳未満無料

「古総湯」と「総湯」を選ぶポイント

「古総湯」と「総湯」を選ぶポイント

写真:権丈 俊宏

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この様に、互いに異なる個性を持つ2つの総湯(写真左が古総湯、右が総湯)。選び方のポイントをまとめると、それぞれ以下のような人におすすめです。

「古総湯」
明治時代の“旧総湯”の雰囲気を体験したい人。
源泉かけ流しの温泉や泉質を楽しみたい人。

「総湯」
地元の雰囲気を体験したい人。
シャワー・カランが利用でき、近代的なお風呂が好きな人。

温泉好きな方なら、古総湯・総湯の両方とも入浴して、2つの“総湯”の違いをぜひ体感してみてください!

加賀温泉郷「山代温泉」って、どんなところ?

加賀温泉郷「山代温泉」って、どんなところ?

提供元:山代温泉財産区管理会

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最後になりますが、加賀温泉郷及び山代温泉について簡単にご紹介します!

加賀温泉郷は“関西の奥座敷”と言われ、北陸地方を代表する温泉。山代温泉・山中温泉・片山津温泉・粟津(あわづ)温泉、と2つの市をまたぐ広大な温泉郷です。近年は北陸新幹線の開通により、首都圏からのアクセスも容易になりました。

加賀温泉郷の一つである山代温泉は、開湯約1300年、北陸3県でも屈指の歴史と規模を持つ温泉地です。温泉街やその周辺には、歴史ある神社や名旅館が点在。現在に至るまで安定した人気を誇ります。

加賀温泉郷「山代温泉」って、どんなところ?

写真:権丈 俊宏

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温泉街の中心部には、無料の足湯と飲泉場が設置。主な泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉」。三大美肌の湯といわれる硫酸塩泉は、飲むと“慢性便秘の改善”に効能があるとされています。古総湯・総湯から至近距離(徒歩数十秒)で、併せて体験してみましょう!

山代温泉の基本情報

住所:石川県加賀市山代温泉北部3丁目70(山代温泉観光協会)
電話番号:0761-77-1144(同上)
アクセス:
【車】北陸自動車道 加賀ICもしくは片山津ICから約15分
【バス】金沢駅西口バス停から「加賀ゆのさと特急(温泉特急線)」に乗車後、山代温泉バス停下車(乗車時間約1時間)

2021年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2021/04/30 訪問

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