生ウニに巨大アワビ!北海道奥尻島、絶品海の幸と美しい風景

生ウニに巨大アワビ!北海道奥尻島、絶品海の幸と美しい風景

更新日:2014/07/01 14:36

月宮 うさのプロフィール写真 月宮 うさ ブロガー
北海道の日本海側に浮かぶ「奥尻島」。1993年の北海道南西沖地震の震災から復興したこの島には、四季を通して旅人を魅了する多くの風景・グルメが待っています!特に夏は島の名産ウニの美味しい季節♪大自然と新鮮な海の幸、そして復興した町並みを眺めながら島を巡ってみませんか?奥尻島のオススメ観光スポット&島のご馳走をご紹介いたします。
かわいいゆるキャラの「うにまる」君にも会えますよ!

旅のはじまりは、奥尻港フェリーターミナルで「うにまる」に会おう!

旅のはじまりは、奥尻港フェリーターミナルで「うにまる」に会おう!

写真:月宮 うさ

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奥尻島のかわいいゆるキャラ「うにまる」君。名前通りその姿は、ウニにちなんでキタムラサキウニをモチーフにしています。
主なお仕事は、奥尻港フェリーターミナルでのお出迎えとお見送り。もちろん一緒に記念写真を撮ることも可能!ステキな旅の思い出になりますよ♪
奥尻島観光のスタートは、うにまる君との出会いからはじめましょう!

うにまる君のプロフィールもご紹介。
1989年奥尻島の海岸生まれ(登場は2001年)。温厚(とげとげしくない)・ひとめこき(北海道の方言で人見知り)・波まかせな性格で、大きさは180cm・60kg。特技は「奥尻しりふり音頭」!観光PRのお手伝いも頑張っています。
※「奥尻しりふり音頭」は、記事一番下のMEMOリンクを参照に踊ってみてください!

観光にでかけましょう!うにまるモニュメントは夜もオススメ!

観光にでかけましょう!うにまるモニュメントは夜もオススメ!

写真:月宮 うさ

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「うにまる公園」にある、キタムラサキウニをモチーフにした「うにまるモニュメント」。高さ13mのステンレス製で、120本のトゲが特徴です。
昼はモニュメント越しに北海道本島を見渡せ、夜はトゲの1つ1つが光り輝く美しい姿に出会えます。海上で輝くイカ釣り漁船の漁火を見ることもできますよ!
昼・夜で全く異なる雰囲気を楽しめるので、奥尻島に宿泊の皆様は是非2回足を運んでみてくださいね!

また、公園内には21世紀へのメッセージを保管した「タイムカプセル・うにまる」もあります。「カプセルアイランドおくしり島」と書かれたプレートに描かれた立体的なうにまる君は、かわいらしく必見です!

奥尻島のシンボル「なべつる岩(鍋釣岩)」

奥尻島のシンボル「なべつる岩(鍋釣岩)」

写真:月宮 うさ

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奇石「なべつる岩(鍋釣岩)」は、観光パンフレットにも登場することの多い、奥尻島のシンボル的存在。高さ19.5mで、鍋のつるのように中心部分が空洞になっているのが特徴です。この岩は自然に形成されたもので、1つの大きな安山岩が、長い年月をかけ侵食されて今の形になりました。
岩の右手側頭上に育つ木はもう1つの特徴。この植物は「ヒロハノヘビノボラズ」で、枝葉に鋭いトゲを持ち、ヘビも登らないことからその名が付きました。夏には赤い実をつけ、とてもかわいいですよ♪
また、夜はライトアップされ、暗い海に浮かぶ岩が幻想的に見えます。

夏の奥尻島、一番のごちそう「生ウニ」を食べよう!

夏の奥尻島、一番のごちそう「生ウニ」を食べよう!

写真:月宮 うさ

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夏に奥尻島に観光に来たならば、絶対に食べていただきたい島のごちそうがあります。それは「生ウニ」。ウニは5月〜8月中旬と漁期が決められており、1年の中で新鮮な生ウニをいただける時期はほんのわずかです。天然ものに限っては7月中旬〜8月中旬のわずか1ヶ月間だけ。(5月〜7月上旬は奥尻島産・養殖ものです)
殻から取り出したばかりの天然ウニは香りと甘さが違います!夏に北海道旅行を計画の皆様は、奥尻島へ足を運び、この味を体感してみませんか?

奥尻島で獲れるのは、うにまる君のモデルにもなっている「キタムラサキウニ」。長いトゲが特徴です。近海に広がる天然の海藻で育ったウニは、さっぱりとした甘さが特徴。いくつでもお腹に入ってしまう美味しさです♪
島の漁師さんが真心込めて育てた養殖ものも、天然ものに負けない美味しさですよ!

奥尻島はアワビの名産地!

奥尻島はアワビの名産地!

写真:月宮 うさ

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奥尻島のご馳走をもう1つご紹介。それはアワビ♪
島で養殖されているため、1年を通して食べることができます。生きたまま焼いて食べる「アワビの地獄焼き」は、産地ならではの美味しい食べ方。もちろんお刺身も磯の香りとコリコリした食感が最高です!食堂や旅館でいただけるのはもちろんですが、奥尻島にはびっくりする食べ方もあるのでご紹介しましょう。

それは「アワビ狩り」。
漁師さんの船に乗って養殖場へ向かい、生簀から好きなアワビを狩ります。大きさは全て7cm以上の大きいサイズのみ!特大サイズに出会っても追加料金もありません。自分だけのアワビを見つけ、その場で殻を外して豪快に食べましょう!これ以上美味しい食べ方はありませんよ!!
体験費用は一人アワビ2個で3000円。産地ならではのお手頃価格が嬉しいです♪
道具は借りることができますが、タオルだけは持参してくださいね!
アワビ狩りは、4月下旬〜10月末まで楽しむことができます。(前日までに要予約)

北海道南西沖地震から復興した町を見よう!

最後に、奥尻島観光に忘れてはいけない場所があります。それは1993年7月12日22時17分に発生した北海道南西沖地震の震災からの復興の軌跡。車窓から見える風景からもそれを感じることができることでしょう。慰霊碑「時空翔」と震災を後世に伝える施設「奥尻島津波館」にも是非お立ち寄りください。

奥尻島までのアクセスは、函館空港から飛行機、もしくは対岸の江差(えさし)町・せたな町からフェリーに乗って向かいます。
飛行機は1日1便、所要時間は約30分。フェリーは江差-奥尻間が1日2便(冬季1便)で2時間10分、せたな-奥尻間は1日一便で1時間40分の船旅になります。
アクセスは便利…とは、決して言えないのですが、島にはたくさんの魅力があります!特に夏はウニも美味しい観光にオススメの季節。奥尻島へ旅に行きましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。

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