ブドウ畑パノラミックドライブ〜ハンガリーワインの里を訪ねて〜

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ブドウ畑パノラミックドライブ〜ハンガリーワインの里を訪ねて〜

ブドウ畑パノラミックドライブ〜ハンガリーワインの里を訪ねて〜

更新日:2014/09/02 18:12

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

首都ブダペストと幹線上の地方都市を除き、ハンガリー国内を公共交通だけで旅するのは、なかなかたいへんです。車があれば、旅の幅はぐっと広がります。鉄道やバスの時間と荷物の運搬を気にしなくても良いのも、メリットのひとつでしょう。

菜の花、ヒマワリもいいけれど、やっぱりブドウ畑が似合う国

菜の花、ヒマワリもいいけれど、やっぱりブドウ畑が似合う国

写真:小谷 雅緒

ハンガリーをドライブするなら、5月中旬からがおすすめです。このころには大地も緑で覆われ、菜の花畑も見事です。しかし、できれば6月以降がもっとおすすめです。それは、ブドウの葉っぱが生い茂り、ハンガリーのワイン産出量が決して少なくないことを実感するはずだから。

ハンガリーのみならず、欧州ワイン生産地域であれば、6月以降から秋の収穫時期、そしてブドウ畑が黄色に染まる10月下旬までが、ドライブおすすめ期間です。

謎の穴倉密集地帯?確認しようにも誰もいない・・・

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写真:小谷 雅緒

そんなワインの国ハンガリーをドライブするなら、ぜひワイン産地を訪ねてみてください。ドライブしていると、自然の傾斜をうまく使ったワインセラーを見かけます。ただし、看板も人の気配もなく、空き家にも見えます。

ハンガリーでは兼業農家の人も多く、また、趣味でワインを作っている人もいます。(畑の管理はプロに任せている場合が多いです。)なので、このような小さいセラーは、1年分の自宅用と親戚用、そしてプレゼント用程度の量を産出し、その置き場所に使っているだけなのです。普段はこのように扉も固く閉ざされていますが、秋の収穫時期になると作業をしている様子をあちこちで見かけます。

直販はお得とも限りません!

直販はお得とも限りません!

写真:小谷 雅緒

そもそも、商売としてそれなりの量を産出するワイナリーは、近代的な施設の場合が多く、ワイン「工場」とも呼べるような大掛かりな施設です。

高級カテゴリーのワイナリーともなると、ワインに合うおいしい食事を出すレストランや、宿泊施設を併設しているところもあります。大手や高級ワイナリーの場合、直販は市場価格より安いとは限りません。大量仕入れする大手スーパーの方が安かったりして、ちょっとがっかりします。

ドライブしていて狙い目は家族経営規模のワイナリー。たいてい平日は営業していて、直販もしています。このようなワイナリーは看板や看板代わりの樽が目印になり、すぐにわかります。ハンガリー語でワインはBOR。外国人客の多いエリアでは、ドイツ語や英語でも記されています。

外観がふつうのワインショップや民家の場合もあり、一般的にイメージされるセラーとは限りません。

購入時のポイントは・・・

購入時のポイントは・・・

写真:小谷 雅緒

小さいワイナリーは代理店も少なく、直販と大手の下請けが収入のメインです。無名であっても根強いファンがいて、定期的に購入するお客さんがいるから成り立っているようです。さて、この手のワイナリーのユニークなことは、ワインの量り売りです!すべてのワイナリーで量り売りをしているわけではありませんが、小規模セラーでは多いです。

ミネラルウォーターの空きペットボトルなどを持っていくと、それに詰めてくれます。容器持参がおすすめですが、たいていその場で容器も売っています。ワイナリーによっては最低購入量を設定しているところもあります。価格は1L200〜300円くらいと安い!

しかし、いくら安いからとはいえ、大量買いには気を付けましょう。品質管理されているステンレスタンクから出されたワインは、開封したビンのワインと同様、空気に触れると劣化が始まります。たとえ冷蔵庫に保存しても限度があります。購入したワインは数日以内に飲み切ることが、おいしく楽しむポイントです。

ハンガリーのお隣、スロヴェニアやクロアチアでも同様の量り売りワインの販売所があります。

また、量り売りワインにもおいしいワインがありますが、原則として若いワインのみ。ビン詰ワインの方が扱いの上では格上です。もちろん、ビン詰ワインもピンからキリまであります。一般的にハンガリーでは、ビン底がフラットのものは安いカテゴリーのワインに使われ、そのビンはリサイクルされます。購入時にビン代が加算され、飲み終えて、購入したお店に持っていくとそのビン代を返金してくれるシステムです。(もっと格下のワインはペットボトルに詰められています。)

試飲の誘惑に負けないで〜

安くておいしい量り売りのワインを見つけることは、なんとも楽しいものです。わたしは別目的のドライブ中に、意外な発見があるかもしれないので、車のトランクには空きペットボトルを常備しています。

高級カテゴリーのセラーでは試飲は有料、小中規模のセラーでは、購入を前提に無料で試飲させてくれる場合が多いです。いずれにしても、ハンガリーでは飲酒運転は厳禁、ゼロリミットです。

掲載内容は執筆時点のものです。

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