タージファラクヌマパレスはインドイスラムのメッカ、ハイデラバードにあります。デリーから飛行機で約3時間半。
インドではインドの王様「マハラジャ」が住んでいる、もしくは過去に住んでいたホテルを宮殿ホテルと呼びます。タージファラクヌマパレスはイスラム主権だったためちょっと事情が異なります。イスラム主権の土地はニザーム(藩王)が住んでいました。
コテコテのイスラム建築かと思いきや、不思議な違和感があるヨーロッパ風。イスラムの藩王がイギリス人建築家にデザインを依頼した宮殿です。
イスラム文化とヨーロッパ建築が融合した非常にエキゾチックな雰囲気の宮殿ホテルです。
車でホテル門に到着後車をおります。ホテルの門から宮殿ホテルの建物まで、時間にして2分ぐらい馬車で移動というこだわり。いきなりクライマックス!テンションかなり上がります。石畳を馬車が駆け抜ける音ってとても優雅ですね。なかなか日本では味わえない貴族の体験です。
部屋は広めでベースカテゴリーでもスイートレベルです。市内観光にあまり時間をかけずホテルでゆっくり過ごしてください。プール、SPAも充実しています。
タージファラクヌマパレスのおすすめは、宿泊者限定で行われる夕方のホテル見学会(宿泊者以外は昼間の見学会のみ参加可)と日没のカッワーリー。ホテル見学はスタッフがていねいにホテル全体を説明します。バスタブに装着された王女様専用のシャワーのように香水を浴びる設備などは説明を受けないと素通りしてしまいます。最後はテラスでシャンパンのサービス、ちょうど夕日が町に沈むとてもロマンチックで優雅なときを過ごせます。
そして日没後はイスラムの神への賛歌、カッワーリーの演奏が始まります。町を一望できるテラスで狂おしいイスラムの演奏を聴きながら、刻々と変化するハイデラバードの美しい夜景をぜひお楽しみください。
夕食はハイデラバードの名物、ハイデラバードビルヤーニーがおすすめです。インド風エスニック炊き込みご飯です。
ホテルの馬車の入場から夕方の見学会、カッワーリーの演奏とホテル内で充実した時間を過ごすことができます。ハイデラバードの町も魅力的ですが1泊でしたらホテルのイベント優先で予定を立てましょう。できれば2泊以上して1日はずっとホテルに滞在して欲しいです。マハラジャの宮殿ホテルとは一味違うニザームの宮殿ホテル、ハイデラバードで宿泊するときはぜひぜひご検討ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索