写真:bow
地図を見る京都府北部の宮津市は日本三景のひとつ天橋立などで知られ、「海の京都」の中心地。その宮津市に近年急速に注目が集まっている滝があります。それが「金引(かなびき)の滝」です。
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地図を見るちなみに金引の滝は三つの滝の総称となっていて、一番山側にある大きな滝が本体ともいえる金引の滝で、向かって右側の「男滝」と左側の「女滝」に大きく分かれて流れ落ちています。
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地図を見るその下流には白竜の滝、臥龍の滝と小さめの滝がふたつ流れ落ちています。ただしこちらは金引の滝と比べてもかなり小さな滝なので、ほぼスルーされてしまう存在です。やはり一番の見どころは金引の滝となります。
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地図を見る京都に滝のイメージはあまりありませんが、なかなか見事な金引の滝。その高さは40m、幅が20mもあって思ったよりも迫力満点!水量も年間を通じて豊かで、いつ訪れても迫力ある姿を楽しむことができます。
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地図を見る金引の滝はスケールの大きな滝にもかかわらず滝つぼがなく、滝の真下まで行くことができるのです。そのため水遊びをするにはもってこいということで夏場は子供たちの姿も多く見かけます。またこの滝を利用した滝行体験も開催されていますよ。
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地図を見るそんな金引の滝は京都府下で唯一「日本の滝百選」に選ばれた滝でもあるのですが、同じ京都に住む人にとってもそれほど知られている滝でもなかったのです。
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地図を見るそんな金引の滝は近年急速にその知名度を上げ、一躍人気スポットとなっています。特に2020年には多くの観光施設などが相次いで閉鎖となり、そんな中でキャンプなどアウトドア人気が急激に高まったのはご存じの通り。そしてこの金引の滝も三密を避けられるスポットとして多くの人が訪れるようになったのです。
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地図を見るそしてその人気にも伏線があり、2019年に中国人観光客がSNSにて「行った」と投稿した日本の観光スポットの中で金引の滝が全国28位となっていたのです。これは金閣寺の27位に次ぐ人気となっているから驚き!同じく5位の天橋立の近くにあるという立地も影響したのか、日本人でも知らないような穴場スポットである金引の滝が密かに注目を浴びていたのです。
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地図を見る金引の滝を訪れる人が急増していることもあり、アクセスに関しては要注意です。市街地からやや離れている金引の滝へは車でのアクセスが基本となります。無料の駐車場スペースがありますが、それほど多くの台数が置けるわけではありません。
元々夏場を中心とした繁忙期は警備員が配置され駐車場が有料となるのですが、その駐車場へ辿り着くのも大変なほどの渋滞が起こる日も。そこで裏技的なルートとしては「道の駅 海の京都 宮津」を起点にして、ここでレンタサイクルを借りて金引の滝へと向かうルートです。道の駅なら駐車スペースに関しては全く心配もなく、自転車での所要時間も約10分強ほどの距離です。繁忙期や週末はこのルートの方が賢いかもしれませんね。
以上をご参考の上、清涼感に溢れ森林浴も楽しめる金引の滝を訪ねてみてはいかがでしょうか。
住所:京都府宮津市滝馬
アクセス:京都縦貫道「宮津天橋立IC」から車で約5分
駐車場:あり(繁忙期は有料)
2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
bow
京都生まれ、京都育ちの生粋の京都人です。仕事で全国を飛び回り、京都の良さを再認識したため、京都の観光に携わる仕事をしています。全国を旅した経験と、観光業界に生きる人間としての視点、更には京都人ならでは…
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