どこまでも丁寧なおもてなしの心感じる三重の宿「湯の山 素粋居」

どこまでも丁寧なおもてなしの心感じる三重の宿「湯の山 素粋居」

更新日:2021/09/27 16:25

瀧澤 信秋のプロフィール写真 瀧澤 信秋 ホテル評論家、旅行作家
高級といわれる宿は数多くありますが、小規模な施設ならではのハートに届くおもてなしはゲストへ幸福感を与えます。今回は、三重県の人気温泉地湯の山に立地、全て異なるコンセプトで設えられた12棟の離れで構成される「湯の山 素粋居」を紹介します。のどかな雰囲気にして最新の設備を備えつつ、客室をはじめとしたプライベート感の高さ、驚きのダイニングに朝食など丁寧なおもてなしの魅力を余すところなく紹介します。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部都府県に緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出の自粛が求められています。加えて自治体独自での緊急事態宣言発出や、往来の自粛要請をしている場合があります。また施設によっては休業していることがあります。Go To トラベルキャンペーンについても全国で一時停止となっています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。外出の際はしっかりと感染予防対策をして行動しましょう。(トラベルjp)
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車を離れに横付け

車を離れに横付け

写真:瀧澤 信秋

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三重県菰野町にある湯の山温泉へは、鉄道の場合には名古屋から近鉄特急で四日市へ。近鉄四日市駅で趣ある近鉄湯の山線に乗り換えアクセスします。車の利用だと東京から少々遠いイメージもありますが、新名神高速道路が開通し菰野ICができたことで格段にアクセス手段がアップしました。

宿に到着しエントランスに車を横付け、名前を伝えるとそのまま離れへ案内されます。全て異なるコンセプトである12棟の離れで構成されていることを前述しましたが、感動的なのは離れに車を横付け出来ることです。いくら高級な宿といえども、駐車場が離れた場所にあって宿の送迎などあると何かと気を遣ってしまうもの。

車を離れに横付け

写真:瀧澤 信秋

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当然、チェックインも客室ということで、パブリックスペースを一切経ることなく、大袈裟にいうと自宅玄関から宿の客室へダイレクトアクセスできるプライベート感は何とも嬉しいところです。

電車の音をBGMに湯浴み

電車の音をBGMに湯浴み

写真:瀧澤 信秋

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離れのキーは登録楽々な顔認証キー。高性能で感度も良く、とにかく便利さを実感できることでしょう。12棟の離れは一定のエリア内にあり、徒歩でもらくらく行き来できますが、自動運転モビリティ送迎サービスを実施しており、客室のタブレットをタッチするだけで離れへ迎えに来てくれます。

電車の音をBGMに湯浴み

写真:瀧澤 信秋

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客室はリビングと寝室が分かれており、プライベート感の高さも特色。仕事にも集中できるデスクの設えはさりげない気遣いともいえるでしょう。ベッドのクオリティやリネン類も素晴らしく、どこまでも考えられた宿ということがよくわかります。

電車の音をBGMに湯浴み

写真:瀧澤 信秋

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客室の贅沢空間といえば、なんと言っても露天風呂スペースでしょう。贅沢にとられた空間で湯浴みのひとときは最高です。時々聞こえる近鉄湯の山線のタタンタタンという音をBGMに、泉質の良さも感じつつゆったりできる入浴は癒し極まれりです。

薪と炎のダイニング

薪と炎のダイニング

写真:瀧澤 信秋

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湯の山 素粋居のディナーは焱(HINOMORI)がオススメ。薪や炭の匂いと共に荘厳な雰囲気に包まれたダイニングにして、たった7名のゲストが囲む巨大なアイランドはまさにステージ。ドクターコートに身を包む料理人に矜持を感じます。薪や炭などの直火を使った料理は、炎が消えて熾火になる瞬間の素材を芯からじっくりと熱する薪火や炭火で調理がなされます。

薪と炎のダイニング

写真:瀧澤 信秋

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新鮮や肉、海鮮の香りや食感が違うのは自然の火の力や熱の力の賜物といえます。前菜から野菜、魚介類、黒毛和牛&経産牛、デザートまで計12品、約3時間に渡り新しい牛の美味しさを堪能できます。

薪と炎のダイニング

写真:瀧澤 信秋

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食事もそうですが、絶妙のタイミングという点でも唸りました。料理やワインが提供されるタイミングからエアコンの設定室温など変えるタイミングまで、欲することが実現されていく喜びがディナータイムを盛り上げます。

どこまでも丁寧な離れでの朝食

どこまでも丁寧な離れでの朝食

写真:瀧澤 信秋

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朝食は客室で供されます。おか持ちを携えたスタッフが来訪、畳敷きの部屋にてひとつひとつ丁寧に準備をしてくれます。ラップに包まれた食器を確認するように並べセッティングしていきますが、トータルで15分くらいはかかるでしょうか。

でも寝室は別室なので準備に気遣うことはありません。セッティングが終わった光景には、和室へ向かったゲストの感嘆の声が聞こえてきそう。魚の焼き加減からご飯一粒までここでも絶妙なタイミングを感じます。

ゲストの背筋をピンと延ばしてくれるような朝食の時間は、きっと忘れられない宝物となるでしょう。

進化続ける宿

進化続ける宿

写真:瀧澤 信秋

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これほど完璧な宿にしてまだ新しい宿ということもあるのでしょうか、ソフト面をひとつひとつ作り上げるべく試行錯誤の日々といいます。とはいえ、こうした小規模の宿ならでといえるスタッフの連携や温かさ感じるチームワークは、ゲストを優しい気持ちにさせてくれます。完成された宿の隙の無いサービスは確かに魅力的です。一方、高みを目指そうとトライする宿のワクワク感にもきっと興趣が尽きないことでしょう。

うなぎや蕎麦も楽しめる

薪と炎のダイニングの方にも「うなぎ四代目菊川」や「そば切り 石垣」といった厳選素材でクオリティの高い料理を提供するお店を擁していますので、気分次第でグルメもセレクトできそうです。

2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/11/29−2020/11/30 訪問

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