東毛エリアが熱い!群馬県・リトリート×産業観光体験モデルコース

東毛エリアが熱い!群馬県・リトリート×産業観光体験モデルコース

更新日:2023/03/29 13:46

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部
群馬旅行というと草津や伊香保など温泉地のイメージが強いですが、実は他にも魅力的なエリアがたくさんあるんです!ご当地グルメはもちろん、歴史ある産業を身近に感じられるものづくり体験、レトロな街並み散策、お寺体験――。ゆったり過ぎていく心穏やかな時間を過ごす“リトリート”に最適です。首都圏からのアクセスも便利な群馬県東部・東毛エリア(桐生市、太田市、館林市)を巡る3日間のモデルコースをご紹介します!(PR)

たぬきが可愛い!都心から1時間の館林市から観光スタート

たぬきが可愛い!都心から1時間の館林市から観光スタート

写真:トラベルjp 編集部

東京を出発して東北自動車道を進み、わずか1時間ちょっとで「館林市」に到着。最初の目的地はランチにぴったりの「花山うどん 本店」です。1894年創業の花山うどんは幅の広い「鬼ひも川」という麺が有名。特に鬼ひも川と群馬県産麦豚を使用した看板メニューの「鬼釜」は「うどん天下一決定戦」で3年連続1位になっています。つるつるの幅広麺が、とってもおいしい!館林に伝わる昔話「分福茶釜」にちなんだたぬきの器も可愛かったです。

たぬきが可愛い!都心から1時間の館林市から観光スタート

写真:トラベルjp 編集部

うどんと一緒に頼んだのは、どら焼きのように大きな「上州大判しいたけの天ぷら」やモチモチの食感がおいしい「たぬきでポン」など、大充実のサイドメニュー。「上州舞茸の天ぷら」の舞茸は花山うどん専用に栽培されており、濃厚な味わいを楽しめます。天ぷらはびっくりするほどサックサク!おいしい料理を食べて、最高の気分で旅をスタートできました。

<基本情報>
住所:群馬県館林市本町2-3-48
電話番号:0276-74-7766
アクセス:館林ICより車で約10分

たぬきが可愛い!都心から1時間の館林市から観光スタート

写真:トラベルjp 編集部

お腹が満たされたあとは、『分福茶釜』の寺として有名な「茂林寺(もりんじ)」へ。分福茶釜とはむじな(たぬき)の化身である僧侶・守鶴がもたらした茶釜にまつわる昔話です。自然豊かな境内にはたぬきの置き物がずらりと並ぶ参道やお堂があり、とてもフォトジェニック!たぬきたちはどこか憎めない、愛らしい表情で見守ってくれます。樹齢約600年の「ラカンマキ」など自然にも癒され、ただそこにいるだけで心が安らぐリトリート体験ができました。

<基本情報>
住所:群馬県館林市堀工町1570
電話番号:0276-72-1514
アクセス:館林ICより車で約10分

館林紬の着物をレンタル。美しい西洋風の館で写真撮影

館林紬の着物をレンタル。美しい西洋風の館で写真撮影

写真:トラベルjp 編集部

日常生活から離れてリトリートするためには「服装」を変えてみるのも一つ。伝統的な「館林紬」の着物をレンタルできる「和結(わむすび)」で、おしゃれな蝶柄の着物に着替えてみました!館林紬は木綿から作られ、唐桟(とうざん)という縦縞模様が特徴。袖を通すと肌なじみが良く、普段着ている洋服よりも温かみを感じました。

<基本情報>
住所:群馬県館林市下三林町
問い合わせ:Instagram @tatebayashi_wamusubi
着物レンタル料金(着付け含む):3,000円〜

館林紬の着物をレンタル。美しい西洋風の館で写真撮影

写真:トラベルjp 編集部

可愛い館林紬の着物にウキウキしながら向かったのは、館林駅近くにある日清製粉グループの「製粉ミュージアム」。西洋風の建築が美しく、館内や庭園で撮影を楽しめます。「和結」では利用者の好みに合わせた着付けを行なっていて、私は元々着ていたタートルネックと館林紬を合わせたモダンなコーディネートにしてくれました!

