蘇った熱海のシンボル「ホテルニューアカオ」でレトロ映えな休日

蘇った熱海のシンボル「ホテルニューアカオ」でレトロ映えな休日

更新日:2023/07/26 16:50

野水 綾乃のプロフィール写真 野水 綾乃 温泉旅ライター、ひとり湯治愛好家、栃木のいいとこ案内人
時計の針が止まりかけたホテルの歴史が2023年7月、再び動き始めました。熱海の象徴的な存在であった「ホテルニューアカオ」。2021年に一度営業を終了しましたが、このたび復活を遂げました。1973年の開業時から変わらない昭和クラシカルな館内は、かつて訪れた人には懐かしく、初めての人には新鮮に映るはず。そんなレトロ映えする館内の見どころや、3種の自家源泉を使った温泉などを詳しくご紹介します。


海と空の青に映える白亜のリゾート

海と空の青に映える白亜のリゾート

写真:野水 綾乃

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熱海駅から送迎バスで約10分。ビーチ沿いのホテル群を過ぎ、石造りの古いトンネルを抜けると、海と空を眺める高台に白亜のリゾートホテルが建っています。ここが「ホテルニューアカオ」の旧本館、オーシャン・ウイング。約1年半の休業期間を経て、2023年7月に新たに開業しました。

海と空の青に映える白亜のリゾート

写真:野水 綾乃

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1973年に建てられたそのままの建物を使用するオーシャン・ウイングは、昭和のモダン建築を思わせる造りで、海に浮かぶ巨大な船のようにも見えます。クラシカルなカタカナのロゴも健在。

海と空の青に映える白亜のリゾート

写真:野水 綾乃

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ホテルがあるのは熱海の景勝地のひとつ、錦ヶ浦。断崖絶壁が続く錦ヶ浦の海に迫り出すような形で建っています。オーシャン・ウイングとホライゾン・ウイングの2つの宿泊棟や連絡通路からは、こんな迫力ある景色が眺められます。

昭和ゴージャスな館内をめぐる

昭和ゴージャスな館内をめぐる

写真:野水 綾乃

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ホテルニューアカオに滞在したら、華やかなりし昭和の面影が色濃く残る館内をぜひ歩いてみましょう。

まずはオーシャン・ウイングのフロントから続くロビーへ。大きなシャンデリアがいくつも吊るされた煌びやかな空間はそれだけで気分が高揚します。窓の外を眺めれば熱海の温泉街と海の絶景が。

昭和ゴージャスな館内をめぐる

写真:野水 綾乃

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ホテルニューアカオといえば、ダンスホール「サロン・ド・錦鱗」も有名。三方に広がる窓から見渡すパノラマの海には、思わず感嘆の声を漏らしてしまいます。ピカピカに磨かれた床からは、この空間を愛したダンサーたちの姿が目に浮かぶよう。現在は宴会場や会議室として使われています。

昭和ゴージャスな館内をめぐる

写真:野水 綾乃

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17階のロビーから15階の「サロン・ド・錦鱗」につながるらせん階段の踊り場にはこんな鏡が。壁にぽっかりと開いた穴のようにも見え、別の世界へ吸い込まれそう。

メインダイニングで料理と空間に酔いしれる

メインダイニングで料理と空間に酔いしれる

写真:野水 綾乃

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そんな昭和ゴージャスな館内の極め付きが「メインダイニング錦」。過去へと時間を引き戻すタイムトンネルのようなアプローチを進んだ先にあります。壁には前身の「赤尾旅館」からの歴史的な写真が飾られています。

メインダイニングで料理と空間に酔いしれる

写真:野水 綾乃

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そして辿り着いた「メインダイニング錦」は、巨大な劇場に迷い込んだみたい。扇状に広がる約500席の圧巻の空間と、重厚でクラシカルな雰囲気にため息が漏れてしまいます。壁一面のガラス窓からは、相模灘と錦ヶ浦の荒々しい岩肌が間近に眺められます。

メインダイニングで料理と空間に酔いしれる

写真:野水 綾乃

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この空間で味わう料理は、伊豆の海山の幸を活かしたバイキングディナー。写真は脂ののったびんちょう鮪とカツオの刺身。ステーキや三島西麓野菜の天ぷらはライブキッチンで作りたてを提供。イワシの黒はんぺんを含めた名物の静岡おでんや富士宮焼きそばなどの静岡グルメも並びます。

このほか、ホライゾン・ウイング棟には本格フレンチコースがいただけるレストラン「ボヌール」や、伊豆の鮮魚や地魚を使った日本料理「舞扇」があり、プランで料理を選べます。

全室オーシャンビュー!2つの宿泊棟のどっちに泊まる?

