ハピスノ編集長いわく、「マウントジーンズ那須」の今シーズン最大のトピックスが、これまでゲレンデベースにあったキッズパークを山頂へ移設。絶景のなかで雪遊びが堪能できる「山頂キッズパーク」に生まれ変わったことだそう。
まだ、ハピスノ編集部としてその全容を把握できていないということで、わたしたち家族に白羽の矢が! 娘は10歳、息子も8歳で、そろそろキッズパークも卒業?!というお年頃の子供たちではありますが、さっそくレポートに行ってきましたよ。
まず、この山頂キッズパークがすごいのは、入場券(大人・子供共通1,500円 ※2歳以下無料)にゴンドラの往復乗車(1回)がセットされている点。
キッズパークで遊ぶ前後に、標高差460mの絶景空中遊覧を満喫できちゃうんです。那須の街の景色を楽しんだり、動物の足跡を見つけて動物探しを始めたり。行きのゴンドラから、子供たちはウキウキ。まだスキー&スノボができない幼児連れには、とくにありがたいサービスですね。
ゴンドラ山頂駅に到着すると、子供たちは一目散に山頂キッズパークへ。そろそろ卒業?!なんて心配は無用だったようです。
パーク内にはもちろん動く歩道完備。定番そりからハンドル付きのそり、ジップフィーなど、様々なそりが用意され、これらのレンタルは入場料に含まれているので、思う存分、楽しめます。
そのほか、幼児向けの雪遊びエリアがあったり、展望台があったり。お隣にはドッグランもあり、子供に負けじと大小様々な犬くんたちが駆け回っていました。
そして、わたしが期待していたのは「山頂展望台」です。今シーズンは雪が多くて、展望台は雪でまるっと隠れていましたが、日本百名山「那須岳(茶臼岳)」の絶景を一望することができました。
これまでは幼児連れだとなかなか見られなかった景観。キッズパークが山頂エリアにあることで、この絶景を容易に堪能することができるようになったのはありがたいですね。
もうひとつ、キッズパークが山頂に移設されたことの大きなメリットは、ベースとの標高差が460mもあるので春でもふかふかな雪で遊べる点。そりもスピード感が違います。子供たちも大満足だったようです。
子供たちはまだまだキッズパークで遊び足りなかったようですが、このままではスキー&スノボをしないで1日が終わりそうだったので、無理やり滑りに(笑)。
ゲレンデはゴンドラ1基にリフト2基とコンパクトではありますが、縦に伸びるコースレイアウトで、わたしたち家族のような中級者でも十分楽しめる斜度変化。しかも、那須町を見下ろしながら滑る絶景コースです。
おすすめは「サンアップ」からベースロッジに滑り降りる「サンダウン」。平均斜度15度、最大で22度と中級キッズには少々難易度高めではありますが、今シーズンは雪が多いだけでなく、雪質も良好なので、とにかく滑りやすい!
ストレスなく、家族みんなで爽快クルージングが楽しめました。
初心・初級者には「リヴァーランズロード」があります。こちらは平均斜度9度、最大でも14度しかない初級コースでレッスンに最適。もちろん、とっても滑りやすい雪質でしたよ。
さらに、「サンダウン」にはワイドボックスやキッカーなどのスノーパークエリアが! わたしは子供たちと一緒にウェーブ滑走を満喫しました。
スノーパークというと、上級者向けのイメージが強いですが、マウントジーンズ那須は初級者向けアイテムが多彩。子供でも楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ランチは本格ピザやパスタが人気の「山頂カフェ」、トルコ料理の「ケバブキッチン」、お肉たっぷりのボロネーゼがおいしい「パスタ専門店 さくらの木」など、とにかく多彩。
そんななかから、今回は王道のベースロッジ2階レストラン「エンジョイ」で食事することに。パパは「ハンバーグオムライス」、息子は「バターチキンカレー」、娘は「ロコモコ&スープ」。そして、わたしは「那須三元豚 ソースカツ丼」をチョイス。どれも、食材にこだわった絶品グルメばかり。
コロナ禍ということもあり、ランチメニューはすべてランチボックスでの提供となっています。このあたりもさすが東急スノーリゾート。東急クオリティのコロナ対策で安心感バッチリです。
もちろん、定番スイーツもいただきましたよ(ランチ後、しっかり滑ってからです!)。クレープが食べられるスキー場は多いですが、マウントジーンズ那須ではサーティーワンのアイスクリームも食べられるんです。
