奈良・般若寺の初夏の風物詩!アジサイガラスボールが美しい

奈良・般若寺の初夏の風物詩!アジサイガラスボールが美しい

更新日:2024/05/13 12:15

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
奈良県奈良市にある般若寺(はんにゃじ)は、飛鳥時代に創建された古刹で、関西花の寺二十五霊場の17番札所に名を連ねる「花の寺」でもあります。とくに、2021年(令和3年)から始まったガラスボールにアジサイを入れた花手水はSNSで注目を集め、6月に参拝者が急増する人気スポットとなりました。秋の「コスモス寺」として知られる般若寺で、初夏コスモスとアジサイガラスボールの競演を楽しんでみませんか?

「コスモス寺」と呼ばれる般若寺では1000株のアジサイも

「コスモス寺」と呼ばれる般若寺では1000株のアジサイも

写真:モノホシ ダン

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般若寺は、境内に約15万本30種類のコスモスが咲くことから「コスモス寺」として知られ、秋には多くの参拝者で賑わいます。

また、梅雨の時期から初夏にかけては約1000株のアジサイが境内を彩ります。

写真は、江戸時代の1667年(寛文7年)に再建された本堂(県指定文化財)。中には御本尊の文殊菩薩騎獅像(重文)が安置されています。

「コスモス寺」と呼ばれる般若寺では1000株のアジサイも

写真:モノホシ ダン

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般若寺の般若寺のシンボルと言えるのが、高さ14.2mの十三重石宝塔(重文)です。鎌倉時代、南都焼討後の東大寺復興のため来日した宋人の石工・ 伊行末 (いぎょうまつ)、嫡男の行吉(ゆきよし)らの手によって1253年(建長5年)頃に再建されました。

般若寺といえば、この塔と季節の花との構図があまりにも有名です。

「コスモス寺」と呼ばれる般若寺では1000株のアジサイも

写真:モノホシ ダン

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般若寺にある唯一の国宝が、鎌倉時代に建立された楼門です。和洋に大仏様の意匠が取り入れられ、屋根のそりは美しく軽快です。楼門遺構としては、日本最古のものです。

般若寺の新しい名物「アジサイガラスボール」とは

般若寺の新しい名物「アジサイガラスボール」とは

写真:モノホシ ダン

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般若寺では、初夏に約1000株39種類のアジサイが咲き誇ります。般若寺の新しい名物となった「アジサイガラスボール」は、副住職さんが考案したもので、紫陽花が咲いてくると展示が始まります。

紫陽花は、すべて境内で咲いたものを使い、ピークを過ぎた花や折れてしまった花を摘んで水に浮かべ、再度、綺麗に咲かせています。

般若寺の新しい名物「アジサイガラスボール」とは

写真:モノホシ ダン

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アジサイガラスボールの大きさは、直径15cmほど。ボールの数は約150個で、涼しげな彩りで参拝者の目を楽しませてくれます。

ただ、ガラスボールや鉢の水は直射日光ですぐに温まり、花が痛んでしまうので、多い時には1日に4回も水を替える必要があります。そのため撮影には、水を替えたばかりの午前中の時間帯がおすすめです。

般若寺の新しい名物「アジサイガラスボール」とは

写真:モノホシ ダン

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アジサイガラスボールは、境内の至る所に置かれています。写真は、「珠玉(しゅぎょく)の道」。

境内の東側にある木々による緑のトンネルを舞台に、小道の両側に紫陽花の花が入ったガラスボールを並べ道を彩ったものです。

新たなフォトスポット!「アジサイ小道」

新たなフォトスポット!「アジサイ小道」

写真:モノホシ ダン

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さらに、2023年(令和5年)に新登場したのが、「アジサイ小道」です。本堂の東側に設けられたフォトスポットで、「珠玉の道」とともに参拝者の人気を集めています。

新たなフォトスポット!「アジサイ小道」

写真:モノホシ ダン

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まるで石風呂を思わせる「手水石船」は、1667年(寛文7年)に再興された現在の本堂に寄進されました。花崗岩製で、縁にはいくつもの窪みが見られます。

紫陽花やコスモスの開花期には、それぞれの花を浮かべた花手水となっていて、アジサイガラスボールとともに見どころの一つです。

新たなフォトスポット!「アジサイ小道」

写真:モノホシ ダン

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さらに、紫陽花とコスモスの花手水を真上から覗いて見てみましょう。まるで絵葉書のような、光を受けてキラキラと輝くフォトジェニックな写真を撮ることができます。

「西国三十三所観音石仏」と紫陽花のコラボも見逃せない

「西国三十三所観音石仏」と紫陽花のコラボも見逃せない

写真:モノホシ ダン

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本堂を囲む西国三十三所観音石仏は、江戸時代の元禄年間のもので、西国三十三所巡礼の御本尊を石仏にしたものです。

四季の花では、紫陽花のほかにコスモスとの組み合わせも人気のスポットです。近年では、そのコスモスを参拝者が、初夏にも楽しめるように3ヶ月ほど早く植えて、毎年6月には約5万本8種類のコスモスが境内を彩ります。

「西国三十三所観音石仏」と紫陽花のコラボも見逃せない

写真:モノホシ ダン

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観音石仏は、いずれも穏やかな表情をされていて、とくに頰杖をついて思惟に耽る如意輪観音像は人気があります。

「西国三十三所観音石仏」と紫陽花のコラボも見逃せない

写真:モノホシ ダン

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また紫陽花の時期には、ふわふわとした不思議な花が咲くスモークツリーも見かけます。またの名をハグマノキ(白熊の木)ともいい、花の寺の隠れた見どころになっています。

期間限定の「アジサイガラスボール」の御朱印も

期間限定の「アジサイガラスボール」の御朱印も

写真:モノホシ ダン

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御朱印では、アジサイガラスボールをモチーフにした期間限定の御朱印(1部600円)がおすすめです。参拝の記念に授かってみてはいかがでしょうか。

般若寺の基本情報

住所:奈良県奈良市般若寺町221
電話番号:0742-22-6287
通常期拝観料:大人500円、中・高生200円、小学生100円
花期(アジサイ、コスモス/6月1日〜6月30日、10月1日〜11月10日)特別拝観料:大人700円、中・高生300円、小学生200円
拝観時間:9:00〜17:00(最終受付16:30)
短縮拝観時間(1月・2月・7月・8月・12月):9:00〜16:00
アクセス:JR・近鉄「奈良駅」から青山住宅行きバス「般若寺」バス停下車、徒歩約3分
車利用の場合は、般若寺有料駐車場(1時間500円)利用

2024年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2022/06/13−2023/06/05 訪問

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