平家一族と密接な関係を持つ六波羅蜜寺。
951年、醍醐天皇の第2皇子である空也上人によって建てられました。
空也はご本尊の十一面観音菩薩を車に積んで街をまわり
疫病で苦しんでいる人々に昆布と梅を入れたお茶を配って助けました。
京都では今でもお正月に昆布と梅の入った「大福茶」を飲む風習があるそうです。
どちらも教科書で見たことあるある!な有名な仏像ですね。
清盛像は、まだやり残したことがあると言わんばかりの鋭い眼力が印象的でした。
大河ドラマで清盛役を演じている松山ケンイチさんもここを訪れたことがあるそうですよ。
空也像は、何じゃコリャ?と最初は誰もが思うはず(笑)
口からぴろろ〜んと出ている6体の仏様はそれぞれ
「南無阿弥陀仏」を表していて、運慶の4男の康勝の作だそうです。
清盛は養和元年(1181年)2月4日に熱病で亡くなりました。64歳でした。
体は燃えるように熱く、水をかけてもすぐに蒸発して炎となって煙をあげたとか。
南都焼討で大仏を焼いた罰、タタリだという人もいたそうです。
頼朝の首を墓前に供えることが俺への1番の供養だと遺言を残した話も有名ですね。
本堂の横にひっそりと供養塔が立っていますが、これはお墓ではありません。
清盛のお墓は、実はちゃんとわかってないのです。。。
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(2025/2/11更新)
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