源平合戦の地・屋島の新しい拠点「やしまーる」でパノラマ体験

源平合戦の地・屋島の新しい拠点「やしまーる」でパノラマ体験

更新日:2023/02/25 09:54

すがた もえ子のプロフィール写真 すがた もえ子 妖怪伝承収集家、フリーライター
香川県高松市の屋島は、山上から源平合戦の舞台となった瀬戸内海を一望できる国立公園瀬戸内海国立公園です。古戦場のほかにも瀬戸内海に浮かぶ夕日や月、夜景の美しさでも知られ、「日本の夕陽百選」「日本百名月」「夜景100選」にもそれぞれ選ばれた絶景スポットです。
今回は屋島の地の理を生かしたガラス回廊型の山頂交流拠点「やしまーる」と、国内に現存する唯一の「パノラマ館」を紹介します。

ガラス回廊が美しい!屋島の新しい拠点「やしまーる」

ガラス回廊が美しい!屋島の新しい拠点「やしまーる」

提供元:高松市屋島山上交流拠点施設 やしまーる

https://www.yashima-navi.jp/jp/yashimaru/

2022年に屋島山上にオープンしたのが、交流拠点施設「やしまーる」です。周囲の絶景を一望できるガラスの回廊型の施設で、若手建築家の周防貴之が手掛けた独特の形状をした建物です。

地の理を生かした建築は、館内にいながらも屋島山上の自然のアップダウンを感じられます。曲がりくねったガラスの通路は全長約約200mのリング状になっているので、外気温や天候に左右されずに室内から屋島の風景を満喫することができ、屋島の名物である美しい夕日もガラス回廊から一望できます。

ガラス回廊が美しい!屋島の新しい拠点「やしまーる」

写真:すがた もえ子

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やしまーるには瀬戸内海を望む展望デッキがあり、山頂の展望エリアよりも一段高い視点から絶景を見渡すことができます。

カップルで立ち寄りたい・恋が叶う椅子

カップルで立ち寄りたい・恋が叶う椅子

写真:すがた もえ子

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やしまーるのガラスの回廊には、氷砂糖のようなガラス細工の椅子が備え付けられている場所があり、疲れた足を休めることができます。パノラマ館の入口付近には他の椅子と離れて2脚寄り添って設置された椅子があり、「カップルで座ると恋が叶う」といわれているのだとか。

夕日や夜景デートで訪れた際に立ち寄るにはぴったりのロマンチックなポイントですです。

カップルで立ち寄りたい・恋が叶う椅子

写真:すがた もえ子

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やしまーるには、ここでしか買えないお土産も取り揃えています。

やしまーるの完成を記念したオリジナルビール「YASHIMARU BEER」は3.5%という低いアルコール度数と柑橘系のさわやかな香が特徴です。アルコール度数は低めですが軽すぎず、さっぱりした飲み心地を楽しむことができます。

「やしまめ」はポリポリと食感がいい豆菓子で、塩味、抹茶味ともに本来の豆の素材の味を活かした優しい味付けが魅力です。

「やしまーるクランチチョコ」は屋島の形をモチーフにした台形のクランチチョコ。甘すぎず、ふわりと抹茶の風味が口の中に広がります。

この他にもスケッチブックやクリアボトルなど、お洒落なグッズが揃っています。

源平物語を迫力満点で伝える「パノラマ館」

源平物語を迫力満点で伝える「パノラマ館」

写真:すがた もえ子

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やしまーるの見どころのひとつが、日本で唯一の「パノラマ館」です。

パノラマ館とは明治時代に西洋から伝わったもので、大きな絵画とジオラマ(展示物とその周辺や背景を立体的に表現する方法)を組み合わせた劇場型の施設です。かつては浅草を始め日本各地に建てられ話題を集めましたが、時代の流れで姿を消してしまいました。やしまーるのパノラマ館は日本国内に現存する唯一のパノラマ館です。

展示されているのは縦5メートル、横40メートルの巨大な油絵とジオラマの連続した作品。画面は右から左へと続き、朝、昼、晩のシーンが移り変わり物語が展開していきます。タイトルは『屋島での夜の夢』。

源平物語を迫力満点で伝える「パノラマ館」

写真:すがた もえ子

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屋島は平家物語にも描かれた源平合戦の舞台です。平家物語を知っている人は作品の中に源義経や那須与一、安徳天皇などの姿を見つけられるかもしれません。

それだけではありません。この作品は『屋島での夜の夢』というタイトル通り、ある人が屋島を訪れた夜に見た夢をテーマに作られています。そのため平安時代にはないはずの物も作中に描かれています。描かれた世界観とともに、ジオラマと油絵を演出する境目など、じっくり鑑賞してください。

