金色に輝く砂浜「ボーンマス」イギリス屈指のビーチリゾート

金色に輝く砂浜「ボーンマス」イギリス屈指のビーチリゾート

更新日:2021/09/06 11:25

Lady Masalaのプロフィール写真 Lady Masala 知られざる名所案内人、蚤の市マニア
晴れた日には金色に輝く砂浜と、どこまでも続く海が見渡せるイギリス屈指のビーチリゾート「ボーンマス」。美しい光景が広がるボーンマスは、ロンドンから電車で2時間ほどの距離にあります。ビーチで遊んだ後は、ビーチサイドにある美しい公園を散策し、おいしいシーフードに舌鼓を打つ、そんな贅沢な時間を過ごしにボーンマスを訪れてみませんか。

サラサラの砂とどこまでも続く海岸「ボーンマス・ビーチ」

サラサラの砂とどこまでも続く海岸「ボーンマス・ビーチ」

写真:Lady Masala

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列車が駅に到着したら、まずは「ボーンマス・ビーチ」を目指して歩きましょう。おいしいレストランや楽し気なアトラクションは全てビーチサイドに集まっています。

エンターテインメント施設を併設した桟橋「ボーンマス・ピア」には、ぜひとも足を運んでみましよう。夏季には入場料が必要になりますが、ピアから眺めるビーチ周辺の美しい風景には一見の価値があります。

サラサラの砂とどこまでも続く海岸「ボーンマス・ビーチ」

写真:Lady Masala

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ボーンマスの海岸は 11キロにもわたって続いています。さらさらとした金色の砂が足に心地よく、ビーチサンダルを履かずに素足で歩く人々の姿が目立ちます。海で泳いで、ビーチで日光浴をして、それだけでもあっという間に楽しい時間は過ぎてゆくでしょう。

ボーンマス・ビーチの東にある「ボスコム・ビーチ」、西にある「アラムチャイン・ビーチ」はどちらも徒歩で20分ほどの距離。海岸を歩いて2つのビーチにも行ってみてください。60年代に完成したというボスコム・ピアには、ボーンマス・ピアとは違った落ち着いた雰囲気が漂います。

そして、アラムチャイン・ビーチ周辺に広がるエンターテインメント施設の数々は、通り過ぎる人々の目を楽しませてくれるでしょう。

サラサラの砂とどこまでも続く海岸「ボーンマス・ビーチ」

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イギリスのビーチサイドの風物詩となっている「ビーチハット」は、ここボーンマスが発祥の地。1909年に建てられたという元祖ビーチハットには、著名人がかつて住んだ家や歴史的な出来事があった場所に設置されるブルー・プラークが掲げられています。カラフルなビーチハットは、とってもフォトジェニック。可愛らしい写真がたくさん撮れそうです。

<ボーンマス・ピアの基本情報>
住所:Pier Approach, Bournemouth BH2 5AA
アクセス:ボーンマス駅より徒歩20分

ビーチサイドの定番ランチ「フィッシュ&チップス」

ビーチサイドの定番ランチ「フィッシュ&チップス」

写真:Lady Masala

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海辺の街に来たからには、おいしいシーフードを食べてみたいものです。お腹が空いたら、イギリス名物「フィッシュ&チップス」を試してみてはいかがでしょうか。テイクアウェー(イギリス英語でテイクアウトのこと)をビーチサイドで食べるのもよし、レストランのテーブルで海を眺めながらいただくのもよいでしょう。

おすすめは、イギリス全土に支店を持つシーフードレストラン「ハリー・ラムスデン(Harry Ramsden’s)」。ボーンマス・ピアから目と鼻の先にあります。1928年創業の老舗で、リーズナブルな値段でイギリスの名物料理が味わえます。

ビーチサイドの定番ランチ「フィッシュ&チップス」

写真:Lady Masala

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ハドックまたは、コッドという種類のタラにたっぷりの衣をつけて揚げたフィッシュに、たくさん盛られたチップス(フライドポテト)。マッシーピー(すりつぶされたグリンピース)も添えられ、ボリューム満点です。中・大・特大からサイズを選べますが、中でも充分にお腹いっぱいになります。

タルタルソースもいいですが、からっと揚がった熱々のフィッシュ&チップスには、イギリス流に塩とモルトビネガー(大麦麦芽酢)をかけていただきましょう。揚げ物にお酢とは奇妙な組み合わせですが、お酢の酸味で揚げ物をさっぱりといただけます。

