写真:西川 ミシェル
地図を見る古くは平安時代、平清盛によってこの地に都が移されたことから、神戸は平家ゆかりの地として知られています。わずか半年足らずの福原遷都(現在の神戸市中央区〜兵庫区)に始まり、その後に続く平家の都落ち、一の谷の合戦の舞台ともなった地。
ここ生田神社にも源平の争乱の舞台となった史跡があり、いにしえに想いを馳せることができます。本殿での参拝だけでなく、境内を歩いてみましょう。新しい発見があるはずです。
写真:西川 ミシェル
地図を見る本殿の北側に位置する「生田の森」。「生田の森」の入口に近づくと、夏場でもひんやりとして、静けさとともに特別な雰囲気を感じられます。ここ生田神社が都会のオアシスと呼ばれるのもうなずけます。
平安時代の『枕草子』にも「生田の森」の記述があり、源平合戦の際に平家が陣を構えたのもこの「生田の森」なのです。
写真:西川 ミシェル
地図を見るあの武蔵坊弁慶が平家打倒を願い奉納したと伝えられる「弁慶の竹」も見られます。こちらは楼門を入ってすぐ左手にあります。
「敦盛の萩」は、一の谷の合戦で討たれた平敦盛の遺児が、この木陰で休んでいたところ夢の中で敦盛に出会ったことから、この名が付けられました。時期によって、特別な御朱印として登場することもあります。
写真:西川 ミシェル
地図を見るベビー子ども関連ブランド「ファミリア」とのコラボレーションによって生まれた 「育守(はぐくまもり)」。
生田神社とファミリアは、これまでも七五三詣りの記念品などでタッグを組んできました。今回、地元神戸の観光業になにか貢献できないかとの思いから、「育守」は誕生しました。神戸に根付き、神戸とともに歩んできた両社であるからこそ、生まれたお守りなのです。
提供元:生田神社
https://ikutajinja.or.jp/神戸っ子にとって、学生時代の通学バッグとしておなじみのファミリア。街中や電車の中でよく見かけるファミリアバッグ。
そんなファミリアのブランドアイコンであるチェック柄がお守りになるなんて、想像もしなかったのではないでしょうか。同じくブランドの顔であるクマのデザインとともに、生田神社の社紋である八重桜がプリントされた西陣織です。
育守には、「想いを育み、成長させる」という意味が込められています。誰もが持つそれぞれの想い。日々の大切さや当たり前であることのありがたさを再認識する今だからこそ、この育守のメッセージは強く心に響くのではないでしょうか。子育て中の方はもちろん、年齢や性別を問わずお持ちになれるお守りです。
赤と青の2色がありますので、お好みのお守りでぜひ想いを育んでください。
写真:西川 ミシェル
地図を見る育守のほかにも、幸守「八重の糸」や縁結び守「たまき」などステキなお守りがありますので、ぜひチェックしてください。
写真:西川 ミシェル
地図を見る神戸大空襲や阪神・淡路大震災など度重なる戦火や災害を乗り越え、再生してきた「生田神社」。境内で見ることができる樹齢500年の楠の神木や、阪神・淡路大震災からの復興記念碑は、生田神社が刻んできた深い歴史を感じさせます。
写真:西川 ミシェル
地図を見る社殿の北東に位置し、生活守護の神を祀る「稲荷神社」。神の使いであるキツネたちが優しく私たちを迎え入れてくれます。
古くから人々に親しまれ愛され続ける「生田神社」。今あることへの感謝を胸に、参拝してはいかがでしょうか。「育守」とともに想いを育み、成長することの大切さを教えてくれます。
住所:兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
電話番号:078-321-3851
アクセス:JR「三ノ宮」駅、阪急・阪神「神戸三宮」駅、JR・阪神「元町」駅より徒歩10分
2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
西川 ミシェル
兵庫県神戸市生まれ。旅行が好きで、日々旅行のことばかり考えています。平日会社員・週末トラベラーですが、有給休暇取得率100%の信念のもと、有休を駆使して旅に出かけています。ひと月ひと旅が目標です。格安…
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