全室オーシャンビュー!2つの宿泊棟のどっちに泊まる?

写真:野水 綾乃

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ホテルニューアカオの客室は全部で350室。そのすべてがオーシャンビューです。波打ち際のオーシャン・ウイングと、崖の上に建つホライゾン・ウイングの2つの宿泊棟があり、少し趣が異なっています。

まずは2023年7月の開業に合わせて改装されたオーシャン・ウイングのスーペリアツイン。ブルーのアクセントウォールが明るい印象の部屋です。

全室オーシャンビュー!2つの宿泊棟のどっちに泊まる?

写真:野水 綾乃

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こちらは2021年に改装されたホライゾン・ウイングのデラックスツイン。クジラをモチーフにしたアートがモダンな印象で、窓の半分以上を埋め尽くす海景色も圧巻です。

全室オーシャンビュー!2つの宿泊棟のどっちに泊まる?

写真:野水 綾乃

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こちらは特別な日に利用したいオーシャン・ウイングにある203平方mのインペリアルスイートルーム。開業当時から受け継ぐ格調高い調度品と、新たに飾られたアートが融合する客室です。メゾネット式の2階には和室と茶室があり、最大6名まで宿泊できます。

ほかにも訪れる人数によってさまざまなタイプの客室が用意されています。

異なる自家源泉を注ぐお風呂をとことん楽しむ

異なる自家源泉を注ぐお風呂をとことん楽しむ

写真:野水 綾乃

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忘れてならないのが温泉です。ホテルニューアカオにはオーシャン・ウイング、ホライゾン・ウイングに1か所ずつ、さらに2つの棟の中間に1か所、合わせて3か所の大浴場があり、どの宿泊棟に泊まってもすべてに浸かることができます。しかも3種の異なる自家源泉をそれぞれ別の浴場に注いでいますので、温泉好きならば入り比べてみたくなっちゃいます。

まず明るい時間に浸かりたいのが、2つの宿泊棟の中間にある「スパリウムニシキ」。海と一体化したようなインフィニティ露天風呂が絶景です。

異なる自家源泉を注ぐお風呂をとことん楽しむ

写真:野水 綾乃

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スパリウムニシキは、午前と午後で2つの浴場が男女入れ替えになります。段々畑のように3つの湯船が段違いに並ぶもう一方の露天風呂は、正面の海から昇る朝日を一望できます。

異なる自家源泉を注ぐお風呂をとことん楽しむ

写真:野水 綾乃

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オーシャン・ウイング1階の「露天風呂 波音」は海までわずか5メートルの位置にある露天風呂。目隠しのよしずで景色はあまり望めませんが、押し寄せる潮の音を聞きながらの湯浴みが格別です。

このほか、ホライゾン・ウイングにも「大浴場 彩海」があります。すべて異なる自家源泉を使用していますが、泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物温泉。海のそばの温泉らしく、塩分をたくさん含んでいて、浸かるほどに肌に塩の膜ができる感覚があります。この塩が汗の蒸発を防いで湯冷めしにくくなるので、熱の湯とも呼ばれています。

「ホテルニューアカオ」はアクティビティも充実

ホテルニューアカオのクラシカルな館内の雰囲気、少しでも伝わりましたでしょうか。

ホテルニューアカオには、このほかにも熱帯魚も見られる天然の海水プール「オーシャンプール」(夏季限定)や、錦ヶ浦をSUPやカヤックで満喫するツアーなどアクティビティも充実しています。ぜひ自分好みの滞在中の過ごし方を見つけてみてくださいね。

2023年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2023/07/12−2023/07/13 訪問

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