憧れの知床半島!知床八景でアクセスしやすい3つをご紹介

憧れの知床半島!知床八景でアクセスしやすい3つをご紹介

更新日:2014/09/12 15:49

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
世界自然遺産として国内外から大人気の知床。豊かな自然を誇る場所ですから鉄道や飛行機のアクセスが良いわけではなく、そう度々行ける場所でもありません。せっかく訪れたからには効率よく回りたいもの。今回は風光明媚な知床の中でも「知床八景」と呼ばれる景勝地のうち、アクセスしやすく知床らしい3つをご紹介。この3つは道路沿いにあったり駐車場が整備されていたりして、観光しやすいので、是非立ち寄ってみてください。

オシンコシンの滝

オシンコシンの滝

写真:東郷 カオル

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斜里町からウトロに向かって知床国道を走っていると右手に大きな滝が見えてきます。道路の真横ですので見落とすことはありません。トンネルの手前にありますので、心配な人はトンネルが見えてきたら右手に注意しておくとよいでしょう。駐車場がありますので、トンネルから出てくる車に注意して駐車場へ。
斜里町から車を走らせてくると、一番最初に見る知床らしい風景がこのオシンコシンの滝です。よく本州で「白糸の滝」と呼ばれる滝が各地にあり、美しい滝の総称のように表現されますが、この滝は北海道らしくダイナミック!白糸どころか、噴き出している感じがします。

滝の中ほどまで歩いて上がることができますので、是非全身でマイナスイオンを浴びてください。滝が霧状になって降りかかってきますので、カメラが濡れないように注意してくださいね。

知床五湖

知床五湖

写真:東郷 カオル

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知床といえば知床五湖のイメージを持たれる方も多いでしょう。やはり知床観光では外せない景勝地です。
知床五湖の散策は、地上遊歩道と高架木道とがありますが、時間のない方には高架木道がおすすめです。高架木道では、クマに遭遇する危険もなく、5つある湖のうちの一湖湖畔まで行くことができます。全長800メートルですので、のんびり歩いて往復で40分くらいです。運が良ければ鹿などの野生動物を見ることもできます。

知床峠

知床峠

写真:東郷 カオル

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ウトロから羅臼方面へと知床横断道路を走る時に超えるのが知床峠。知床横断道路は例年11月上旬から4月下旬までは冬季全面通行止めですので、この景色が見られるのも半年間だけ。駐車場がありますので、是非車から降りて、景色を楽しんでください。

晴れていれば羅臼岳が間近に迫り、海の向こうには国後島を見ることもできます。ただし、知床峠は霧が発生することが多く、下では晴れているのに峠は霧で真冬のような気温のことも。

知床峠を羅臼側へ下っていくと「見返り峠」という場所があり、こちらは知床八景には数えられていませんが、かなりの絶景!晴れた日の午後にはアイスブルーの海が望めます。午前中は光の反射がありますので、午後のほうが美しく見えます。ただし、ここは駐車場がありませんので、道路脇に車を停めて眺めを楽しむと他の車の通行の妨げにもなり危険です。安全に注意して節度ある行動が必要です。

八景だけじゃない

八景だけじゃない

写真:東郷 カオル

知床八景を訪ねる道路のあちらこちらでは、野生の動物に出会う確率が非常に高いです。八景もいいですが、野生動物に出会えることも知床観光の醍醐味ですので、ドライブはスピードを抑えて楽しんでください。
もちろん野生動物を見逃さないということもありますが、野生動物を傷つけないということも大事ですので、のんびりドライブをおすすめします。鹿やキツネが道路際まで出てくることがしょっちゅうです。
野生動物の横断待ちのため、カーブの先で停車している車なんかもいますので、運転には気をつけてくださいね。

ひとこと

知床八景は、オシンコシンの滝、オロンコ岩、夕陽台、プユニ岬、フレペの滝、知床峠、知床五湖、カムイワッカの湯の滝、です。
今回ご紹介した3つ以外では、アクセスが良く所要時間も短いのがオロンコ岩。行って楽しいのはカムイワッカの湯の滝ですが、川を登っていかなくてはいけないので少々時間がかかります。
時間と体力とを考慮して、スケジュールを立ててください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/21−2014/06/23 訪問

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