写真:万葉 りえ
地図を見る見上げる高さに、左右対称の見事な均衡(きんこう)。そして外壁を飾るのは、寸分の隙間をも埋め尽くす数えきれないほどの彫刻。
歴代フランス王の戴冠式が行われる場所として13世紀に建てられた、ランスのノートルダム大聖堂。496年にカトリックに改宗したフランク王国初代国王のクローヴィスが洗礼を受けた所として、ここはフランス王にとってかなり特別な場所。英仏百年戦争の時代には、ジャンヌダルクがフランス軍を率い、シャルル7世に戴冠式を行わせた舞台にもなっています。
迫力ある外観に、壮麗な内部。大聖堂をはじめとしてじっくりと見ておきたいこの街の滞在にお勧めするのが「メルキュール ランス サントル カテドラル」です。
写真:万葉 りえ
地図を見る現在は日本にもメルキュールの名がついたホテルがあるので、「聞いたことがあるような?」という方もいらっしゃるでしょう。メルキュールはフランスのホテルチェーンの一つ。フランスでは様々な都市でメルキュールの名がついたホテルを見かけるはずです。
写真:万葉 りえ
地図を見るTGVのランスの駅からだとホテルまで1.4q。写真の展示貿易センターなどがある街の中心部に近い場所に建つホテルです。
そしてホテルからなら、少し北側にある、リベルジエ通り、またはアンクマール通りをまっすぐ東方向へ進めば、歩いて15分もかからないくらいで大聖堂に到着できます。
写真:万葉 りえ
地図を見るこのランスのメルキュールホテルは高速道路のインターからも近く、地下駐車場もあります。ですから車でも利用しやすいホテルと言えるでしょう。
こちらが客室の様子で、このように落ち着いた色づかいがされたシンプルな造り。ゆったりしたソファはありませんが、かわりに枕やクッションとして使えるものが大きさを変えて3種類用意されています。
写真:万葉 りえ
地図を見るまた、カジュアルなホテルだと、備品が少なくなっている場合があります。しかしこちらのホテルでは、飲み物を冷やしたりお土産に冷蔵品を買っておきたいという場合も心配いらず。冷蔵庫の上のポットのそばにはスティックタイプのコーヒーなども置かれています。
写真:万葉 りえ
地図を見る水回りもシンプルな造りですが、ちょっと注目してほしいのがアメニティに置かれた製品のブランドです。それが、東京の百貨店に直売店もある、フランスのナチュラルコスメブランド「NUXE(ニュクス)」。
海外のホテルのものは日本人の肌に合わないという話を聞く方も多いでしょう。香りの好き嫌いもありますが、このブランドを使ったことがあって荷物を増やしたくない方には助かる選択です。
写真:万葉 りえ
地図を見るそしてこちらのホテルでは、伝統的なフランス料理も味わえるのも魅力。レストランでは運河を眺めながら食事ができます。
フランス語でシャンパンは「Champagne」といい、このシャンパーニュの地方名と同じです。ですから食事に合わせるのも、お薦めはやはりシャンパン。レストランの横にあるバーでも、豊富な種類からシャンパンを選択できるようになっています。
写真:万葉 りえ
地図を見るそんなシャンパンを生み出すのがメゾンと呼ばれるワイン製造者です。メゾンとは家や建物を意味する言葉ですが、有名な会社から家族経営の小さなものまで様々な規模のメゾンがあります。
シャンパーニュ地方にもかなりの数のメゾンが点在しますが、シャンパーニュ地方でつくられた発泡性ワイン「スパークリングワイン」なら「シャンパン」という名が付く…というわけではありません。定められた品種のブドウを使うだけでなく、沈殿した酵母(おり)を除くために手間とコストがかかる作業を行うなど、厳しく定められた製法で作られた物のみがシャンパンという名を授けられ世界へと出ていくのです。
フロントの横に並ぶのも、ご覧のようにたくさんのシャンパン。お土産用に1本いかがですか。
シャンパンメゾンはランスの街中にも点在しています。同じメゾンの見学ツアーでもいくつかコース設定がある場合は、金額により見学場所や試飲できるシャンパンが変わります。ホテルの予約と一緒にメゾンの見学予約(WEB)を入れておくのが良いでしょう。
なお「シャンパーニュの丘陵、及び、メゾンとカーブ(地下貯蔵庫)」も世界遺産になっています。このホテルをベースに世界遺産の大聖堂やメゾンを楽しんでください。
2023年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/11更新)
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