館林紬の着物をレンタル。美しい西洋風の館で写真撮影

写真:トラベルjp 編集部

「製粉ミュージアム」は1900年に館林市で生まれた「日清製粉」の歴史や小麦の知識を学べる文化施設。館林は、古くから群馬県で盛んだった小麦の生産や粉物文化の中心ともいえる町なのです。

1910年に建てられた本館はまるでタイムスリップしたかのように明治時代の趣きを感じます。シャンデリアやレリーフは当時のまま!館林の産業に触れ、写真を撮りながら観光を楽しめました。製粉ミュージアムだけでなく、「田山花袋旧居」や「旧上毛モスリン事務所」も写真スポットとしておすすめですよ。

<基本情報>
住所:群馬県館林市栄町6-1
電話番号:0276-71-2000
アクセス:館林ICより車で約15分

宿坊でリトリート。心も体もリセットされる「瞑想」を体験

宿坊でリトリート。心も体もリセットされる「瞑想」を体験

提供元:Temple Hotel Kannon-in

館林市を満喫し、2日間泊まる桐生市の「Temple Hotel Kannon-in」へ。1644年に開山し、約380年もの歴史を持つ「観音院」の宿坊です。宿坊は2019年に開業したばかりなのでとても新しく、キッチン、お風呂、トイレなど設備は最新!和の趣きを感じつつ快適に過ごすことができます。1日1組限定。

宿坊でリトリート。心も体もリセットされる「瞑想」を体験

提供元:Temple Hotel Kannon-in

宿坊内のコーディネートは桐生の暮らしとまちをつなぐ活動をしているグループ「small」が担当。お寺とは思えないほどとてもおしゃれで、日本の伝統美と今の桐生のものづくりを体感できます。枯山水を見ながら露天風呂に入ったり、自然の音に耳を澄ませたり――。心が解きほぐされ、いつもよりぐっすり眠ることができました。

宿坊でリトリート。心も体もリセットされる「瞑想」を体験

写真:トラベルjp 編集部

中庭に差し込む朝日を浴びて、気持ち晴れやかに目覚めた2日目の朝。観音院の「お寺体験」のひとつ、「瞑想」を体験しました。観音院では宿坊のゲストはもちろん、宿泊者以外でも写経や瞑想などのお寺体験をすることができます。

観音院の瞑想は観音院が大切にしている大日如来様と向き合うことで、自分自身とも向き合うというもの。静寂に包まれた本堂での瞑想は、まさにリトリートにぴったりの時間でした。

<基本情報>
住所:群馬県桐生市東2-13-18
電話番号:0277-45-0066
アクセス:太田桐生ICより車で約20分

名物パンに注目。織物の町「桐生」で産業観光を楽しむ

名物パンに注目。織物の町「桐生」で産業観光を楽しむ

写真:トラベルjp 編集部

瞑想体験で心も体もリセットしたら、桐生の街へ!ブランチを食べに、Temple Hotel Kannon-inから車で約3分のベーカリー&カフェ「レンガ」へと向かいました。「レンガ」は大正時代に織物工場として使われていたレンガ造りの建物を活用しており、のこぎり屋根が特徴!この屋根は織物の町「桐生」でよく見ることができます。

名物パンに注目。織物の町「桐生」で産業観光を楽しむ

写真:トラベルjp 編集部

店内には100種類以上のパンから焼き上がったものが順次並び、どれを買うか迷ってしまうほど豊富なラインナップ!人気のパンは「のこぎり屋根のフレンチトースト」、桐生名物の「みそパン」や「ビスロール」など。すべてのパンにコク深い桐生市の「田中牛乳」を使っていて、牛乳の甘さを感じるパンは幸せなおいしさでした。

