写真:浅井 みら野
地図を見る周囲が標高1,000〜2,000mの山々に囲まれている「会津高原 南郷スキー場」は、知る人ぞ知るまさに「秘境」と呼ぶにふさわしいスキー場です。
自動車で向かう場合、東北道の西那須野塩原インターから国道を走ること約100分、白河インターからも約90分かかります。この環境は地元も把握しており、スキー場のポスターには「バスもない」「電車もない」「高速道路も超遠い」と自虐的な文句も。
写真:浅井 みら野
地図を見るしかし、その陸の孤島のような環境のおかげでスキー場は人も少なく、雪が降ると一面が銀世界と化し、現実とは思えない幻想的な風景を見せてくれるのです。
写真:浅井 みら野
地図を見るコース数は11あり、ゲレンデは3基のリフト毎に山頂・真ん中・ふもとの3エリアに分けることができます。ふもとエリアは、第1ペアリフト沿いの「さゆりAコース」を中心に複数のコースが左右に広がっているつくり。
写真:浅井 みら野
地図を見るパウダーエリアの「さゆりCコース」は、大規模な非圧雪地帯。木々の間を通り抜けたり、誰も滑っていないふわふわな斜面を開拓したりと、雪山を探検している気分を味わえます。
動画:浅井 みら野
地図を見る一番端の「さゆり迂回コース」は、もみの木など巨木が左右に立ち並ぶ林間コースで、後半につれて徐々に視界が開き始めていくといった、周囲の景色が目まぐるしく変化する様子を楽しめます。
写真:浅井 みら野
地図を見る第1ペアリフトから第3ペアリフトに乗り継ぐと、真ん中エリアに到着。「白樺コース」が視界いっぱいに広がっていて、中央には凛とした音が響き渡る鐘も。
写真:浅井 みら野
地図を見る平均斜度は15度と緩やかな傾斜が続くので、スピードコントロールもしやすく、ファミリーやビギナーに人気。ここで練習をし、第1ペアリフトで下山することも可能です。
白樺コースには、ボックスやレール、7mキッカーが設けられた「フリーパーク」に加え、初めてでも挑戦しやすいミニパイプやウェーブがある「ビギナーパーク」も併設されています。さらに特徴的なのが、ハーフパイプが2つも設けられていること。パークやハーフパイプが充実していることから、多くのフリースタイルスキーヤー、スノーボーダーが通っているのです。
写真:浅井 みら野
地図を見る3本目の第5ペアリフトを使えば最高地点、標高1,000mの伝上山(てんじょうさん)山頂へ。リフト沿いの「伝上コース」は、非圧雪のパウダーあり、圧雪されたエリアありと降雪に関わらず、挑戦的な上級者コースになっています。
写真:浅井 みら野
地図を見るふもとのミントグリーン色の「センターハウス」が、メインの休憩場所で、リフト券購入からレンタル・スクール受付、おみやげが並ぶショップにレストランが入っています。
写真:浅井 みら野
地図を見るレストランからはゲレンデを一望でき、目の前にはキッズパークも。地元の方もお子さんと一緒にやってきて、雪遊びをしたり、ランチを食べたり。
写真:浅井 みら野
地図を見るレストランのメニューは特産品のとまとを使った「とまとチーズラーメン」をはじめ、とまとソースを使った「とまとソースカツ丼」や「とまとオムとまと」など、とまと尽くしのメニューが盛りだくさん。甘さと酸味のバランスが絶妙で、味に奥行きが感じられます。
日本一不便なスキー場と称している「会津高原 南郷スキー場」。雪に閉ざされた山奥にあるからこそ、他では味わえない雪質を堪能できます。また訪れると地元からの熱烈な歓迎を受けられるのも、ここの醍醐味です。
住所:福島県南会津郡南会津町界字湯の入293
電話番号:0241-73-2111
スキー営業期間:2023年12月23日〜2024年3月31日(予定)
アクセス:東北道・白河ICから車で約90分、西那須野塩原ICから車で約100分
2024年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/16更新)
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