家族で雪山デビューを果たしたのが昨シーズンという、まだまだファミリースキー初心者の我が家。当然、雪道運転は心配だし、2歳の末娘がいることを考えると、悪天候も避けたい。
じつは当初、関越道沿いのスキー場へ行く予定にしていたのですが、あいにくの超悪天候予報。中止もやむなしと考えていたところ、ハピスノ編集長から。
「首都圏からの日帰りゲレンデでも場所によって天候は大きく違うから、迷ったときは中央道沿いが狙い目!」とのアドバイスを受け、前日に急きょ予定変更。「ふじてんスノーリゾート」へ行くことになりました。
じつは1枚目の写真のような富士山は見ることができませんでした(スキー場様から写真をお借りしました!)。が、見てください。キッズパークでの1シーンですが、この青空。ある程度の雪は覚悟していましたが、曇り時々晴れといった天気。
ちなみに、当初行く予定だったスキー場は天気予報通り、大雪だったそうです。ふじてんスノーリゾートの晴天率の高さ、ファミリースキー初心者の我が家には、まさに神のようなゲレンデです!
そして、気になるアクセスですが、新宿・横浜・静岡からクルマでたったの90分とのアナウンス。自宅最寄りは中央道 高井戸ICですが、そこからも90分少々で到着しました。
しかも、中央道 河口湖ICを降りてからほぼ平坦な道を15分ほど。スノードライブに少々不慣れなパパも楽々アクセスとご満悦。移動で疲れることもなく、到着と同時に休憩を入れることなく、遊び始めることができました。
今回は長女とパパ、下の子ふたりとママの2チームに分かれました。さっそく、長女とパパはリフトに乗って山頂へ。山頂へは2人乗りのロマンスリフトと4人乗りのクワッドリフトでアクセスできます。
ちなみに、ロマンスリフトは平日限定でスキーやボードを履いていなくても乗車可能! リフトを降りてすぐのところに「富士山展望デッキ」があり、晴れていれば、富士山の雄姿を間近に一望できるそう。
小さい子供は大人が抱っこして乗車することもできますし、三世代でも楽しめますね。次回は家族みんなで空中散歩&富士山の絶景を堪能したいと思います。
ゲレンデは人工降雪機がメインなので、雪質にバラつきもなく、いつでもコンディション良好。キレイに圧雪された滑りやすいバーンは斜度も緩やかで、シーズン最初の足慣らしや子供のスキーデビューにも最適です。
「転ばないで滑れたよー!」。今シーズン初滑りとなる娘も快適にスキーを楽しめたようで、笑顔で戻ってきました。
下の子ふたりとママチームは、小さな子供に大人気の「ちびっこ愛ランド」へ。幼児連れだと、スタート地点までのぼるのもひと苦労ですが、全長50mのムービングベルト完備で楽々!
息子はわたしと妹を置いて、さっさと滑りに行ってしまいますが、区切られたエリアだから安心。一方、そりの楽しさを知ってしまった末娘からは滑り降りるたびに「もう1回!もう1回!」と何度も催促されてしまい…。
ですが、そこはムービングベルトのおかげで、ママの疲労は半分以下で済みました!
ちなみに、今回、ママチームはリフトに乗車しなかったので、リフト券は購入しませんでしたが、ちびっこ愛ランドはリフト券を持っていれば入場無料だそう。
リフト券とキッズパーク入場券、両方を購入するのは、財布になかなかの痛手ですが、そんなファミリーにやさしいサービスも最高ですね。もちろん、このあと、娘とパパも合流して、思う存分、そり遊びを堪能していました。
子連れにおすすめなのは、キッズパークだけではありません。息子が一番に見つけて興奮したのが、今シーズン新登場という「スノーモービル体験乗車」(2022年3月13日までの土日祝営業)。
スノーモービルはスキー場のパトロールの方々が乗車しているのを見かけたことはありますが、一般的にはなかなか乗る機会がない乗り物。これが、なんと10歳以上ならひとり乗り乗車可能というのだから驚きです!
10歳のお姉ちゃんはひとりで挑戦! たぶん、モーター付きの乗り物を運転するのははじめてだったはずですが、スピードは出過ぎないよう調整されているので、安心して体験させてあげることができました。
一方、ママと一緒に乗車した7歳の息子は「めちゃくちゃ楽しかった〜」と大興奮。「10歳になったら、ひとりで乗るんだ!」と笑顔を見せてくれました。
スノーモービルに乗れるスキー場は多くはないそうなので、それだけで、ふじてんスノーリゾートへのリピ確定ですね!
ふじてんスノーリゾートには3ヶ所のレストランがあります。今回、わたしたちが利用したのはセンターハウス2階の「ヨーデル」。
テラス席からは絶景の富士山を眺めながらのお食事を楽しむことができます。スキーもランチも絶景を堪能できるなんて、なんだか得した気分ですよね(今回は富士山に雲がかかっていて、この景観はお預けでしたが…)。
席数は568席もあり、ゲレンデ規模を考えると十分。密になりにくいうえに、1席ずつにパーテーションが設置されているという、徹底した感染症対策が施されていました。
各所にアルコールも設置してあり、安心感もばっちりですね。
晴天率が高くて、アクセスもよくて。もちろん、親子向けコンテンツも充実していて。これまで、中央道沿いのスキー場が候補に上がったことはありませんでしたが、わたしたち家族にとって、ファミリースキーの選択肢が広がる体験となりました。
住所:山梨県南都留郡鳴沢村字富士山8545-1
番号:0555-85-2000
アクセス:
(車)中央道 河口湖ICから約13km/東富士五湖道路 富士吉田ICから約13km
(電車)富士急行 河口湖線 河口湖駅からタクシーで約20分
記事執筆:ハピスノ応援団 日色愛子
二男一女、三児のママ。2シーズン目のファミリースキー初心者だが、旅ライターでもあり、様々なスキー場への来訪を画策している。長男・次女と滑走デビューしたときに、自分だけ置いていかれないかと、最近、少々心配になってきているとか。
2022年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
記事協力:ハピスノ
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(2025/2/17更新)
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