ビーチサイドの定番ランチ「フィッシュ&チップス」

写真:Lady Masala

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ビーチサイドでもひと際人目を引く巨大レストラン「ハリー・ラムスデン」には、屋外にもテーブルがあります。お天気がよければバルコニーに席を取って、美しいオーシャンビューを眺めながら名物料理を満喫してみてはいかがでしょうか。

<ハリー・ラムスデンの基本情報>
住所:East Beach, Undercliff Dr, Bournemouth BH1 2EZ
電話番号:+44-12-0229-5818
営業時間:11:00-21:30(金・土は22:00まで)
アクセス:ボーンマス・ピアより徒歩1分

季節の花が美しい「ボーンマス・ロウアー・ガーデンズ」

季節の花が美しい「ボーンマス・ロウアー・ガーデンズ」

写真:Lady Masala

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ボーンマスの見どころはビーチだけではありません。ビーチに向かい合うようにして建つ「パビリオン・シアター」は、1929年に開館した劇場で、イギリス指定建造物にも認定されている歴史的建造物。現在でも、ミュージカルやバレエ、オペラなどの公演が行われています。

季節の花が美しい「ボーンマス・ロウアー・ガーデンズ」

写真:Lady Masala

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パビリオン・シアターに隣接する「ボーンマス・ロウアー・ガーデンズ」は、街の中心を流れるボーン川に沿って造られたヴィクトリア様式の公園。季節の花々が美しい花壇を眺めながら気ままに散策してみましょう。898ヘクタールもある巨大な公園内には、無料のコンサートや映画を楽しめる野外ステージや、ミニチュアゴルフのコースも併設されています。

季節の花が美しい「ボーンマス・ロウアー・ガーデンズ」

写真:Lady Masala

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ロウアー・ガーデンズを散策していると、賑やかな鳥たちの声が聞こえてくるでしょう。公園の一角には大きな鳥小屋があり、およそ200種類もの鳥たちが自由気ままに飛び交っています。オウムやカナリアなど、色鮮やかな鳥たちが訪れる人の目を楽しませてくれます。

この鳥小屋はボランティアの人々によって管理されているため、常時募金を受け付けています。活動を支持する気持ちがあるなら、募金箱にコインを入れましょう。

<ボーンマス・ロウアー・ガーデンズの基本情報>
住所:Westover Gardens Kiosk, Westover Rd, Bournemouth BH1 2AQ
アクセス:ボーンマス・ピアより徒歩5分

メアリー・シェリーを偲ぶ「セント・ピーター教会」

メアリー・シェリーを偲ぶ「セント・ピーター教会」

写真:Lady Masala

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ボーンマスのハイストリート(市街地)からほど近い場所にある「セント・ピーター教会」は、ボーンマスで最初に建てられた教会で、第一級指定建築物に認定されています。この教会は、『フランケンシュタイン』の作家メアリー・シェリーの墓地があることでも知られ、世界中から彼女を偲ぶ人々が訪れます。

メアリー・シェリーを偲ぶ「セント・ピーター教会」

写真:Lady Masala

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フェミニズムの創始者とよばれた母メアリー・ウルストンクラフト、アナキズムの先駆者、父ウィリアム・ゴドウィンもメアリーと共にここに眠っています。そして、夫で詩人のパーシー・シェリーの心臓もこの墓地に埋葬されているといいます。ヨットの事故でイタリアで亡くなったパーシーの遺体は当地で荼毘に付され、心臓だけがイギリスに運ばれたのです。

<セント・ピーター教会の基本情報>
住所:Hinton Rd, Bournemouth BH1 2EE
アクセス:ボーンマス・ピアより徒歩10分

美しいビーチとグルメが魅力の「ボーンマス」

黄金に輝くビーチと美しく整備された公園のある「ボーンマス」。どこまでも続く海岸を歩くには季節を問いません。かわいらしいビーチハットと、おいしいフィッシュ&チップスが待つボーンマスを訪れてみてはいかがでしょうか。

※関連MEMOには、イギリスのビーチリゾートを紹介した記事を掲載しています。よろしければそちらもご覧ください。

2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2021/08/02−2021/08/03 訪問

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