まず、お店の雰囲気が違います。目に入ってくるのは、オレンジ系の木の色と赤を基調としたレストラン風の様子。そしてお子様連れのご家族の姿。台湾では、ワタミはファミリーレストランのような存在なんです。
日本の居酒屋チェーンで台湾に進出している企業には白木屋もありますが、高雄に進出している日本の居酒屋チェーンはワタミだけ。
お子様連れのご家族だけでなく、女性のお友達二人でという方やご年配の方、そして学校の卒業パーティの学生など、日本の居酒屋ではあまり見かけない幅広い年齢層です。もちろん、日本のお店というだけあって、店内に入ると時々日本語も耳に入ってきます。女性の二人旅などでも入りやすい雰囲気です。
こちらには、日本にはない台湾だけの少人数のセット(套餐)メニューもあります。セットメニューは二人と四人のコースに分かれています。例えば「満足二人套餐」(718元)では、サラダと指定されている一品以外に主食、一品料理、麺またはご飯の中から自由に選ぶことができます。そして、このセットを注文すると、メニューの裏面にあるデザートとドリンクが半額になるという特典付き!日本語の表記もあるので、指差し注文も可能です。
日本の居酒屋によくあるメニュー、唐揚げやお刺身、天ぷらなどは日本と同じような味を台湾で再現しています。
看板をよく見ると「居酒屋」ではなく「居食屋」となっています。やっぱりレストラン?と思いきやドリンクメニューも実は豊富。もちろんビールもありますよ〜。生ビール(ジョッキ)は130元、アサヒスーパードライ(大ビン)170元。日本酒やウイスキー、カクテルもありますが、ライチスプモーニ130元など、日本にはないノンアルコールのドリンクもたくさんあるので、お酒が飲めない方や車の方も楽しめます。ビックドリンクのパールミルクティー(珍珠奶茶)120元は、本当にビックサイズ。パールミルクティーとは、台湾発祥の飲み物で、ミルクティーの中にタピオカパール(タピオカボール)が入って、タピオカパールのモチモチ感が特徴です。
パールミルクティーの本場台湾では、こんなメニューも。「パールミルクティープリン」90元は、ここにしかない味です。ガラスの器に涼しげに入っている「ミルクティー味のプリン」と上に載っている「タピオカパール」を一緒に口に入れると、パールミルクティー味がするんです。セットメニューを注文すると半額の45元(約135円)で味わえます。
こちらでは、以上のようなローカライズされたメニューの他にも写真のような創作メニューもあります。こちらは期間限定の「水連と豚トロの鉄板炒め(130元)」。ドリンクメニューには、台湾ビールもあり、このような料理に合わせてオーダーするとより一層「台湾」を感じることができますよ。
台湾では「熱炒」といった炒め物を中心した台湾風居酒屋もありますが、台湾ではお酒は飲まず、食事だけという人も多いため、「居食屋」という形態がとられているのだと思われます。レストラン感覚で入ることができるので、お子様連れのご家族にも女性にもおすすめです。
時期によってローカライズされたメニューが出されていますので、いつ行っても違ったメニューで新鮮です。台湾風スイーツなども味わえる日本とは一味違ったお店なので、台湾に来られたら是非日本との違いを比べてみてください。
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(2025/1/15更新)
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