源平物語を迫力満点で伝える「パノラマ館」

写真:すがた もえ子

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パノラマ館の音声はアプリをスマホへダウンロード(無料)して聞くことができます。ガイドは記事下関連MEMOの公式サイトからも聞くことができます。

この音声ガイドは館内だけではなく、近隣に残る歴史的なスポットごとに音声が用意されているので、まるでガイド付きで観光しているような気分を味わうことができます。音声は現地のみでなく自宅に帰ってからも聞き直すことができるので、旅の思い出をなぞるのにもぴったりです。

<やしまーるの基本情報>
住所:香川県高松市屋島東町1784-6
電話番号:087-802-8466
営業時間:9:00〜17:00(金・土・祝前日は9:00〜21:00)
定休日:火曜日(休祝日の場合は、翌平日)
アクセス:屋島山上シャトルバス(ことでんバス)にて「屋島山上」下車、徒歩7分

風光明媚な屋島を散策しよう

風光明媚な屋島を散策しよう

写真:すがた もえ子

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屋島には談古嶺、遊鶴亭、獅子の霊厳という、三大展望台があります。

この中でも獅子の霊厳は、断崖にある大きな巌の形が獅子の頭に似ているということから名づけられました。弘法大師が屋島本堂を建立しようと早朝に着手しましたが、工事途中で太陽が沈んでしまい、獅子の形の巌の上に立った弘法大師が扇で夕日を招き返し、一日で工事を完成させたと伝えられる場所です。

獅子の霊厳からは高松市内や五色台、男木・女木など瀬戸内海に浮かぶ島々の美しさを楽しむことができます。夕日や月、夜景の絶景スポットでもあり、デートコースにも最適です。

風光明媚な屋島を散策しよう

写真:すがた もえ子

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屋島山頂を巡る際に欠かせないのが、四国八十八ヶ所霊場の第84番札所・屋島寺です。天平勝宝5年(753)、鑑真和上によって開創されたと伝えられる真言宗御室派の寺院です。宝物館には「屋島合戦図」など源平合戦にまつわる宝物が展示され、屋島の戦いのさまざまなドラマを目の当たりにすることができます。

<屋島寺の基本情報>
住所:香川県高松市屋島東町1808
電話番号:087-841-9418
アクセス:屋島山上シャトルバス(ことでんバス)にて「屋島山上」下車、徒歩13分

風光明媚な屋島を散策しよう

提供元:高松市屋島山上交流拠点施設 やしまーる

https://www.yashima-navi.jp/jp/yashimaru/地図を見る

屋島は「日本の夕陽百選」「日本百名月」「夜景100選」にもそれぞれ選出されている絶景スポットです。天気がよければ瀬戸内海に沈む夕日や輝く月、夜景を満喫できるでしょう。

屋島山頂から海を見下ろす絶景宿「望海荘」

屋島山頂から海を見下ろす絶景宿「望海荘」

写真:すがた もえ子

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屋島の山頂に建つホテル望海荘は、「夕日百選」「夜景100選」「日本百名月」という三冠に輝いた景色の中に宿泊できるホテルです。瀬戸内海を望む立地は部屋から絶景を見下ろすことができ、ゆったりと流れる屋島の時間を満喫することができます。

屋島山頂から海を見下ろす絶景宿「望海荘」

写真:すがた もえ子

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望海荘の客室は海と山の双方に面した角地に位置する「ロイヤルルーム」、レースのキャノピー(天蓋)が付いた「特別室」、瀬戸内海を一望できる「海側ツイン」、フォレストビューを楽しめる「山側ツイン(シャワーのみ)」、大人数で宿泊できる「ファミリールーム」が用意されています。どのお部屋もリゾート風の設えで、落ち着きのある空間となっています。

屋島山頂から海を見下ろす絶景宿「望海荘」

提供元:望海荘

https://bokaiso.com/

望海荘の自慢は夕日、月、夜景と瀬戸内海の絶景を宿から堪能することができること。屋島は夜の風景も「夜景100選」に認定されています。海側の部屋の窓を開ければ、海がすぐ目の前のすばらしい眺望が広がります。
自然現象なのでお天気に左右されますが、忙しい日常から離れて特別な時間が過ごせせることでしょう。

屋島には見どころが盛りだくさん

屋島は源平合戦の舞台として知られ、山頂から見下ろす瀬戸内海の絶景に圧倒されます。天気がよければ金毘羅様がある山まで一望でき、瀬戸内海の絶景を満喫することができます。

屋島山頂には今回ご紹介したやしまーるの他、四国八十八ヶ所霊場の第84番札所の屋島寺や新屋島水族館もあり、一日中楽しめるでしょう。ドラマやアニメで映像化もされて注目集まる源平合戦の地・屋島に一度訪れてみませんか。

取材協力:ON THE TRIP

2023年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2022/11/30−2022/12/01 訪問

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