所狭しと並ぶまぐろが圧巻!和歌山「生まぐろ市場競りガイドツアー」

所狭しと並ぶまぐろが圧巻!和歌山「生まぐろ市場競りガイドツアー」

更新日:2023/03/31 12:10

浅井 みら野のプロフィール写真 浅井 みら野 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級、JSBA スノーボード バッジテスト 1級
紺碧の海が朝日に照らされ、一日がゆっくりと始まる頃、鋭い眼光が交差し、静かなる熱気に満ちた場所が和歌山県那智勝浦町にあります。ここは「勝浦市場」。一年を通じてまぐろの競りが行われ、ガイドの解説を聞きながら、緊張感に包まれた市場を見学できるツアーが魅力。昔ながらの漁法や美味しさを維持するこだわりを知った上でいただくまぐろは、味が一層引き立ち、新鮮な食感に驚かされます。

生まぐろの水揚げ量が日本一の勝浦漁港

生まぐろの水揚げ量が日本一の勝浦漁港

写真:浅井 みら野

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ツアーは午前7時に始まり、所要時間は1時間半ほど。勝浦漁港の目の前にある足湯「海の湯」が集合場所です。12月や1月なら、ちょうど日の出と重なり、グラデーションに染まる空色が開始の合図。

生まぐろの水揚げ量が日本一の勝浦漁港

写真:浅井 みら野

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市場を見学できるだけでなく、このツアーをさらに興味深いものにしているのが公認ガイドの存在です。「大漁旗って、どれくらい釣れたら揚がると思います?」「勝浦は『生まぐろ』のみを扱っていますが、この生とは…」と、知的好奇心をくすぐる解説がどんどん続きます。

全国のまぐろ漁船が集う勝浦市場ですが、はえ縄漁船のみを受け入れているのがこだわりです。狙いたい魚をピンポイントで釣り上げる漁法は捕獲量を管理しやすく、これは海の豊かさを守る持続可能な漁業だと知って驚き。これから食材を買う際の指標になりそうです。

まぐろは東京や大阪など全国に出荷

まぐろは東京や大阪など全国に出荷

提供元:(一社)那智勝浦観光機構

https://nachikan.jp/about/

停泊している漁船を巡りながら、勝浦市場の歴史や特徴を把握したところで、いよいよクライマックスの場内へ。ツアー参加者は特別に2階デッキに上がることができ、そこから競りの全容を見られます。

整列された大量のまぐろ、その周りを真剣なまなざしで吟味する仲買業者、会場を仕切るせり人の存在感。随所で人の動きがあり、その特異な空間は時間を忘れて見入るほど刺激的。ガイドによる実況中継を交えてなので、取引の瞬間を目撃でき、より臨場感が味わえます。

まぐろを食べ比べできる食事プランも

まぐろを食べ比べできる食事プランも

写真:浅井 みら野

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勝浦市場で水揚げされるまぐろは全部で4種類(クロマグロ・キハダマグロ・メバチマグロ・ビンチョウマグロ)。ビンチョウマグロの中でも特にもちっとした弾力あるものは「もち鮪」「もちびんちょう」と独自にブランド化されています。

まぐろ尽くしの情報を浴びて知識欲が満たされた後は、今度は食欲の番。ツアー終盤に隣接する「勝浦漁港にぎわい市場」を訪れます。

まぐろを食べ比べできる食事プランも

写真:浅井 みら野

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複数の店舗が軒を連ねていて、買い物や飲食も可能。ツアーに参加すると試食ができますが、お寿司やまぐろ丼など朝食代わりになるメニューも申し込めます。

まぐろを食べ比べできる食事プランも

写真:浅井 みら野

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一番人気は、「のっけ寿司コース」。まぐろの食べ比べができる寿司3貫で、おすすめのネタや食べ方などを教えてもらえます。

冷凍せず、生の状態でいただくまぐろ。味はもちろん、口に入れた瞬間の柔らかな食感に衝撃を受けるはず。勝浦にいる間は、まぐろを“食いだめ”したくなります。

ツアー後はおみやげを吟味

ツアー後はおみやげを吟味

写真:浅井 みら野

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生まぐろを堪能したら、ツアーは終了。現地解散なので、そのまま「勝浦漁港にぎわい市場」を覗いてみるのがおすすめです。

太っ腹に切り分けられたお刺身に加え、まぐろの干物やそぼろ煮なども販売。上質なまぐろを安値で購入できるのは、勝浦に訪れてこその醍醐味です。

まぐろ・世界遺産・自然が魅力の勝浦

まぐろ・世界遺産・自然が魅力の勝浦

写真:浅井 みら野

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早朝に開催されるツアーなので、ツアー終了後も時間にゆとりがあり、周辺の観光名所へ足を延ばせるのも嬉しいポイントです。

勝浦の海を堪能したら、今度は山の番。同じ町内には、ユネスコ世界文化遺産に登録されている「那智の滝」があり、高さ130m以上から水が流下する様子は迫力満点。水は生命の母とされ、延命長寿のご利益があるとされています。

まぐろ・世界遺産・自然が魅力の勝浦

写真:浅井 みら野

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取り扱うまぐろは、冷凍せず、伝統的なはえ縄業で釣れたもののみ。厳しい条件のもとでこそ、勝浦のまぐろは質が保たれています。ツアー中、言葉の端々で感じるのは勝浦の魅力だけでなく、漁業に携わるものとしての自負です。

一年を通じてまぐろの競りが行われる「勝浦市場」。熱気が落ち着いた午後に港町を歩けば、既に次回の漁に向けての準備が始まっています。

生まぐろ市場競りガイドツアーの基本情報

住所:和歌山県那智勝浦町築地7-8-12(勝浦市場)
電話番号:0735-52-5311 (那智勝浦町観光案内所)
予約方法:那智勝浦観光サイトより申込書をメール・FAXで送信。詳細は関連MEMOよりご確認ください。
実施日:通年(毎週火曜と休市日を除く)
所要時間:約1時間〜1時間半

2023年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2022/12/07 訪問

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