写真:miyoshi yuca
地図を見るスイスのヴァレー州に位置する「ツェルマット」はマッターホルンの麓にある世界的に有名な山岳リゾート。街からは綺麗なピラミッド型のマッターホルン山頂がしっかり見えます。角度や光の当たり方によって姿を変えるマッターホルンをじっくり楽しめるのもツェルマットに滞在する醍醐味!朝はマッターホルンが朝日に照らされてオレンジ色に輝く感動的な姿も拝めます。
写真:miyoshi yuca
地図を見るツェルマットのおすすめ観光スポットのひとつ「マッターホルン博物館」では、ツェルマット村の昔の生活様式、ごく普通の農村が世界屈指の山岳リゾートに成長した歴史、登山文化の発展を伝える展示や、マッターホルン初登頂についてなど詳細に知ることができます。
<マッターホルン博物館の基本情報>
住所:Kirchpl., 3920 Zermatt
電話:+41-279-674-100
アクセス:鉄道「ツェルマット」駅から徒歩7分
写真:miyoshi yuca
地図を見るツェルマットは世界中から人が集まる国際的なリゾートですが、かつてはスイスの伝統的な農村で、いまでも昔ながらの家屋が密集している地域は文化遺産として保存されています。
石垣の上に建てられた木造の小屋の足元をよくみると、石でできた台のようなものが。これは日本の伝統的な高床式倉庫でも利用されている「ねずみ返し」に似た手法で、貯蓄されている食材を狙うねずみが侵入するのを防ぐための昔からの知恵です。日本との意外な共通点に親近感がわきますね。
写真:miyoshi yuca
地図を見るアルピニズムの聖地・名峰マッターホルンは、まさにアルピニズムの文化を育んだ場所。これまで数多くの有名なアルピニストが登頂に挑戦しています。そんなツェルマットの旧市街地には伝説的山岳ガイド、ウルリッヒ・インデルビーネンの記念碑があります。マッターホルンを登った回数は370を越え、90歳を過ぎても登頂をやめなかったウルリッヒ・インデルビーネンは「アルプスの王者」と呼ばれ、アルピニストの間で親しまれていました。
ほかにもツェルマットの街中には、マッターホルン初登頂で有名になった登山家エドワード・ウィンパーが登山前に宿泊したホテルや、登山中に亡くなった登山家たちを偲んだ記念碑など、街のいたるところに登山にまつわるスポットがあります。
写真:miyoshi yuca
地図を見るその土地ならではの名物料理をいただくのも観光の醍醐味です。ツェルマットはスイス屈指の観光地だけあって、グルメスポットも充実しています。
ヴァレー州はブラックノーズシープ(黒鼻のヒツジ)という珍しい羊のお料理が有名。くさみがなくラム肉が苦手な人でも食べやすいので、ツェルマット観光の際にはぜひ試してみてください。また、スイスヴァレー州はワインの名産地なので、地元のワインも味わえますよ!
写真:miyoshi yuca
地図を見るご当地ワインと地元の食材をふんだんに買った料理が楽しめる「Zermatterstubli」は、肩肘張らないアットホームな雰囲気とクオリティの高い食事が人気。予約必須です。
<ermatterstubliの基本情報>
住所:Bahnhofstrasse 64, 3920 Zermatt
電話:+41-279-681-940
アクセス:鉄道「ツェルマット」駅から徒歩約5分
写真:miyoshi yuca
地図を見る一日中観光で歩き回ったあと、モダンテイストを取り入れつつ伝統的なシャレー(山小屋風の宿泊施設)の雰囲気も持ち合わせた「Hotel Bellerive」なら快適な時間を過ごせます。
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地図を見る部屋もぬくもりが感じられるスタイリッシュなデザインで居心地もよく、バルコニーからは山々が一望できます。スパ施設も充実しており、山歩きで疲れた体もしっかり癒します。
写真:miyoshi yuca
地図を見る「Hotel Bellerive」のロビーには暖炉があり、寒い夜は火を囲んで暖をとることができます。朝食は地元の食材をふんだんに使ったブッフェが提供され、オーナーのカティアさん自らコーヒーをいれてくれます。そんなアットホームな雰囲気が人気の「Hotel Bellerive」はリピーターが多いというのもうなずけます。
<Hotel Belleriveの基本情報>
住所:Riedstrasse 3, 3920 Zermatt
電話番号:+41-27-966-74-74
アクセス:「Zermatt」鉄道駅から徒歩約7分
いかがでしたか?マッターホルン目当てでツェルマットを訪れる観光客や登山客は多いですが、ツェルマットでも文化や歴史を知るスポットを巡ったり、グルメを堪能したり、快適なホテルで癒しの時間を過ごせば、ツェルマット滞在も充実すること間違いなし!ぜひスイス観光の際にはツェルマット観光も検討してみてくださいね。
2021年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:スイス政府観光局
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この記事を書いたナビゲーター
miyoshi yuca
日本生まれボリビア育ちベルリン在住。世界の文化遺産保護の研究をするためドイツの大学院に在籍。幼い頃から海外に住む経験があったためか、私にとって日本と海外の境目は常に曖昧でした。多様な世界で異なることが…
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