<基本情報>
住所:群馬県桐生市東久方1-1-55
電話番号:0277-32-5553
アクセス:太田桐生ICより車で約25分

名物パンに注目。織物の町「桐生」で産業観光を楽しむ

写真:トラベルjp 編集部

「なんで織物工場はのこぎり屋根なんだろう?」そんな疑問が浮かび、桐生の織物について学べる「織物参考館“紫”(ゆかり)」へと足を運んでみました。館内のスタッフに質問してみると、電球が無かった時代に複数の屋根から採光することで室内を明るくしたことが大きな理由だそう!さらに北向きの柔らかな光で織物の色が見やすくなったり、織機の音を乱反射させて小さくしたりと、さまざまなメリットがあると教えてくれました。

「紫」は本物の織機を見ながら、その歴史を知ることができる体験型織物博物館。「半高機(はんたかはた)飛び杼装置付き」で実際に機織りを体験することができ、その技術を肌で感じられます。スタッフのお手本はとても簡単そうに見えるのに、自分で織ってみると意外と難しい……!

その土地に古くから伝わる産業を身近に感じられる産業観光。実際体験してみると、その町のことがますます好きになりますね。

<基本情報>
住所:群馬県桐生市東4-2-24
電話番号:0277-45-3111
アクセス:太田桐生ICより車で約25分

帽子作り体験も。感性が磨かれる、おしゃれな桐生&太田

帽子作り体験も。感性が磨かれる、おしゃれな桐生&太田

写真:トラベルjp 編集部

3日目はTemple Hotel Kannon-inで朝のお勤めに参加したあと、ゆっくり出発してレトロな街並みの桐生新町重要伝統的建造物群保存地区周辺を散策。おしゃれなカフェやレンガ造りの倉庫に立ち寄りつつ、桐生の帽子メーカー「com+position」の直営店「usine(ユージーン)」に到着しました。展示販売のほか、オーダーメイドで帽子を作ることができます。

帽子作り体験も。感性が磨かれる、おしゃれな桐生&太田

写真:トラベルjp 編集部

今回は「帽子の型入れ体験」で、オーダーメイドの帽子を作る工程の一部を体験!日常ではなかなか体験できないことにチャレンジしてみるのも、リトリートならではの贅沢な時間の使い方です。

10日前までに予約し、作りたい帽子のイメージを伝えてから来店しました。体験ではお店の工房で、まだ成型されていない帽子をアイロンを使いながら整えていきます。帽子の作り方はまったく知らなかったので、発見の連続!自分で作る帽子は、一生の宝物になります。

桐生で紡いだ糸を使っている帽子も扱っているユージーン。桐生ならではの体験ができました!

<基本情報>
住所:群馬県桐生市本町2-3-1
電話番号:0277-46-8663
アクセス:太田桐生ICより車で約25分

帽子作り体験も。感性が磨かれる、おしゃれな桐生&太田

写真:トラベルjp 編集部

ランチに桐生のソウルフード「ポテト焼きそば」を満喫し、最後の目的地「太田市美術館・図書館」に到着。白を基調としたガラス張りの館内はとてもスタイリッシュで、居心地のよい空間です。特に「アート」にまつわる本が多く、センスあふれる選書にテンションアップ!読むだけで感性が磨かれていきます。

<基本情報>
住所:群馬県太田市東本町16番地30
電話番号:0276-55-3036
アクセス:太田桐生ICより車で約15分

群馬県東部エリアで、リトリート×産業観光体験を楽しもう!

古くから町に息づく産業を観光として楽しみながら、非日常感を満喫できる群馬県東部・東毛エリア。趣のある街並みを歩き、宿坊やカフェでゆったりとした時間を過ごすことで、日常の喧噪を離れ自分と向き合う時間を自然に持つことができました。駆け足で巡るのではなく、少なくとも3日間は時間を割いて巡りたいエリアです。

歴史と伝統が息づく群馬県東部エリアで、リトリート×産業観光体験を楽しむ旅へと出かけてみませんか?

2023年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【この記事は 群馬県 とのタイアップです】

掲載内容は執筆時点のものです。

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