明治3年創業!秋田県「マルイチしょうゆ・みそ醸造元」で工場見学

明治3年創業!秋田県「マルイチしょうゆ・みそ醸造元」で工場見学

更新日:2023/02/12 16:39

佐藤 らなこのプロフィール写真 佐藤 らなこ 総合旅行業務取扱管理者
北前船の寄港地として栄えた秋田県由利本荘市石脇地区。鳥海山を望むこの地に明治3年創業の「マルイチしょうゆ・みそ醸造元」があります。
創業当時のままで、今も現役の木樽や土蔵は一見の価値あり!事前予約をすれば、無料で工場見学ができます。醤油や味噌の製造工程や歴史を学んだら、地元で愛され続ける「マルイチしょうゆ・みそ醸造元」自慢の商品をお土産に買って帰りましょう。

北前船の寄港地「由利本荘市石脇地区」で創業150年以上!

北前船の寄港地「由利本荘市石脇地区」で創業150年以上!

写真:佐藤 らなこ

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日本人にとって欠かせない味噌と醤油。全国各地にその醸造元がありますが、今回は鳥海山をのぞむ秋田県由利本荘市石脇地区にある「マルイチしょうゆ・みそ醸造元」をご紹介します。(以下、マルイチと略します)

マルイチのある由利本荘市石脇地区は藩政時代に北前船の寄港地として栄えた地域です。近くを流れる子吉川の物流拠点となっていたため、米や大豆などの原料を運ぶのに利便性が良く、豊富な湧き水にも恵まれ、醸造業が盛んに行われてきました。

北前船の寄港地「由利本荘市石脇地区」で創業150年以上!

写真:佐藤 らなこ

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マルイチは明治3年(1870年)の創業です。国産米と大豆にこだわり、昔ながらの製法で150年以上も味噌と醤油の醸造を続けています。

当時の看板や明治政府から発行された醸造許可証からは、その長い歴史を感じることができます。

「マルイチ」の工場見学をしよう!

「マルイチ」の工場見学をしよう!

写真:佐藤 らなこ

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マルイチの工場見学は事前予約制です。味噌や醤油の作り方、マルイチの歴史などの説明と見学で所要時間は30分くらいです。時間に限りがある場合や要望があれば予約の際に相談しましょう。見学は無料です。

※写真は、工場内の米を蒸して寝かす場所です。

「マルイチ」の工場見学をしよう!

写真:佐藤 らなこ

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味噌には米みそ、麦みそ、豆みそなどがありますが、秋田県は土地柄たくさんお米が穫れるため、米みそが主流です。マルイチでは国産米を使うことにこだわり、米麹多めの味噌を作っています。米麹が多いと甘味や旨味が強くなります。麹は3日程でできます。

「マルイチ」の工場見学をしよう!

写真:佐藤 らなこ

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こちらは、醤油を絞る圧搾機です。マルイチでの味噌と醤油の製造割合は半々です。見学をすると、いくつもの工程と長い期間を経て醤油や味噌ができていることがわかります。

なお、タイミングが合えば実際の製造工程の一部を見ることができます。

歴史を感じる「マルイチ」の木樽と土蔵!

歴史を感じる「マルイチ」の木樽と土蔵!

提供元:一般社団法人 秋田県観光連盟

https://akita-fun.jp/地図を見る

マルイチでは現在も創業当時のままの木樽を使用して、醤油の発酵管理をしています。この木樽は秋田杉でできています。当時は桶屋が近くにあり、工場内で組み立てたのだろうと言われています。
 
工場内は諸味のいい香りが漂います。木樽で熟成発酵させると、まろやかな味わいの醤油になります。マルイチの醤油の味が気になりますね。

歴史を感じる「マルイチ」の木樽と土蔵!

写真:佐藤 らなこ

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こちらも見どころのひとつ。土蔵も創業当時のままです。

工場の案内は「マルイチ」の会長さんがしてくださいます。お話がわかりやすく、ユーモアのある方なので楽しく学べます。積極的に質問してみてください。

「マルイチ」でお土産選びを楽しもう!

「マルイチ」でお土産選びを楽しもう!