娘はダブルのアイスをペロッと食べていました。少しは味見したかったのに(笑)。
マウントジーンズ那須といえば日帰り圏のスキー場ですが、今回はお泊まり。というのも、せっかく那須まで来たのだから、ファミリーに絶大な人気を誇る「ホテルエピナール那須」に宿泊してみたかったんです。
噂には聞いていましたが、まず、5万坪という敷地の広さに圧倒されました。そして、そこにたたずむツインタワーがなんとも優雅な空間を醸し出しています。ロビーのスケールも想像以上。もちろん、ただ大きいだけでなく、どこも洗練された雰囲気です。
さっそくチェックインを済ませ、客室へ。「ゲームセンターがある!」「プールがある!」と、ささっと荷物を置いて、館内でいろいろと遊びたいと考えていた子供たちですが…。
今回のお部屋は「新絆コーナースイートルーム(和洋室)」。70平米の広々スペースに、ベッドルームと和室があり、大きな窓からは那須の大自然を見渡せます。
そんなところに歓喜しているパパ・ママを尻目に、子供たちがヒートアップしたのは巨大なプロジェクターの存在に対して。すぐ遊びに、館内散策するつもりだったはずなのに、なにが見られるのか?と確認。映画館にいるかのような雰囲気に感動したようです。
一息ついたら、家族みんなで館内散策。ゲームセンターでちょっと遊んで、ロビーで様々な装飾物を堪能して、サービスのチョコをつまんで…。
その後、息子とパパは室内プールへ。25mの本格派で、水泳が大好きなふたりは存分に楽しんだようです。水深30cmと60cm、ふたつのお子様用プールがあるので、幼児連れでも安心ですね。
その間、わたしと娘はゆっくり温泉に。露天風呂にジャグジー、寝湯や檜風呂などを存分に堪能させていただきました!
ホテルエピナール那須一番の魅力といえば、絶品メニューを多彩にラインナップする「NASUバイキング エルバージュ」でしょう。じつは、わたしが泊まりたかった最大の理由もこれ!
那須高原の新鮮な旬の食材をふんだんに使用したメニューはじつに約90種。牛鉄板焼きや天ぷらコーナーなど、ライブキッチンも充実しており、茹で上げパスタはその場でチーズに絡めてご提供。
さらに、ケーキ屋さんか!というくらい種類豊富なスイーツコーナーに、キッズバイキングまで。見て回るだけでもかなりの時間を要するラインナップです。
バイキングではやっちゃいますよね…。食べきれるの?というくらいのボリュームを最初からピックアップしてしまいました。でも、子供たちもいつも以上に食べてくれて、早々にお代わりへ。
キッズパークにはじまり、スキー&スノボで楽しんで。ホテルにチェックイン後もゲームセンターやプール&温泉と遊びまくり。ランチもディナーも、これでもか!というくらいの満腹具合。
さすがに、子供たちは早々に眠りについてくれましたが、パパもわたしも明日もいっぱい滑るため、早々に休養させていただきました。
首都圏からだと日帰り圏の那須エリアですが、たまには泊まって、ゆったりリゾート気分を味わってみませんか? わたしたち家族は、グリーンシーズンも多彩なアクティビティがあるようなので、さっそく春のお泊まりを模索しているところです。
<マウントジーンズ那須>
住所:栃木県那須郡那須町大字大島
電話番号:0287-77-2300
アクセス:
(車)東北道 那須高原スマートICから約15km/那須ICから約25km
(電車)JR東北新幹線 那須塩原駅からタクシーで約65分
<ホテルエピナール那須>
住所:栃木県那須郡那須町大字高久丙1番地
電話番号:0287-78-6000
アクセス:
(車)東北道 那須ICから約10分
(電車)JR東北新幹線 那須塩原駅から無料送迎シャトルバス(完全予約制)で約30分
記事執筆:ハピスノ応援団 大門祐子
2児のママ。妊娠・出産を経てしばらくスノーボードから離れていたが、数年前に家族でスキー場デビューを果たす。いまでは、冬の仕事休みにはほぼスキー場にいるんじゃないかというくらい、ファミリースキーにハマっている。
2022年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
記事協力:ハピスノ
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(2024/12/14更新)
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