写真:佐藤 らなこ

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マルイチの看板商品は「鳥海山」という名の味噌です。

20麹と書いてあるのは味噌の麹割合が大豆1:米2という意味で、米が多めの甘口味噌。マルイチでは大豆1:米1の10麹との売れ行きは半々程度。普段のご自身のお好み合わせて選ぶといいでしょう。

このように麹割合や原材料の違いでマルイチにもいくつもの種類のお味噌があります。2022年全国味噌鑑評会で"中央味噌研究所理事長賞"を受賞した「鳥海山吟醸味噌」も注目商品です。数量限定商品なので、見つけたらラッキーかも!?

「マルイチ」でお土産選びを楽しもう!

写真:佐藤 らなこ

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マルイチでは味噌や醤油の他にもつゆ、たれ、漬物、甘酒など多彩な商品があります。どんな料理に合うか、どのような使い方をしたらいいかをお店の方に聞きながら、お土産選びをするといいですね。迷って決められないという方には詰め合わせのギフトセットもあります。

「マルイチ」でお土産選びを楽しもう!

写真:佐藤 らなこ

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そして会長さんがおすすめするのは、秋田県で作られる魚醤とマルイチの醤油を使った「しょっつるポン酢」です。このポン酢の旨味があらゆる食材を引き立てます。

日本酒のアテやご飯のお供にいい「糸かぼちゃのみそ漬け」や諸味と甘酒を混ぜ合わせた発酵調味料「しょうゆの実」などちょっと珍しいものもありますので、並んでいる商品ひとつひとつをチェックしてみてくださいね。

由利本荘市石脇地区の立ち寄りスポットはこちら!

由利本荘市石脇地区の立ち寄りスポットはこちら!

写真:佐藤 らなこ

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マルイチでの工場見学&お買い物の後は、向かいにある昭和2年創業の「吉野屋菓子舗」へ。看板商品はいちじくの甘露煮ですが、こちらではマルイチの味噌を使ったみそパンも製造販売しています。

<吉野屋菓子舗の基本情報>
住所:秋田県由利本荘市石脇字石脇309
電話番号:0184-22-1387
アクセス:JR羽後本荘駅より車で10分
営業時間:9:30〜18:00
定休日:毎週日曜日

由利本荘市石脇地区の立ち寄りスポットはこちら!

写真:佐藤 らなこ

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マルイチから徒歩約5分のところにある「発酵小路田屋」は、秋田を代表する蔵元「齋彌酒造店」が運営するカフェです。酒粕や甘酒を使用したメニューを提供する他、併設のショップでは齋彌酒造の商品や石脇地区の特産品等を取り揃えています。

<発酵小路田屋の基本情報>
住所:秋田県由利本荘市石脇字石脇279
電話番号:0184-74-8207
アクセス:JR羽後本荘駅より車で10分
営業時間:10:00〜17:00
定休日:毎週木曜日

由利本荘市石脇地区の立ち寄りスポットはこちら!

写真:佐藤 らなこ

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由利本荘市の歴史を知りたくなったら、マルイチから徒歩約10分の「本荘郷土資料館」へ。石脇地区の発展を担った北前船に関連する資料の他、伝統工芸品の展示コーナー等があり、歴史や文化について学べます。

<本荘郷土資料館の基本情報>
住所:秋田県由利本荘市石脇字弁慶川5
電話番号:0184-24-3570
アクセス:JR羽後本荘駅より車で10分
開館時間:9:00〜17:00
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)および12月29日から1月3日

マルイチしょうゆ・みそ醸造元の基本情報

住所:秋田県由利本荘市石脇字石脇11
電話番号:0184-22-0006
営業時間:9:00〜16:00(土日祝日休み)
アクセス:
1.車をご利用の場合
JR羽後本荘駅より車で約10分。
2.公共交通機関をご利用の場合
本荘駅前から路線バスで約17分、石脇バス停下車、徒歩すぐ。

※工場見学を希望される場合は、必ず事前に電話にてご予約ください。ご希望に添えない場合もあります。商品の購入は店舗営業時間内であれば、いつでも可能です。

2023年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2023/01/13−2023/01/20 訪問

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